こんにちわ♪
人さまに、押し付けている小説を先に打ち込みましょう・・(汗)
というわけでv第、5話ですv
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     虹雫の涙 第5話     ~呼ばれた理由~

哀は。
本来の姿。
歳は、十七。
薬の影響で、小さくなった、小学生の姿でなく。
元々の姿。
宮野志保の姿にと戻りかえっていた。
「え!?」
思わず、自分の手。
そして、体。
窓ガラスに映っている姿を凝視する。
「ここの国はね。人が不完全に作り出した。薬なんか関係ないからね。その本質の姿に戻る場所だから。」
今だに、呆然としている志保に向かって言っている、菫と名乗った少女。
おもわず、そんな少女に対して身構える。
「・・・誰?」
まさか・・組織の?
・・・・まさか!?
志保の思考はぐるぐると回るが。
「あら。大丈夫よ。ここの国には。あの組織のメンバーは。誰一人とて、入れないから。
   それに。ここは、邪な考えもってたりしたら。まず、この国にかかっている結界で。はじかれるから。」
にっこりというその言葉に。
思わず、絶句する。
「・・な・・・・で?」
なんで・・この子・・。
私が思っていることがわかるの!?
志保は混乱してゆくが。
「そりゃまあ。自分の中のことだし。それに、私が創りだしている世界だしね。」
にこにこという少女。
「・・?」
意味がわからずに、首をかしげる。
この言葉だけで。
少女の本質を見抜けたら、それはそれで、すごいものがあるのだが。
「あ。そうそう。サービスで。ここについたそのときに。服の組織というか、分子構造を。変えているから。
  元の姿になっても、子供の姿になっても。…着ているものには困らないからねv」
そういって、志保の着ている服を指差す。
みれば。 
子供の姿のときに着ていた服のまま。
元の姿―十七の姿に戻っても。
着ていた服が、自分の身長に合わせたかのように大きくなっていたりする。
「・・・・え・・え・・ええ!?」
一体、何がどうなっているのぉ!?
志保の思考は。
しばらく、混乱していった。
まあ、これが当然の反応…といえばそうなのであろう…


―どくん。
「・・くっ!」
胸に苦しさを感じる。 
「工藤?どうかしたのか?」
そんなコナンに声をかけている平次。
そのまま、ふと。
感じた、胸の痛みをこらえ。
今は二人だけになっている部屋のソファーにともたれかかってゆく。
ふと。
ぐらり。
一瞬。
コナンの視界が、反転してゆく。
「・・・・・・・・・!」
コナンの耳に。
平次の何か声が聞こえたような気がするが。
その言葉は。
コナンには届いてはいなかった。

平次の前で。
ゆらり・・。
いきなり目の前の、コナンの姿が揺らめいた。
そして。
「あ・・・ああ・・・あぁぁ・・・って!?工藤!!!!?」
目の前で、揺らめきながら。
子供の姿から、本来の姿にと。
変貌してゆくコナン・・新一の姿をまともに捉える。
薬で小さくなっているのは知っている。
そして、何度か元に戻ったことがあるのも知っている。
― だが。
今回は。
以前の、パイカルの影響でもなく。
解毒剤のせいでもなく。
さすがに目の前で。
人間が子供の姿から、高校生の姿にと変貌してゆくのを目の当たりにすると…
次に、平次がつぶやいた言葉は。
「・・・まるで、SFやな。」
少し汗をかきつつ。
目を閉じている、そして。
姿は、元の、高校生探偵、工藤新一の姿に戻っている、コナンいや。
新一をみつつ。
そんなことをつぶやいていたりする。

まあ、薬の影響で。
幼児化する。
というまるで、SF映画のような現実が。
事実、新一と、志保には起こっているのであるが。

「・・・あれ?俺・・一体?」
ふと。
何か、体が軽く感じる。
「おお、目が覚めたか。工藤。なんや。何か、また、解毒剤でものんだんちゃうか?」
そんなことを言っている平次。
??
「・・何いってんだよ?服部?」
いって。
起き上がろうとすると。
 ふと。 
「・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」
思わず、そのまま、硬直してゆく新一の姿。
いつもの、子供の視界・・ではない。
視線の先には。
長い足。 
そして・・・。
「え・・・え・・・・えぇぇ!!!?」
あわてて。
ぱたぱたと、体を叩いてみる。
そして。
すくっと立ち上がり。
窓に自分の姿を映して見たりしてみている新一。
窓ガラスに映ったその姿は。
薬で小さくなっている。コナンの姿ではなく、本来の姿。
歳は、十六。
黒い髪。
― 本来の、彼の姿にと、戻りゆいていたりする。
「お・・おい!?服部!?」
自分が、一瞬。
気を失っている間に、平次が何かしたのか?
というニュアンスを含めて聞いている新一に。
「いやぁ、さすがに、目の前で、変化されたら。現実味がわくっちゃなぁ。」
感心していたりする平次。
そんな、今だに呆然としている新一の元に。
コンコンコン。 
ドアをノックする音がする。
「失礼いたします。こちらに、工藤新一様と。服部平次様。お二方、いらっしゃいますでしょうか?」

扉の向こうから聞こえる声に。
ふと。
顔を見合わせる。
「おお。おるでぇ。」
平次の言葉に。
カチャリ。
扉が開かれてゆく。


「それで?何でお前がここにいるんだ?」
小五郎の台詞に。
「あら、いいじゃない。私は、私の弁護人のアリバイを証明しに。ここにやってきているだけよ。」
そう、つれなくいっている、妃。
英理の言葉に。
「そうですわ。仕事熱心なもので。この人は。」
にっこりと微笑んでいるセレーネ。
「へ・・陛下、そう簡単に姿をお見せになっては・・。」
少し動揺しているヴィーナス。
「あら、構わないでしょう。別に、ここの国に邪な思いを抱く輩は。入れないのですから。」
さらりといっている女王セレーネ。
「私は、とある事件にて容疑が向いている、とある人物が。その期間、ここに滞在していた。というのを聞いてね。
   その確認に来ているのよ。まあ、確認とれて、晴れて、容疑は晴れたんだけど。」
英理は、うけた弁護の対象者が。
その、嫌疑を受けていた事件が起こった、期間中。この国にと滞在していた。というのを聞き。
まあ、警察は、その容疑者と頭から決めかかっていたので。
話も嘘だと頭から決め込んで、信じもしなかったのだが。
英理は、一人で。
その事実関係を立証しにやってきていたりする。
さすがに。
女王自らのサイン入りの書類と。
警視局長への電話。
それが決めてとなって、晴れて無罪放免されているのだが。
「ついでですので。小五郎さんが、来られるのをこちらでお待ちするようにと、滞在を勧めたのですわ。」
いって。 
にっこりと笑うセレーネ。
そして。
「まあ、しばらく、ここで、ゆっくりと滞在してくださいな。そうですね。例の品物は。
   夕食の後ででも。皆さんにとお披露目、いたしますので。」
いいつつ。
にっこりと、英理にと微笑みかけていたりする。


「あら、でも、まだ好きなんでしょう?」
「・・・そりゃ・・惚れた弱みって・・やつだけど・・。」
「だったら、ここで、旦那さん待って、しばらく。
   こんな機会ないんだし。デートでもされたらいかがですか?いい記念になりますわよ?」
「・・考えてとくわ。」



英理と、セレーネとが。
彼等が来る前に交わしていた会話。
そんな会話をしていたとは。
当然、小五郎は知るはずもない。


「しかし、陛下・・・・。」
何か言いかける、平蔵。
「私としては、キッドのことで!」
一人、叫んでいる銀蔵。
「ああ。怪盗キッドの、この予告のことですわね。」
いいつつ。
ぱん。
セレーネが手を叩くと。
女中が。
布で覆われている、台座の上に置かれている予告状を持ってくる。
「確かに、キッドからの予告はありましたけど。まあ、盗めるような品物でもありませんし。」
いいつつ。
目でいい、その予告状を銀蔵たちにと手渡してゆく。

― 拝啓。そちらの王国に伝わる、万物の霊薬という、虹雫の涙。頂戴しに上がります。怪盗キッド。 ―

いつもの予告状と違い。
紙がなぜか、薄かったりもするのだが。
「ふむ。珍しいな。日時を書いていないなんて?」
そんなことを言っている、銀蔵だが。
キッド専属の担当刑事。
その予告状をしげしげと眺めていたりする。
ひょい。
その予告状を手に取り。
「ふむ。しかも、今までの予告とは、違う紙が使われているようだな。」
言っている目暮。
「それは、そうですわ。その予告状、こちらに運んできたのは。鳩ですし♡」
にっこりと、微笑むセレーネに。
『・・・・は?』
思わず、その場にいた。
毛利小五郎、目暮警部。服部平蔵。中森銀蔵は。
その言葉に、目を点にしてゆく。

「・・・・あなた・・・・何者?」
警戒を解かない志保。
その、赤茶色の髪が。
太陽の光にと照らし出され。
ほのかに、輝いていたりする。
そんな志保ににっこりと微笑み。
「あら、そんなに警戒しないで。宮野志保さん?」
にこにこと、ひとなつっこい笑顔で答えている菫と名乗った少女。
「・・・・姫様?警戒するな?というのが無理なのでは?」
しごく当然なことをいっている、肩の上にと乗っている、どうみても絵本の中によく出てくるような、妖精の女の子。
「ま、それもそーね。簡単にいうと。あなたたちを招待したのは、私の意見でもあるのよ。」
にっこりと微笑み、さらりと重要なことをいっている菫。
「まあ、そろそろ。工藤新一さんの、体も元に戻ることだし。あなた達には、ちょっとした、別の依頼があってね。」
そういって、にこにこと微笑む様子は。
どうみても、見た目の年齢よりも、上に見えたりもするのだが。
「・・・依頼?」
ふと、疑問に思い。
問いかける志保。
「そ。依頼。とりあえず・・部屋に行ってから、話すわね。セレーネもそろそろくるころだし。」
そういって。
「こっちよ。知りたければ、ついてきて。」
いって。
かつかつと歩き始めてゆく。
・・・?
疑問に思いつつも。
志保は、菫の後にとついてゆく。

 
「まあ、そういう理由でして。狙われているといっても。詳しいことは判らないんですのよ。」
あっさりというセレーネに対して。
「・・では、女王陛下?なぜ、我々を?」
ではなぜ。
外交手段という、政治的なやっかいなことまでして。
自分達をなぜに、【ここに呼んだのか?】と、疑問に思う、平蔵達。
「それは、あなた方が、少なからず。とあることにと関係があるからですわ。」
『・・とあること?』
問いかける彼等に対して。
「詳しくは、夕食のときにでも。それまでは、各自、くつろいでいてくださいな。」
いって。 
ドレスを掴み、形式的な、お辞儀をしてから後。
その場を立ち去ってゆく、女王セレーネ。
あとには。 
しばらく。
その、残された、予告状から。
いろいろと話し合っている、彼等の姿が見受けられていた。


「いやぁ・・しかし、こんなところ・・まるで、御伽話だな。」
とりあえず。
外に出ている、小五郎と英理。
「でも、疲れた体には、いいわよね。あなたも、この空気に触れて、健全になったらどうなの?」
そう言い放っている英理。
「お・・お前なぁ・・。」  
しばし。
その景色を二人で眺めつつ。
「・・・・・なあ、英理・・いい加減に戻ってきてくれないか?」
「あら、何かいった?」  
「・・・い・・・いや、別に。それより、どうだ?このあたりでも、しばらく散歩・・しないか?」
小五郎の言葉に。 
「そーね。付き合ってあげてもいいわよ。」
いいつつ。
仲良く並んで歩いている二人。
普段はなかなか素直にならない二人ではあるのだが。
ここの神聖なる空気と、景色に。
完全に、二人の世界にと入っていたりする、この夫婦。


「俺達に何かようがあるんかいな?」
とおされた部屋は。
今までいた部屋よりも、一回りほど大きな部屋。
といっても。
壁に飾られている宝飾品など、見たこともないようなものばかり。
そんな絵や、飾り物をみつつ平次がつぶやく。
「・・というか、どうして、俺・・元の姿にもどったんだ?」
今だに首をかしげている新一。
「・・元に戻れたのはうれしーけどよ。・・・蘭にみつかったら・・・どう、言い訳すれぱ・・・。」
そんなことを思っていたりする。
カチャ。
「・・あら、工藤君。・・・本気で元の姿に戻ってるのね・・。」
「あら。セレーネはまだなのね。」
そんな会話をしている二人の元に。
聞き覚えのある声・・少しいつもと違うが。
それと。
聞いたことのない女の子の声が、扉の入り口から聞こえてくる。
みれば。
確かに、面影を残したままの・・。
「・・・お・・・お前・・・灰原・・か!?」
驚いている新一に。
「ほぅ。このねーちゃんも、おれらと同い年だったんかいな。
  ってことは、工藤、お前らが飲んだっちゅう、薬。もしかして、無効化してるんとちゃうか?」
志保の姿をみて。
ひゅう。
口笛を吹いている平次。
彼は、志保が。
新一から、彼が飲んだという、とある組織の【薬の開発者】だと知っている。
「私でなければ、何だというのよ?」
いいつつ。
くるりと向きを変え。
「・・・で?工藤君も元の姿にもどってるし・・。どうやら、敵意はないようだけど・・。一体、何の話しがあるというの?」
そう言っている志保。
しばし。
新一の目は。
志保の後ろにいる少女に目を留めているが。
髪の色は、漆黒の黒。
艶やかな長い髪を後ろで、ポニーテールにし。
そして。 
鮮やかな大きなレースのようなリボンで喋々結び。
しかも、かなり大きめに一房づつ、束ねられずに、前に降ろしている髪。
記憶の彼方に。
―― 知っている少女の姿。
「で・・・でぇぇ!?す・・菫お・・いや・・・・ちゃん!?」
以前。
ここにきた当時。
出会ったことのある少女。
しかし。
どうして、当時の姿のままなのか。
「大きくなったわねぇ。真一君v」
くすくすと笑うその表情も以前のまま。
思わず、唖然としている新一に。
「?何や、工藤、知りあいなんか?」
「・・俺達が、以前ここに来たとき・・といっても。
  もう、十何年も前・・蘭と一緒に、探検してて。・・・迷子になってたのを助けてもらったことがある・・。」
平次の言葉に答えている新一。
そのときと、まったく同じ姿。
というのは、どういうわけか。
いや、確かに。
そういえば・・。
記憶をひっくりもどせば。
今さらながらに、納得する答えが出てくる。
「・・・不老長寿・・ってはいってたけど・・。この国人達・・。でも、それは、大人になってからではなかったのか?」
新一の問いかけに。
「ああ、ここの国の存在(もの)はね。」
さらりと受け流していたりする菫。
「??どういうこと?」
首をかしげる志保に。
かつん。
足音が響き。
「この国は、ある程度の一定年齢になりますと。老化速度が止まるんですの。
  ・・そのことが原因で。様々にいろいろと、伝説や、逸話なども生まれていますけどね。」
いいつつ。
ひら。
ドレスをなびかせて、入ってくる、銀色の髪の女性。
今度こそ、完全に目か点となっている、新一。
「・・・・セレーネ・・・お姉ちゃん?」
それは。
かつて、出会ったそのときのまま。
二十代の姿。
着ている服装が違えども。
紛れもなく。
母 ― 由希子と友人関係となっていた【セレーネ】その当人の姿。
「久しぶりね。新一君。」
にっこりと微笑むその表情も、かつてのままであった。


「あ。そうそう、志保さん?」
とりあえず、昔の話を。
新一から、経緯を聞き。
自分の中で、少なからず、納得のいく答えをだそうとしていた志保に向かい。
菫が話しかけてゆく。
「はい?」
何のきなしに答える志保。
「あのね。明美さんね。
  何かあなたに謝るまでは、輪廻の輪に入らない。とかいって、駄々、こねてるのよ。説得してくださらない?」
・・・・・・・・・・・・・・・。
しばし、沈黙。
「・・・・・は?」
目が点になる志保。
「何・・いって・・。」
私のお姉ちゃんは・・もう・・組織の手にかかって・・。
ふと、二度と戻らない姉を思い出し涙が出そうになるが。
「とりあえず、今回、というか。本当に特別なんだけどねぇ。」
くすくすと笑う菫に対して。
「まあ、姫様の気まぐれは。今に始まったことではないですから。」
さらりと受け流しているセレーネ。
「・・・・・志保・・。」
志保の耳に。
懐かしい・・二度と聞かれないはずの声が届いてくる。
がばっ!
思わず、ソファーを立ち上がる。
その視界の先には・・。
黒い髪の・・。
「・・・・・・・・・おっ!!」
だっ!
無我夢中で。
何も考えずに。
ただ、その人物にと向かって、かけてゆく志保。
「・・・な゛・・・ば・・・かな・・。」
思わず絶句している新一。
・・・・彼女は、確かに。
そう…自分の目の前で死んだはずっ!
そう思い、驚愕している新一。
だっ!

「お・・・お姉ちゃん!!!!」

無我夢中で抱きついたその胸は。
生きているときのままで。
違うことといえば。
鼓動が聞こえない。ということのみ。
そのまま。
胸の中で、泣き崩れてゆく志保。
「・・・誰なんや?あれ?」
平次の質問に。
「ああ。志保さんの、お姉さん。
  組織の、コードネーム。ジンにと殺された。宮野明美。
  つまりは、宮野志保さんの、お姉さんよ。」
さらりと答えている菫。
「・・・・・は?」
今がいまいち、分からなくて。
・・・というか・・・。
いま・・・この女の子・・・何てった!?
ぐるぐると思考が回転してゆく。
「まあ、ここは。魂だけの存在も。実体化できるから。」
さらりと、とんでもないことをいっているセレーネ。
しばし。
意味が分からずに。 
何ごとが起こったのか、理解できずに。 固まる、新一と平次。

そして。
姉の胸の中で。
泣き崩れる、志保の姿が部屋の中にて見受けられていた。


「それでね、あなた達を呼んだ理由なんだけどvどうせ、もう、関っているしv例の組織の件なんだけどね。
  ― 組織が研究している、あれ・・ねぇ。
  今の所不完全だけど。成功したら、人類、滅ぶから。それ、防いで欲しいのよねv。」
かるくいう菫の言葉は。
誰も、今、この状況では届いてはいない。


「・・・・姫様、今、何いっても、混乱しまくるだけだと思いますが?」
にっこりというセレーネに対して。
「それもそーね。じゃ、とりあえず。詳しい依頼は、明日・・ということでv
   あ、そうそう。一応、新一さんと、志保さんの回りの空気。
   周りの人達に不審がられないように。修正しますから。これ、いつも身に着けておいてくださいね。」
いって。
菫がちらりと肩の精霊をみると。
こくん。
と、その小さな人間の形をしている女の子がうなづき。
何かを新一と志保の首にとかけてゆく。
「それ、とったら。元の姿に、この国の中では。戻るからねv」
それをかけられた直後。
二人の姿は。
薬の影響で、幼児化している、六歳の子供の姿にと、また、変貌を遂げていた。

今だに、部屋の中の空気は。
混乱した人々の思考の渦で満ち溢れてゆく  ―。


                         -続くー  

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 あとがき:
   姫:・・・・ねぇ?何て格好して打ち込んでるの?
   薫:・・・寒いからです!!(どきぱっ!)
   姫:・・・・だからって、コード伸ばして、布団にもぐりこんで、
     寝転んでいるまま・・打ち込む・・と?
   薫:はい。(実話)
     ・・・・だつて、寒いですし・・・(まてまてまて!)
     というわけで、誤字、脱字、かなりあるかもしれません!(だからまて!)
   姫:・・・・・ま・・・いいけどね・・・。
     でも、これだと、打ち込みスピード・・遅れるわよね?
   薫:あ・・あはは(汗)はい・・。
     しかも、猫たちが邪魔をする・・・。
     ま・・まあ。とりあえず。
     なぜ。新一たちが呼ばれたのか。
     それは、新一たちが、すでに深く関っている。例の組織にも関係することだったりしますv
     まあ、この話では関係ないですけど・・。
     ふっ。
     実は、この話。
     菫ちゃん乱入パロディ、名探偵コナン。の中の。
     その映画版として、考えた話なのさv
     というわけで、複線とか、いろいろと出てきますが。この話では、解明しません!!!!(断言!)
―どごめぎゃ!!
ぎ・・ぎゃぁぁぁぁ!?
シィィン・・・・。

 姫:はい。何か、これを打ち込んでいる薫はどこかにいきましたから。
     とりあえず。次回。正気に戻った、新一たちが。【私】から受ける依頼・・とは?
     そして。虹雫の涙の正体。
     というわけで。夕食タイムですvそれでは、またv

(さて・・私は、投稿している小説以外を打ち込もうとしている、この人に、もうちょっと、お灸を据えておきましょうv)

((い・・いやぁぁぁぁぁ!!!))


遠くの方で、何やら響きわたり・・。
   やがて。
   闇が広がり・・・静寂・・・。


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