新しい宇宙へと移動して、はや一月と少し。
前女王がその力をもってして移動させた銀河の全ての星星短期間のうちに安定させた、
256代女王―アンジェリーク=リモージュ。
255代女王アンジェリークが、その力をもってして、
全ての星星をこの生まれてまもない宇宙へと移動させたのだ。
今までいた銀河が寿命を迎えるにあたって。
この宇宙には、すべて意思が存在し。
それに選ばれし存在が、銀河を統べる存在―女王となるのである。
中には、代々、一族でそれをやっている銀河や、皇帝といって場所や。
女王が存在しない銀河・・つまり宇宙もあるが。
リモージュは前女王と前補佐官のディア以外には話していない事実がある。
リモージュは……
この宇宙の成り立ち。
すべての銀河が出来る前の、はじめての女王―。
リモージュの意識は、根本的に、この宇宙の闇にある。
平たく言えば、銀河が無限に存在する宇宙空間の―意思である。
かつては、リモージュも一人の少女だった。
だが、この存在になっているのは、まぎれもない彼女の意思。
各個に存在するいわゆる宇宙の意思とされている。
たとえば、ここでは、神鳥も、リモージュの代理のような存在。
ゆえにこそ、リモージュは、この場所が特別な場所であるがゆえに、
また、この場所が存在するこの銀河を継続させるために。
新たなる銀河を創り出し、そして、その時期の女王に……託したのだ。
気づいてもらえるように。
その結果、この宇宙は消滅を免れた。
リモージュは、この場所を守るために……
リモージュの秘密の大作戦♪~第一話~
「ふふふ♪」
「陛下、ご機嫌ですわね。何かあったのですか?」
ウェーブのかかった金の髪をしている少女に、傍らの紫がかった青い髪の女性が話しかける。
「ふふ♪あのね♡ロザリアには、話してあげる♪」
そっと、傍らの女性に耳打ちする少女。
「・・・・まぁ!それは本当ですの!!!!陛下!!!」
「ふふ♪もちろん♪まだ、時期ではないけど・・その内に・・ね♪」
いたずらっぽく笑う少女。
どこかしら威厳ともいえる雰囲気をかもし出しつつ。
「それでね。ロザリア♪王立研究院に、あそこの空間を常に調べるようにいってほしいのよ♪
その時のために♡」
にっこりと言った少女の言葉に。
年齢よりは大人びている少女―ロザリア=デ=カタルへナはうなづいた。
「では、さっそく、その旨を伝えることにしましょう。」
ロザリアもにっこりと微笑む。
「でね♪ロザリア♪これは、まだ二人だけの、ひ・み・つ♡ね♡」
「……アンジェったら。」
くすり。
そういって、二人の少女は・・互いに顔を見合わせ笑ってゆく。
ここは、聖地。
銀河の中心にある主星と呼ばれる星の中にある特殊な空間。
・・・次元は異なっているが。
それは、あまり知られていない。
聖地の入り口に当たる門が、次元の入り口になっているなどとは。
特殊なバリアで覆われ、外界……
つまり、この聖地の外以外とは、異なった時間率で時間が流れている。
全ての時間や全ての存在、世界を保つ力を司っているのが女王。
星星が、安定したので、移動当時は、しばらく、外界と時間を同じにしていたのだが。
ここ、最近は、二日の時間につき、外界での時間を半年と少しもどしている。
本来はもっと大幅に時間は隔たるのだが。
念のために、星星の安定と宇宙の安定度を確認するという理由で。
女王によって均衡が保たれているこの世界。
女王は、すべての根本を司る。
そして、力をよりよい方向へと導いてゆく。
力とは主に九つに分けられる。
光・闇・水・炎・鋼・地・風・夢・緑。
それぞれには、それを司る『守護聖』なるものが存在する。
それぞれの力をサクリアといい。
そのサクリアを導き、宇宙を保つのも女王の役目。
サクリアは、その存在によって大きく異なるが。
サクリアの意思によって、つまり、その本質の力によって選ばれた存在が、守護聖となる。
本人の意思とは関係なく。
適正などをサクリアと呼ばれる彼ら自身が見極めて。
そのことは、はっきりいって誰にも知られていないが。
しっているのは、ただ、リモージュと、それに準するいわゆる宇宙の意思達のみ……
-続くー
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あとがき:
薫:しくしく・・・・。誰か・・・知ってたら教えて・・・・(涙)
聖地と外の世界の時間の流れの細かい時間・・・・。しくしく・・・・。
だって、スペシャルに出てきたティムカなどの一般人(?)が、あまり年をとってない・・・。
しくしくしく・・・・。
どれかに書いてあるかなぁ・・・・(涙)
でも、アンジェリークの関連本・・・・ラブ通まで全部そろえるとなると・・・。
さきだつものが張るしなぁ・・・。しくしくしく・・・・。
漫画や、四コマ・イラス集や、小説・メモリアルブック・攻略本・
CDドラマ(守護聖格別は除く)は全部そろえてるけど・・・・。しくしく・・・・。
どなたか・・・プリーズ・・・(涙)
とりあえず、設定は、この小説では、聖地での二ヶ月が、外界の二十年といつた設定です。
つまり、一ヶ月が十年。
半年が五年。
四日が一年。
まあ、時間は女王がなんとでもできますから・・・・(笑)
姫:アンジェリークがなぜそういう存在になったかは、長編シリーズからね♡
薫:あ゛あ゛!!すみれちゃん!!!!(汗)
まだ、私、一行もあのシリーズは打ち込んでないですから!!!!
姫:ふぅぅぅん♡
薫:って!!!!その手にしたロッドはわぁぁぁぁぁ!!!!!!
姫:えいvvv
ーばしゅ・・・・。
姫:それじゃあ、またね♪
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