何か、これ思うの私だけかもしれないけど。
OAVに入ってる、あの用紙。
あれと本編みただけでは何か完全に設定つかめないなぁ?と思いませんか?
何しろ、ようやく理解したの、私なんか小説呼んでからだしなぁ。
でも、あの小説もあそこまでやるんだったら。
せめて概たちの帰還までやってほしかったなー・・・(切なる希望
まあ、そのあたりの希望もあってのこういったバロディ作成ですな。あはは(こらこらこら!
何はともあれ、いっきますv
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それは、遥かなる神話に近いその物語…
人よ、忘れるべからず。
その勇気と希望、可能性にかけた勇気ある人々の物語を…
星の輝石 〜第1話:発覚、そして運命〜
―宇宙。
それは、様々な想いと、そして、様々な生命を育む揺りかごのようなもの。
だがしかし、様々な星星が存在する、星系を含む様々な銀河などにもまた寿命、というものは存在する。
始まりがあれば、終わりもある。
そして…今ここに。
まだ、すぐ先の未来のことではないが、確実に。
その『滅び』に向かって進んでいる銀河星雲がひとつ……
銀河にも寿命はある。
そして、それから逃れることは、不可能。
それは、宇宙、という広大な生命体の一部の活動ともいえる出来事だからして。
ひとつの宇宙の終わりは、次なる宇宙の始まりでもある。
―こうして、長い、長い永遠の時を宇宙という広大な生命体はその流れを紡いできているがゆえに。
それに気づいたその太陽系に存在する文明の代表でもある科学者たちは。
その滅びから、どのようにして逃れるか。
それを日夜、研究、そして話し合い…
まず、はじめに出された案は。
生き物をとある特殊な空間に冷凍睡眠させ、次なる宇宙ができ、それが安定したときに、再生させる、というもの。
だが、それでは。
宇宙が消滅するときの衝撃で、それも共に一緒に消滅しかねない。
という可能性もまた捨てきれず、結果。
彼らが選んだものは。
−数百億年単位の寿命をもつ宇宙。
それの終焉は明らかに、確かに近い未来ではないにしろ、確実に迫っている。
ゆえに、知的生命体たちが出した結論は−……
―『ギャレオリア彗星』―
そう、地球人はそれを名づけた。
だが、その実態は。
宇宙が滅亡した後、そのエネルギーは必ずしも、新たな爆発を引き起こし。
そのエネルギーは新たな宇宙を誕生させるキッカケとなる。
俗に一般に言われているビックバン。
それが、必ずしも起こるはず。
滅びがどうしても免れないのならば、それならば。
滅んだ後の世界…つまりは、新たな宇宙が安定した後にそこに移動する扉、すなわちゲートを作ればいい。
そこから、その安定した宇宙に非難することができれば、生命は生きながらえることができる。
当時、彼らの科学力では、異次元へ通じるESウィンドウ。
つまりは別な宇宙などに移動するための品物。
そういったものはすでにもう開発されて実用化されて、普通に使われていた。
だが、しかし、そんなESウィンドウとはまったく異なる仕組みの時間を超える時元ゲートの研究は。
当然のことながら難航し。
だが、それを彼らはやり遂げたのである。
何世代にもわたり、様々な挑戦や失敗を隔て。
赤と緑、そして紫、それらの合同開発チームはその困難、とされていた難問を可能とした。
その途中。
紫の星では、彼らの惑星上における問題が発生し、途中、その研究を一時中退したりもしたりしたが。
そして…とにかく、その『ゲート』は完成し。
あとは、それを利用する、それで、滅びから逃れられる。
そう、彼ら、三十連太陽系の文明はそこまで自らの滅びの生き延びることに道を切り開いたのである。
だが、しかし…
それを利用する暇もなく。
紫の星で発生した、Zマスター、プログラム。
それは、人々のストレスといった負の感情、などといったものを機械によって吸い取る、というもの。
だが、その巨大な力は暴走し…逆に生命を機械昇華する、という具合に暴走をはじめ。
紫の星の人々はその圧倒的なまでの力に対抗する暇もなく、あっさりと機械昇華され。
そして、そのまま宇宙の滅びを待たずして、宇宙の闇にと還りゆいた。
残された二つの惑星。
赤の星と緑の星。
彼らはその力に対抗するために、対抗策を講じ、赤の星では、彼らに対抗するべく、
『ソルタート師団・アルマ・Jアーク』といった、対を成す31個の固体を完成させた。
31。
その数字はZマスター。そう呼ばれている機械プログラムの全部の数。
それぞれがそれぞれに確実に対消滅を施すように。
それの元となったのが、緑の星で生まれた、緑の星の指導者、カインの子。
ラティオの存在。
彼は生まれながらにそんなZマスターに対抗するための『力』を兼ね備えていた。
宇宙とは神秘たるもの。
一方では滅びに導く力が生まれ、そしてまた、それに対抗する力もまた生まれ。
それは宇宙に意思があり、働いている、としか思えないその偶然という名前の必然。
彼の力を模して、それぞれの惑星で、その力に対抗する手段がとられ…
だが、時、すでに遅く。
いや、Zマスターたちの進行が早かった、というべきであろうか。
当時、三十連太陽系を再生させるために開発されていたブログラム。
ソール11遊星主。
その巨大な力が暴走、または害をなしえたときのために、緑の星の指導者カインは。
それに対するアンチ・プログラムを作成していた。
そして、その端末として作られていた、一つのロボット。
その名前を『ギャレオン』という。
はからずしも、ギャレオリア彗星、と同じ名前になったのは偶然とは言いがたい。
ギャレオンはカインの手により、Zマスターに対抗するためにと改修され。
そして…それようのほかの端末たる機械ができるその前に。
緑の星もまた、機械昇華の波に飲まれ…
カインは、その記憶をギャレオンの端末にとコビーし。
わが子、ラティオをギャレオンにと託し。
遥かなる未来…ギャレオリア彗星のかなたにある、未来の世界に。
彼を送り出した。
自らが持ちえる様々な知識と、そして系図とともに。
時、同じくして。
赤の星もまた、機械昇華の波には逆らえず。
ソルダート師団。
そう彼らに対抗するために作られたサイボーグ師団も彼らにと破れ。
あるものはZの力に取り込まれ。
あるものは…
だが、まだ完全に成体にとなっていなかった、ひとりのアルマ。
アルマとは、Zマスタープログラムにおける対原種破壊生命体、アルマ。
彼らはZマスターと共に対消滅するようにとはじめから創られている。
彼らは赤の星の指導者アベルの生態構造を元に作られた男女の生命体。
生き残った一人のアルマは、メインコンピューター「トモロ」がまだ搭載されていない、「Jアーク」
その戦艦にと託され、ラティオと同じく、彗星のかなた。
それは、彼らにとっては遥かなる未来であり。
そして、彼らの第二の故郷。
いや、故郷そのもの、といっても過言でない、青の星、地球にと―
アルマとラティオ。
二人の星の子供たちは、過去より、未来に、過去から現代に。
すべての星の望みをその身にうけて、託されたのである。
すべての始まりは三十連太陽系。
赤、緑、紫。
その三つの惑星からなる、とある星系。
すべては…ここから。
ここから始まり…そして…また…
すべては、上空に輝くギャレオリア彗星。
そう呼ばれているものが発見されてから、時は動き出した。
「あ、流れ星。」
夜空に輝く流れ星。
「うん?何をお願いしているんだい?ママ?」
雪の中、車を走らせているまだ若い夫婦。
彼らは結婚してしばらくたつが、いまだに子宝には恵まれていない。
流れ星の流れた空にお祈りをしている妻にとむかって話しかける夫のその言葉に。
「流れ星にお願いしてるの。私たちに子供が授かりますようにって。」
そういいつつ、祈りをささげている一人の女性。
「そっか。」
そんな妻に優しい微笑むを向ける夫。
どこかおっとりとした、それでいてやさしい感じのするその男性。
その直後。
彼らの前に…信じられないものが出現し。
そして。
「ラ、ライオン!?」
「まって!あなた!赤ちゃんが!」
「あ、赤ん坊がくわれてるぅぅぅぅぅぅ!?」
肉体を失った、カインにはわが子を育てることはできない。
ゆえに、信じるに値する地球人にわが子を託し、育ててもらうことを選んだ。
それは、『ギャレオン』に組み込まれたカインの人格コピーが導き出した結論。
彼は常にわが子を見守るべく、地球の軌道上から、常にZマスターの動きに気を配り。
これから後、ずっと地球の軌道上をぐるぐると回ってゆくこととなる。
ドォン。
何か、物音がした。
確かに何かが墜落した。
何かが気になる。
ゆえに、夜も遅いが。
懐中電灯を片手に山にと登ってゆく一人の女性。
そこには。
胸元に紅いペンダントをぶら下げた、一人の赤ん坊。
後回りには何もその子の身元を証明するようなものはなく…
赤と緑の星で生まれた子供たち。
彼らはこのときより地球人として、この世界で生きてゆくこととなる。
彼らの運命が変わったのは…彼らが小学三年生…つまりは九歳になったある日のこと…
−続くー
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あとがきもどき:
薫:えっと。これ。アニメとOAV。それの説明となってますね。ほとんど、あはははは。
ちなみに、知らない、という人はレンタルされてるはずですので。さあ、探しにレッツゴーv(こらこらこら!
というわけで(何が!?
次回から、宇宙収縮現象、それが終わった直後、というかそのさなか?
そこから始まるのです。
んではでは・・・・・
2004年2月21日某日
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