遥かなる記憶の彼方に・・

・・・様。
ふと、何かに呼ばれたような気がした。
「??」
きょろきょろ。
辺りを見回しても、当然誰もいない。
「??変なの?」
昔から、ときどき声が聞こえる。
それは、物心ついたときから。
「ミリー、ミリー、何処にいるの?」
母親が呼んでいる。
「あ、お母様、今いきます!!」
金の髪を。ふわりとなびかせて。
少女は、母親が呼んでいるので、子供部屋を後にした。


「お母様、なぁに?」
きょとんとしている七歳程度の女の子。
金の髪を長く伸ばして。
母親に横をみつあみにしてもらい、後ろで束ね、ストレートに落としている。
ふわふわの髪質なのか、動くたびに揺れて光に反射して、きらきらと煌く。
「あらあら、まだ用意してなかったの?」
「おやおや、ミリー、今日はお出かけするって、いってたよね?」
くすくすと笑う両親。
はっ!
 はじかれたように気がつく少女。
「あ!!忘れてた!!まって!!すぐに用意するから!」
ぱたぱたぱた!!
あわてて、部屋に戻ってゆく。
「くすくす。健やかに大きくなってくれて。」
くすくすと笑う母親。
「そうだね。マリア。」
つい、先日のように思い出される。
あの子が、初めて自分達の前に現れたのは。
記録にのこる流れ星の多い日。
別に流星郡とかでもないのに、あれほど流れるのは、記録にもないらしい。
それほどまでに、神秘的な夜だったのだ。
「あの子は、流れ星からの授かり物。宇宙が、私達の願いをかなえてくれたの。」
「そうかもしれないね。」
門の前にバスケットの中に入れられて。
捨て子だった、あの子。
親を捜しても、該当者なし。
それゆえに、自分達が、里親として、引き取り、養女にしたあの日。
「あの子が、初めてしゃべったときが思い出されるわ・・。」
― ははちゃま。ととちゃま。
初めてしゃべったのは、自分達を呼ぶ声だった。
「本当に・・天が私達に授けてくれたに違いないね。」
初めて出会う人々などは。
本当の親子だと、疑いもしない。
髪の色も同じであれば、瞳の色も母親と同じ。
しかも、どことなく、二人の雰囲気にも少女は似ているのである。
「そうね。あの子は、私達の本当の子供よ。リュク。」
「そうだね。マリア。」
にっこりと。
部屋にあわてて戻ってゆく、愛しい我が子をみつつ。
両親は微笑んでいた。


「いっけない!どうして、わすれてたんだろ?」
あんなに楽しみにしていたのに。
今日は、父と母と一緒に。
この星の最上層部の人達のパーティがあるとかで。
この、ノクターン家も、招かれているのである。
「何でも、銀河連盟のお偉いさん達もくるとかっていってたし・・。」
少女は、この日のために、自分で作った。
結構、こういうのが好きなのである。
何となく、布をみて、はさみや針を動かすだけなのに。
どこか、簡単だし。
使わなくてもできるし。
という思いもしなくはないが。
とにかく、この日のために。
自分で仕立てたドレスを身にまとう。
市販の品では、気に入るのがなかったのと。
かといって、それだけのために、デザイナーを使うのも悪い気がしたから。
この家には、お抱えの専属デザイナーやコーディネイターといった人達も住んでいたりする。
「うん!よし!!完璧!」
鏡をみて、最終チェック。
「・・あ、これも身に着けて・・と。」
物心ついたときに。
母親から貰ったネックレス。
なぜか、このネックレスは、自分の望むままの大きさに変化するので。
子供でも、首飾りにするには、困らない。
何でも、自分が赤ん坊のとき、唯一。
これをもって、この家の門の前にバスケットの中にいた。
と、以前、両親が、真実を話してくれた。
だからといって、
別に本当の両親を捜したい。
とか微塵も思わないし。
何より、自分には両親・・というのもが存在するのだろうか?
とありえるはずのない疑問が心の中にあったりもする。
何か、いないのが当然のような気がするのは。
きっと、今の両親が自分にとって、本当の両親であるからに他ならない。
少女はそう思っている。
「でも、これ身に着けてたら・・何か安心するのよね。」
でも、何かが足りない。
というような気もしなくもないが。
・・・このネックレス。
何かが欠けている。
漠然と感じるが、それが何か、当然少女には分かるはずもない。
「あ!お母様達を待たせちゃ駄目なんだった!」
かたん!
あわてて、櫛を置いて。
ぱたん!!
あわてたように、部屋を出てゆく。

近道しちゃえ♡
ぱっ。
手すりに手をかけて、飛び越える。
「えーいvv」
ふわっ。
四階から一気に階段を使わずに、身を躍らす。
なぜか、物心ついたときから。
こういう不思議な力が使えていた。
さして気にもしないし。
この星にも、こういう、いわゆる超能力とか呼ばれている力は、
結構持っている人もいるのを知っているので少女は何とも思ってない。
普通なら、すぐに四階から転落するのが普通だが。
少女は、ふわふわとまるで風になびくかのように、ストン。
と、両親のまつ一階のロビーに、舞い降りてゆく。
「お母様、お父様、おまたせ!!」
まばゆくにっこりと笑う少女。
その笑みがとても愛らしい。
「ミリー、何度もいっているでしょう?そういう降り方は駄目だって。」
いいつつも、母親であるマリアの目は笑っている。
「はぁい。」
ぺろりと舌を出す。
「そうそう、万が一、力が削げて落下でもしたらどうする?」
自分達は、さすがに、空に浮いたりするような力はないものの。
多少なりとも、精霊の声を聞ける力を持っているので、さほど驚いてもいない父親。
万が一。ということもある。
実際に、よく知り合いから、空に浮かぶことができるから。
といって、空に浮かんで仕事をしてて、ふいにコントロールを失って落下した人物がある。
というような話しはよく聞くことである。
中には、自らの持っている力を逆流させてしまう存在もいるとか。
「大丈夫よ!」
言い切る娘に。
「どこをどうしたら、そういう確信がもてるのかね?」
いいつつ、父親は薄く笑った。
でも・・・・。
どう考えても、こんなこと、簡単だし・・・。
無意識でもできるんだけどな??
ミリーは首をかしげつつも。
「はぁい、気をつけます。」
しゅた!
と、元気よく手を掲げてゆく。
くすくすくす。さ、出発するわよ。運転手が待ちわびてるわ。」
「そうそう、一応、公式行事の参加だからな。」
くすくす笑い、父親が娘を促し。
母親が娘の頭をかるくなでる。
「うん!!」
少女はとても楽しみにしていた。
というのも、今から、父親たちが向かうのは。
この国の中枢や、この星が属している銀河連邦の確か、お偉いさんも数名くるとか。
今日は、星大使館で、パーティーが模様されるのである。


「どんな人達なんだろ?」
わくわくvv
学校でしか知らない人々。
この星というか、殆どの人々や存在は。
銀河連邦の何ならかの機関に就職できるのを夢にみている。
学校で教わった知識によれば。
何でも、伝説の中にいる魔王や神。
といった人々が、その機関の上層部にいるらしい。
というのは、一般てきな伝説である。
ミリーの親友である、ルビーは。
ここの、星の最高機関総合長の娘でもあるから、ミリーも一応、それなりに状況とかは聞いて知っている。
一応、ミリーは、この星自体が運営している総合学校に通っている。
そこは、能力のある存在や、それなりの地位の子供達のために。
または、一般の人々でも、入ることはできるのだが。
銀河連邦が後ろ盾ともなり、運営している公立学校である。
銀河連邦。
その成り立ちは、嘘かまことか。
宇宙にはびこる、戦いをなくすために、設立されたとか。
何が悪で、何が正義か。
すくなくとも、他星の侵略などは、いっさい認めていない。
そういう輩などを取り締まり、なおかつ。
宇宙隅々の安全を守っている機関である。
中には、警察、警備隊、などと、そういった部署も存在するが。
まず、この連邦に、入っていない銀河など。
ほとんど皆無であり、また、連邦に所属していない銀河の平和を維持するのも、勤めとなっている。
その中で。
今日は、何と、父親と母親の話では。
この辺りの銀河を取りまとめている第784部署から。
そこの所長と、そして、あろうことか、本部のお偉いさんもくる。
と、ミリーは聞いていた。
それゆえに、すこし興味があったのである。
別に異星人だからというわけでなく。
それをいうなれば、この星にも、人でない容姿をしている存在など多々といる。
ただ。
興味があっただけ。
それと、少し聞いて見たいことがあったのだ。


ざわざわざわ・・。
両親と共に車にのり、空を飛び、大使館にと入ってゆく。
さすがに、警備などがものものしいし。
見れば、精神生命身体なども、警備に隠れてあたっていたりする。
この宇宙には、エネルギーだけや、精神だけの生命も当然ながらいたりする。
「おや、これは、これは、ノクターン家の。」
三人が部屋に入ってゆくと。
声をかけてきたのは。
「ミリー!!」
ミリーにとっては、聞き覚えのある声。
「あ、ルビー!」
幼少部から同じ学校に通い、ミリーの親友。
この星の、いわゆる、ここは、王政ではないが。
いってみればそんなもの。
最高権力者の、一人娘なのだから。
真紅の髪がたなびく。
彼女もまた、ミリーと同じく、髪を伸ばしているがゆえに。
実は、この髪を二人が伸ばし始めたのも・・・・。
「どっちが早く伸びるか競争!」
という、何とも子供らしい会話から今日まで来ているのであるが。
一旦、伸びてしまうと。
両人とも、長い髪が気に入り、きろうとしない。
それは、それでいいことなのかもしれないが。

父親たちが、何か、難しいことを話すので、
「別のとこにいこ。」
と、ルビーに促され。
ミリーはその場を後にする。
当然両親に断って。
「さすがに、いろいろな人や存在がいるから、聞き取れない言葉も多いわね。」
ルビーが何か話している大人達をみやりながらつぶやく。
ケーキを食べながら。
一応、バイキング形式で、食べ物なども用意してある。
「そう?私・・分かるけど?」
「・・・・ミリーはね・・・・。・・・・で?どうして分かるか聞いてみた?」
「まだ。」
実のところ、ミリーが一緒にくる。
といったのは。
ミリーは、なぜか、勉強もしてないような、言葉ですら、無意識に扱えるという特技を持っていたりする。
果ては、死に掛けた人を完全に治したりと。
一時などは、聖女だ!
と、もてはやされそうになったことも。
これは、両親や周りが、何とか、情報を止めてくれたので。
さほど大騒ぎにはなっていない。
両親は、賢い子だ。
といってにこにこと笑っているけども。
ミリーは、それがなぜだか知りたい。
それに。
自分に分かり、誰にもわからない、というのも、多少気持ちの悪いものがある。
それで、幼稚学部のときの、学友の迷子も、言葉の分からない星でミリーが見つけ出した、という前例をもっていたりするのだから。
気にするな。
というのが無理なのだろうが。
「うーん、やっぱり、支部長に聞くのが一番じゃない?」
「そうなのかな?」
特に、親しいわけでもないが。
こういう場だからこそ、いろいろと、話を聞けるのでは。
というもくろみがあったからこそ。
この場に、母親たちと一緒にやってきたミリー。
「そうよ。ええと・・・・・。あ、あっちよ。」
とりあえず、ルビーに指差され。
その方角をみる。
・・・・なぜだか。
たくさんいる多々といる人々の中で。
誰が、支部長だか、ミリーには一発でわかってしまった。
ただ、漠然と。
「あ、あの人?確か・・・」
ぽつりと。
クウォーツ・・・。
無意識に言葉がでる。
「あれ?ミリー、名前、知ってるの?」
「へ?何が?」
ルビーに指摘されて、はっと我に戻るミリー。
いけない。
あっては。
なぜかそんな予感がする。
「ほら、今、支部長の名前、言ったじゃない。」
??
「私、そんなこといった?」
首をかしげるミリー。
本当に記憶にないのだ。
無意識の傘下であったがゆえに。
「いった!!」
ルビーが言い終わるがいなや。

 ガシャァァァァァァァァァンンンンンンンン!!!!!!!!

どがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんんん!!!!


盛大なまでの、爆発音と。
何かが壊れる音が辺りといわず全体にと響き渡る。

ごうっ。
入り乱れる噴煙。
ふと。
窓の外から、無数の光の玉がこちらに向かってやってきている。
「テロだぁぁぁぁ!!!!」
誰かが叫び。
いきなり騒然となる。
まさか。
こんなに警備が厳重にも関らず、誰かが何かしでかすなどと。
法を快く思わない連中は、やはりいるもので。
よく、ミリーも、どこどこの星で、反対派が行動を起こし、それで、革命未遂などにいたった。
というのをこの、七年でニュースなどでも耳にしていた。
実際に、なぜか、それが起こるときは、予知夢。
のようなものをみるのだから、ミリーとしてはたまったものではない。
さすがに、それは、物心ついて、コントロールが出来る。
というのに気づき、やたらと、見たりはしなくなったものの。

「まずい!!!!魔法爆弾(マジック・ボム)だ!!」
だれかが叫ぶ。
とりあえず、今。
この建物は、中から、外が見えるように、視界をしているのである。
外からはたんなる石つくりの建物にみえなくても。
中からは、外の様子が手に取るように分かる。
ふと。
上を向くと。
空気が震撼するのがわかる。
これは、たしか、学校で習わなかったか?
「・・・次元湾曲(フェイズ・ホール)・・・・。」

ミリーがつぶやくのと、
ルビーが悲鳴を上げるのと。
それが、同時。
空間を捻じ曲げて。
天井から、無数の力ある殺戮攻撃の力を持った弾が。
ひしめき合っている部屋の中に出現していた。


「・・・・・駄目だ!!間に合わない!!!」
誰かの防御が間に合わない。
という言葉を聞いた。

ドガァァァァァァァァァァァァァァァンンンン!!!!!!!!!

まるで、そのまま、時が止まったかのように。
爆音が静かに、こだましていった。




とくん。
・・・・熱い。
胸の辺りが熱い・・・・・・
朦朧とする中で、自分達の頭上に降り注ごうとする無数の弾薬。
・・・どくん。
・・・・・・知れ者が・・。
わからない。
けど・・・。
確かに。
無意識に。
ミリーの意識は、昏睡してゆく・・・・。



意識のないまま、ミリーは一人、パニックと化している会場に佇んでいる。
傍らにいるはずの親友のルビーの声がなぜか遠くに、子守唄に聞こえる。
無意識にミリーは。
胸のペンダントをつかみ。
上に掲げていた。

そして、そのまま、気を失う。


― 見つけた!!!!!姫様!!!
どこか、意識の彼方で懐かしい声を聞いたようなミリーは気がした・・・・。



「・・・・・・馬鹿な!!」
ありえるはずがない。
たしかに。
たしかに。
確かに、不意をつき、あの大使館の天井に攻撃を降り注がせた。
それに伴う、手ごたえもあったし。
爆音も届いた。
・・・・・なのに・・・・なぜ!?
水晶を通じ、自らの部下が今日、大仕事するはずである。
その成り行きを見守っていた彼は。
信じられない情景を目にしていた。
それは、おそらく。
外で警備に当たっていた存在達には気づかれていないであろう。
部屋の中だけで、起りえたことなのだから。



爆音とともに、壁が崩れ落ち、ガラスの破片が、床に降り注ぎ。
招かれている客たちもろともに。
大使館ごと、押しつぶす予定・・だった。



「・・・・・なぜ・・・・・・・。」
ただただ呆然とするしかない、それは。
ふと。
水晶の中に佇んでいる少女を見つけた。
水晶からは見えないが、少女の目が金色に輝いているような気がするのは・・。
きのせいであろうか?
しばしみている間もなく、少女は、煙にまかれ、見えなくなったが。
おそらく、床に気絶したかどうかしたのであろう。
「ちっ・・・・折角の好機が!失敗だ!」
全軍に次ぐ、一時、撤退。
そのまま、追撃をかわし、撤退。
捕虜になるのは、許さん。
死をもって、忠誠を示せ!
攻撃をしかけていた組織の存在達に、伝達が下される。
それは、彼らの脳裏に直接かたられていた。

指令に伴い。
テロリストたちは、一気に撤退してゆく・・・・。


「・・・・いったい?」
まず、呆然としたのは、他ならない、
銀河連邦平和総合機関第784部。支部長、クウォーツ。
一部では、すでに、寿命が、数万年を超えているとかいわれているが。
真意のほどはさだかでない。
何しろ、当人ですら、よく覚えてない。
というのが実情らしいから。
彼は、いわゆる、肉体を持った生命ではない。
人間。と呼ばれる種族でもない。
どちらかといえば、精神生命体に近い種族である。
だからといって、体をもっていないわけでなく。
つまりは、常識が、とことん人とはかけ離れているのである。
「・・・・クウォーツ・・・・今の・・みたか?」
「・・・みました。」
彼の上司にもあたり、本部に所属している兄のことばに、クウォーツはただ、呆然とする。
「・・いったい、何がおこったんだ?」
たしかに。
爆発音が鳴り響き。
防御も間に合わなかった。
たしかに、壁が崩れ落ち、ガラスの破片が降り注ぎ、挙句は、攻撃の砲弾が頭上から確かに、無数に降り注いでいた。

・・・・にも関らず。


気がつくと。
まるで何ごともなかったかのように。
部屋の中は攻撃の後すら、痕跡をあまり残してしなかった。
いや、残っているといえば、多少、ガラスにヒビが入ってはいたが。
それも、事故修復機能で、あっという間に再生される。


まにあわない。
たしかに、そう思い。
人々だけでも、助けようと思った。
移動できる存在はあまり少なくもないが。
何もしないよりはましである。
瞬間移動で、参列人達を助けようとした直後。
・・・信じられないことだが。
攻撃が掻き消えた。
・・・・いや。
そうとしかいいようがなかった。



煙に巻かれて。
誰も気づいてなかったが。
ミリーがペンダントを掲げた直後。
ぴたり。
と、攻撃がその場に停止した。
文字通り、まるで、時間がとまったかのごとくに。
そして、一瞬のうちに、目にも止まらない速さで出現した闇にかき消されるように、全て消え去り。
瞬きよりも、短い一瞬の、虹色の光。
誰もきづいていないであろうが。
すくなくとも、光の速さよりも早い一瞬の光であったから。
その光がのいたあとには。
攻撃がある前までの。
まったく変わらない建物の様子がそこにはあったのである……



                                    -続くー

    


#####################################

  あとがき:
     薫:・・・・・・・・・・・・・・・。
       すみれちゃん・・・・・・・。
       何やってるんですか・・?(汗)
     姫:だって、このとき、私、思いだしてないしvv
     薫:・・・・・記憶けして、力も閉じてたからでしょーに・・・・。
     姫:ついでに、フェアリーも側にいないしvv
     薫:・・・・・・本体は持っているのに・・・・・。
     姫:あら♪たまには、休暇を与えなくちゃvv
     薫:・・・・それで納得するフェアリーだとでも?
     姫:思ってないvv
     薫:・・・・・・・・・・。
       ・・・・・いーです・・・・。もう・・・・・。
     姫:まあまあ、ここで招待ばれるの、かなり後だしvv
     薫:・・・・あの、特殊ルームに入った時点で・・。
        いぶかしむ存在は多々といましたが?
        それが原因で、採用されるようなものですし・・・・。
     姫:で♡何話後になるかしらね♪
     薫:・・・・ぐさぁぁぁ!!
       いじめないでくださいぃぃぃ!!!!
     姫:事実でしょ♪
貴女、今日、せっかくの一週間に一度のお休みなのに、。
       小説打ち込まないで、今日ゲットした。
       『十二国記・風の万里・・』・・の話。
       昼から七時過ぎまで読みふけってたのは、何処の誰?しかも、何度も??
     薫:しくしくしく・・・・・・・。
        今、はまってるんですよぉ・・・・・・。十二国記・・・・・。
        だって、楽しいし(まて!)
        九月からの・・・二部・・・・。
        一階で、衛星放送・・予約しとくかなぁ・・。
        あ、でも、多分、父親が消すだろうしなぁ・・・ううぅん・・・・・・。
        それに、今日は、朝から早起きで、しばらく寝てたし(話転換!)
      姫:・・・・・ルナ(猫)・・必ずいる場所は分かってるんだから。
        そう心配しなくても・・。
      薫:・・チビの例があります!!!!(切実!)
         あの子も・・・家から遊びにでてて・・死んじゃったし・・・・・。
      姫:とゆーか、ルナは、家の周りにしかいないというか。
        いく根性もなく、ただ物置に隠れるだけだから、心配ないんじゃ・・・。
      薫:万が一ということがあります!
        ・・・・モモが呼ばないと、でてこないほどに臆病だし・・・・・。
        とりあえず、朝方、五時、無事、帰宅。
        やれやれ・・・・・・・。
        自分で戻ってくる勇気すらないんですよ・・・。あの子は・・・・。
        ・・・・・呼んだら、ようやく戻ってくる・・・。
        近くまできて、ここにいるから、助けて、助けて。
        というんだから・・・。
        いえ・・・・あいているんだから入ればいいのに・・・・・・。
        ・・・・・何で、そこまで臆病なのに、家からでるんだろ??(汗)
      姫:まあ、それはともかくvv
        早く、私の活躍ねvv
      薫:・・・・活躍って・・・・。
        ミリーが大人(?)になって、本部に就職するときのこと?
      姫:その前に♪社会見学があるでしょう♪
      薫:・・・・・・努力します・・・・(汗)
      姫:何か、いじけ始めているこの人はほっておいて♪
        それでは、また♪
        しばらく、私、覚醒しないからね♪
        この話では♪
        ふふふふふふふふふふふ♪
        じゃあね♪

  フェアリー:よーやくみつけたぁぁぁ!!姫様ぁぁぁぁぁ!!!!
         いきなり気配けして、しかも私の本体と切り離して。
         どこかの抱擁している世界の一つに降臨されているしぃぃ!!!
         私が見回りをしいる間にぃぃぃ!!!!
     姫:まあまあvv気にしないvv気にしないvv
  フェアリー:気にしますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!


   薫:・・・・絶叫あげている、宇宙の石の化身である、精霊フェアリーと、すみれちゃんが話していますので・・・。
     それでは、今回は、このあたりで・・・・・・。
     それでは♪