こんにちわv
ええと・・以前に打ち込んだのは・・・・12月・・あはは(汗)
とりあえず、勝手に押し付け始めている小説だし・・・。
とっとと頑張って終わらすぞ!(こらこらこら!)
というわけで、続きです・・・・。

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            虹雫の涙   第6話     ~薔薇水晶~



「・・・・お食事はお口にあいましたでしょうか?」
ころころと。
笑っているのは。
銀色の髪に青い瞳をしている女性。
彼女こそが、この国。
ミドガルド王国を束ねる女王。
セレーネ=エターニナル。
その本人。
この、ミドガルド王国。
バミューダ海域にと存在は確かにしているものの。
今だに、この科学文明が進んでいる世の中ですら。
星の外からの衛星写真ですらも。
その全容が今だに不明とされている。
いわゆる、七不思議のひとつの国であり。
さまざまな国で、いろいろな伝説と姿や形を変えて、伝わっている王国でもある。
「はあ、まあ、結構なお手前でした・・。」
そういうよりは他にはない。
何しろ、見たこともなく、食べたこともないような。
それでいて、信じがたくおいしい料理の数々を目の前にと並べられては。
ハンカチで、顔をふきつつ、言っている、目暮。
「それで?我々を呼んだ理由とやらを。聞かせてはいただけますかな?」
まず、話を切り出したのは、服部平蔵。
大阪府警本部長でもあり。
そして、日本で西の服部として有名でもある高校生探偵の、服部平次。
その彼の父親でもあるのだが。
「話に聞いたところでは。
  何でも、今日本国内の世間を騒がせている、怪盗キッドからの予告状が入ったと。
  【上】からはお聞きしておりますが?それには間違いはないのですか?」
「ごふふ!」
「ちょっと?何、むせているのよ?快斗?ほらほら、いきなり欲張って口に詰め込んじゃだめでしょ?」
平蔵の言葉に少し離れた場所にと座り。
同じテーブルにて食事をしていた黒羽快斗がむせこむ。
じとぉ・・。
そんな快斗をじと目で見ているコナンと平次。
「まるで新婚さんみたいやねぇ♡」
そんな噴出した快斗の顔を。
フキンでぬぐい綺麗にしている快斗の幼馴染でもあり。
そして、この場に同席している、怪盗キッド専属警部。
中森銀蔵の一人娘。
中森青子の様子をみて、冷やかしているのは、平次の幼馴染の、遠山和葉。
まあ、見た目。
はっきりいって、この青子と、そして。
今だにむせこんでいる快斗を、じと目で見ているコナンの横にと座っている女性。毛利蘭。
この二人が並ぶと、殆ど同じ容姿である。
見る人が見れば、違いは分かるが。
まず知らない人がみれば、そっくりさんか。
もしくは、初対面だとどちらがどちらかわからずに、まず間違える。
まあ、それをいうならば。
快斗と、そして、コナンの真の姿である、高校生の姿の工藤新一の姿が、これまたうり二つというのもあるにはあるのであるが。
『な・・・何をいっている(のよ)(んだよ)!!』
そんなからかう和葉の声に。
青子と快斗。
二人同時に叫んでいたりする。
「まあまあ、若いっていいですわねぇ♡」
にこにこにこ・・。
「・・・・・・セレーネ姉ちゃんはあいかわらずだね・・。」
にこにこといっているセレーネをみて。
ふと、溜息を落としているのは。
姿は、どうみても小学生の、コナン。
この姿では、江戸川コナン。
と名乗っている。
本当の名前は、工藤新一。
隣にいる毛利蘭の幼馴染であり。
世界屈指の推理小説家、工藤優作の一人息子。
ついでにいうならば、服部平次が西の名探偵と呼ばれているのであれば。
新一は、【東の名探偵】と呼ばれていた。
なぜ過去形かというと。
今は、とある薬のせいで、本来ならば、投薬を施した奴等は新一を殺す気だったのだが。
その不完全な薬の副作用で、姿が小学生の姿にまで退行してしまい。
今は、小五郎の声を借りて、事件を解決しているからに他ならない。
つんつんつん。
「あ!これもおいしそう!」
そんな大人たちの会話はまるで関係なく。
初めてみる、目の前の食べ物に。
興味を示しまくっているのは。
コナンのクラスメートでもある、光彦、歩美、元太のこの三人。
もくもくと食事をし続け、それでも、女王の言葉を待っているのは。
赤みがかった茶髪のおかっぱの少女。
彼女の名前は、灰原哀。
こちらもまた。
コナンと同じく例の薬によって、姿が後退している少女でもある。
本来の名前は、宮野志保。
一応、新一、蘭、平次たちと、同い年にあたる。
真っ赤になって。
否定している快斗と青子をみつつ。
くすくすと笑って。
「それは、私から説明しますわ。」
そういって。
女王の隣に座っている黒い髪の女の子が口を開く。
その少女の瞳をみたとき。
大概の人間は。
その瞳にと吸い込まれそうになるほどの、澄んだ青。
その奥底に深い虚無の闇にと輝く金色の光。
少し、人間でいうところの第六感よりも別の、六感、八感が、働く生きている存在ならば。
それが何を意味するか。
漠然とではあるが、恐怖と畏怖を感じるであろうが。
その、澄んだ音色がまた少女の外見にマッチしている。
「確かに。ここは、キッドから予告状を受けました。
   でも…それは、盗みます。という予告ではなく。あくまでもお借りします。といった内容でしたけど。」

― 拝啓。そちらの王国に伝わる、万物の霊薬という、虹雫の涙を頂戴しに上がります。怪盗キッド。 ―


それが、キッドから送られてきたという手紙の全容。
「しかし、その『虹雫の涙』という品物を、我々が知らなければ、警備のしようもありませんし。
  それに第一、この国に侵入できるのですか?」
少女の声に、質問を飛ばす目暮。
「・・・まあ、そうですわね・・・。」
いいつつ、ちらりと、少女にと目を向けている女王―セレーネ。
隣の少女がかるく頭を縦にと振ったのを確認し。
「この国は、本来。純粋なる存在ならば殆ど受け付けます。
  まあ、中には、この国の秘密を手土産に、よからぬことをたくらむ人間もいますけど。
  そんな連中には、ここは絶対に踏み入れられませんから。」
淡々と、説明しているセレーネ。
「まあ、警備の必要がない。というのは、今からお見せいたしますね♡」
にっこり。
セレーネの傍らにと座っている少女が。
まるでこの世のものとは思えない天使の微笑みで。
同席している人々にと微笑みかける。
その微笑に。
思わず。
口をあんぐりとあけて、魅入る全員の姿。
にっこりと微笑んで。
そして。
その、華奢で色白な小さな手を右耳の後ろにと自然な動作でもってゆき。
そして。
パチン♪
小さく、親指と人差し指をこすり合わせて、音を立てる。
と。
ヴン!
何か、一瞬、周りの空気が振動するような感覚と。
椅子にと座っているのに、まるで、地面にと吸い込まれていくような感覚に。
同席しているメンバー。
コナン、蘭、平次、快斗、青子、和葉。
そして、光彦、歩美、元太。
大人たちはといえば、毛利夫妻に目暮夫妻。
中森警部に服部本部長。
そして、阿笠博士。この数名。
彼らは不思議な感覚に包まれてゆく。


「・・・・何か地面の下・・・つまりは地下に移動してる?」
コナンが、その音と違和感とに気付き、ふと声を上げる。
「せやな。この独特の感じる浮遊感は。エレベーターとかと同じ原理や。
   かなり神経を張り巡らせんと、わからん浮遊感やがな。」
コナンの声に同意の声を上げている平次。
「さすがですわね。そうですわ。あなた方には。この国の聖なる石。を今から見ていただきます♡)」
にっこりという女王、セレーネ。
「へ・・・陛下?よろしいのですか?そう簡単に人におみせになっても?」
そんな女王の隣で声を上げているのは。
長い金髪の女性。
セレーネの親衛隊のリーダー、ヴィーナス。
「姫様がいいって言われているから。いいのよ。」
「それならいいですけど・・・。」
・・・・?姫様??
そんな二人の会話に同時に同じことを思いつつ、首をかしげている大人たち。


がくん。
やがて、静か過ぎるほどの振動が収まり。
受ける雰囲気も、どことなく、先ほどとは異なる。
そんな場所にと移動してゆく彼ら一行。
カタン。
「では、皆さんを案内します。ついてきてください。」
カタンと、席を立ち。
 軽やかな動作で扉の方にと足を進めるセレーネ。
「あ、迷子にならないようにお願いしますね♡光を目安に進んでくださいね♡」
にっこりと微笑みつつ少女がいっている言葉に。
????
ただただ首をかしげつつ。
とりあえず。
食事も終わったことなので。
全員、席をたったセレーネと。
黒髪の少女の後ろから、席を立ち上がり、ついてゆく。

「・・・・なあ、一体、あの子・・・何者なんや?工藤?」
超小声でコナンにと話しかけている平次。
「さあな・・。だけど油断はできないさ。
  何しろ、俺だけでなく、灰原の本名も知っていたし・・。それに・・・・・。」
どうして、死んだはずの灰原の姉が、あそこにいたのか。
それもまた疑問に残る点ではある。
そして。
自分と哀にと渡されている…というか、いきなり首に掛けられた小さなペンダントをみつつ。
蘭たちには聞こえないようにとつぶやくコナン。
「私はそう警戒する必要もないように思えるけど?
  事実、ここに、組織は何度も、調査員を送り込もうとして。
  そのことごとく失敗していたのを私は知っているからね。
  少なくとも、組織の息がかかっている・・ってわけじゃないわよ。」
そんなコナンと平次の会話に混ざっている哀。
扉をくぐれば。
そこは、まるで万華鏡。
足元といわず、その両面全てが。
くるくるとめまぐるしく、光や、そして、何かの風景や模様がめまぐるしく変化している。
変った廊下が続く一本道。
いや、一本の道といえるのか。
何しろ、壁の向こうというか、横道が、あるのも。
壁に映っているのか、事実あるのか不明であるが。
そんな数多な道があるのも視界にと飛び込んでくる。
一番先頭をゆく二人の銀色の髪と黒いポニーテールを赤いレースのリボンで結んでいるそれをみつつ。
それを目当てに目印にと、とにかく、前に、前にと全員、進んでゆくことしばし。



やがて。
ふわ・・・。
眩しいばかりの光にと照らされて。
思わず、全員が目を細める。
その、光が。
虹色にと輝く、銀色の光というのに気付くのに。
その眩しさになれるまで、ほんの一瞬、全員が遅れたが。
見渡すと、かなりの広い部屋。
そうであるのは、一目瞭然なのである・・・・が。
だがしかし……
目の前にある、とある部屋の中心にとある『それ』に。
全員の視線が一致していたりする。

床も、壁も。
見たことのないような輝きを放ち、不可思議な色彩を放っている。
そんな、不思議な材質で作られた部屋の中央。
その中央に、同じく、虹色にと輝く、七色の光を立たずまえ。
ほのかに光を帯びながら、縦にと伸びる虹色の光の壁。
その虹色に輝く壁の中に。
見間違いではないのであろうか?
この部屋自体もかなり大きいが。
その、部屋の中心。
その殆どを埋め尽くすかのような。
銀色にと輝きを放ちつつ。
不可思議な色合いに変化させつつ。
表現するならば、虹色。
もしくは、オーロラ色。
と表現するのが無難であろう。
そんなとても言葉では表現できないような。
花弁がしっかりと詰まった、花形の水晶がその中にと存在していた。



大きさとすれば。
一般の成人している大人の大きさの幅の数倍以上・・・。
一番したに大きな花型のそれがあり。
上にと一回りづつ、小さくなってゆくそれが連なり。
光の壁の中にと浮いている。
にっこり。
 それを指差して。
「― これが、一般で、言われているこの国の聖石。― 【虹雫の薔薇水晶】です。」
ちなみに、普通は、【薔薇水晶】だけの言葉で通っている。
「・・・・・・・でけぇ・・・。」
思わず目を点にしている快斗。
「そういえば、俺、噂で聞いたんですけど・・。何でも、ここの何かで。
   今の世では、不治の病とされている病気が治った人がいるとか。それもこれに関係あるんですか?」
さりげなく情報を探っている快斗。
「ええ。それは事実ですわ。
  でないと、今、この世に、工藤新一君は存在してませんよ。工藤有希子さんもね。」
くすくすと笑っているセレーネの言葉に。
「ちょっと!?そこで何で新一の名前が出てくるんですか!?」
目を丸くして言っている蘭。
「それは、有希子さんのお母さんのことだからですよ。蘭さん♡」
くすくすくす。
くすくすと笑い説明している少女。
「・・・そーいえば、貴女・・・名前・・聞いてなかったわよね?」
疑問のその光を宿しつつ、問いかける蘭。
その言葉ににっこりと笑い。
「そういえばそうだったわね。では、改めまして。私は、宇空スミレ。菫と呼んで下さい♡」
そういって、スカートの端を軽くつまんで会釈をする。
「それか、恐れ多いので、『姫』様ですわね。私達にとっては、恐れ多いほどの存在の御方ですから。」
追加に横から口を挟んでいるセレーネ。
「セレーネv余計なことはいわなくていいの♡(」
「は・・・はい。申し訳ありません・・姫様・・・・。」
黒髪のポニーテールの少女―菫に。
言われて、即座にと謝っているセレーネ。
その姿をみて。
余計にこの菫に対する疑問がコナン達の中にと芽生えてゆくが。
「・・・・ふむ。これ、取り出すことはできるんですか?」
虹色にと輝く、光の壁にと手をついて。
中に浮かんでいる薔薇水晶たちをみつつ。
聞いている小五郎。
「それができるのは、私か。または、姫様だけですわ。他は、無理です。」
「しかし・・・何かしかけがあるから。こうなっているんでしょぅ?」
光の壁をしみじみとみて、手を触れていっている小五郎。
触れると、かなり暖かいそれは。
まるで水を触るかのごとくに。
触れる感触がぷよぷよしているが。
そのまま、手を突っ込むと。
空間を多少いじっているのか。
中の水晶に触れることなく、反対側にと手が突き出てゆく。
「うどわ!?」
それに気付いて、多少の悲鳴を上げている小五郎ではあるが。
つまりは。
前から手を突っ込むと。
その、かなり隔てた場所にある、反対側のちょうど対面。
その壁から突っ込んだ手が出てくるのである。
軽く、その幅は、一メートルを超えている。
「しかけって・・・あるの?」
哀がかなり興味を引かれて。
その、光の壁の周囲を調べ始めているが。
この辺り、やはり科学者魂というか、研究者魂が騒ぐのである。
「仕掛け・・といいましても。この壁は。もともと、この星・・つまりは、地球の力そのものです。
   つまりは、地球が生きている限り。この壁もなくなりません。」
『・・・・・・・・・・・・・・・・は?』
「まあ、地球が生きているというのは、漠然と理解は出来ているでしょうけど・・。
    あなたたちが住んでいる、ここ、地球も。あなたたちが知らないだけで、意思をもってるし。
    まだまだあなたたちの知らないことなんて。いくらでもあるのよ♡」
目を点にしている大人たちを前に。
くすくすと笑っているスミレ。
「まあ、分かりやすく説明いたしますね。そもそも、この壁を構成しているのは。
  この星の活動エネルギーともなっている、とある『力』なんです。
  その力は、大概の星にと存在していますけど。
  その利用の仕方によって、星が生き延びるか。または、完全に死の星になるか。それにかかっています。
  今だに人類はこの粋まで達してはいないですけどね。
  つまり・・・軽く説明すると、まず・・この地球を構成しているのが・・・・・。」
延々と。
この星、つまりは、彼等が住んでいる惑星。
地球について説明を受けてゆくコナン達。
それでも、完全に理解できた人は、はっきりいっていないのが悲しい事実ではあるが。
「な・・・・何か科学的な言葉がかなり・・・・・・。」
「全然何を言っているのかがよく理解できませんな・・。」
汗をかいている目暮に。
はっきりいって、お手上げの状態となっている小五郎。
そんな会話についていっているのは。
はっきりいって。
哀、コナン、平次、阿笠、そして快斗のみ。
「ねえねえ?どういう意味?光彦君?」
歩美の質問に。
「どうやら、あの人は、この星の仕組み。つまりは、地球がどんな物質でできているのか。
    その辺りの詳しい話のようですけど・・。」
星が好きなだけはあり、自力で一応今のところ勉強のその最中の光彦。
「しっかし、コナンも灰原も、よくあんな分けのわからん。話で盛り上がられるな・・。」
今だに。
いろいろと、質問したり、意見を交しているコナン達を。
みつつ。
そんなことをいっている子供達3人。
「・・・・でも、どうやって、病気を治したんだろ?新一のお婆ちゃん?」
ふと。
先ほどのセレーネの言葉を思い浮かべ。
ぽつりとつぶやく蘭。
「ここに以前直接にきたっていってたぜ?」
ついつい。
ぽつり。
とそんな疑問に答えているコナン。
「・・・・・・え?」
あああ!
しまった!つい!
ついついつぶやいたその言葉に心で動揺しつつ。
あわてて、訂正し。
「え・・えとね。以前、新一兄ちゃんの家に遊びに言った時に。
  新一兄ちゃん家で昔の写真みたことがあるの。蘭姉ちゃん。
  そのときに有希子叔母さんから。聞いたことがあるんだよ。僕。」
あわてて。
蘭に向かって言いつくろっているコナンの姿がそこにはあるが。
「そういえば、私、小さいころから新一とよく遊んでいたけど・・。
   コナン君・・新一の家で見たの・・・新一がいなくなったあの日が。初めてだったのよねぇ・・・・。」
おもいっきり、疑惑の目をむけている蘭の視線に。
だくだくだく・・。
おもいっきり冷や汗を流しているコナン。
「ああ、蘭さん?そのことですか?それなら、新一さん。この国にいますよ?」
さらり。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
『え・・・・・・・えええええええぇぇぇぇ!?何で!?』
「あわわわわわわわわ!?」
さらりというスミレの言葉に。
思わず叫んでいる蘭と和葉と目暮。
そんなスミレの言葉に、ばたばたともがいているコナン。
「あら、お聞きしているでしょぅ?新一さん、厄介な事件を抱えているって♡」
にっこりと言い切るスミレに。
「はあ・・まあ・・電話で・・・。」
言葉を濁す蘭。
会いたいのに・・・会えない幼馴染を思いつつ。
「実は、ここに、関係者の皆さんをお呼びしたの。それもあってのことなんですよ♡ねvセレーネ♡」
にっこりと、微笑むスミレの言葉に。
「はい。とりあえず・・・。関係者以外、この部屋から出ましたら。今からいうことは、完全に忘れていただきます。
   そのように、こちらから細工させていただきますけど・・。とりあえず、おかけくださいな♡」
すっ。
セレーネが手を横にかざすと。
何もなかったはずのその場所に。
透き通った虹色にと輝く、テーブルと椅子が、その場にと出現してゆく。


促されるままにと。
椅子に座る全員の姿。


くぐぃ!

「す・・・・スミレちゃん!?一体何を!?」
耳元でスミレにと抗議しているコナン。
くすくす。
「まあまあ、今からそれも話すって。詳しいことは、またあとでね♡」
くす。
意地悪く微笑んで。
「それでは、説明いたしますわ。」
その言葉と同時に。
どこからか。
テーブルにと人数分のこれまた水晶で出来たコップと。
そのコッブにそれぞれの一番好きな飲み物が湛えられ。
いきなりそこに出現してゆく。


やがて。
この国にと呼ばれた理由の一つ。
あくまで【怪盗キッドの予告状】というのが、表向きの事実だが。
もう一つ。
この国がらみともいえなくもないとある一件の調査に。
【関係者には理解してもらっておく必要があるべきだ。】という意見の元に。
今。
この場に、それに関りのあるメンバー全てが。
招待されているのである。


                                           ー続くー

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    あとがきもどき:
         薫:・・・・多分、かなり、コナンの設定と。違うでしょう。
           違わないと・・怖いってば(笑)
           私なりのコナンの解釈v
           例の組織に関係する依頼なのですv
           コナン・・・とうとう哀ちゃんが・・・見つかってるし・・(汗)
           ましゃか、幼児化していると・・気付かれてないだろうな・・。
           新一が気付かれているんだったら・・終わりだよな・・あはは(汗)
           んではでは・・・・・。
           あと。
           小五郎たちにちょっとした依頼と。
           これがメイン!
           蘭と、コナンと新一と!(爆!)
           そーして、哀と志保!
           さあ、どうやって、同一人物なのに。二人になれるのかなv
           (・・・とゆーか、菫ちゃんには・・不可能はないって・・・あはは・・汗)
           ではではではvvv
           ちなみに。
           はっきりいって。小五郎たち、活躍しません!(きば!)←お゛い゛!
           だって、説明をするためだけに呼んだようなものですから(まてぃ!)
           ではぁvv


 
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