まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
#####################################~エトワール・エンジェルズ~ ~第10話~
彼等が力を集中させるとともに、圧倒的なまでの神秘ともいえる力が三人の体からわき出でる。
それはみるものを圧倒し、そしてまた思わず呆然としてしまうかのような、そんな感覚。
事実、彼等が力…即ち、サクリアを司るためにその力を解放するときには、
それまでの普通の人のような雰囲気はまったもくって一変する。
ゼフェルの体からは銀色にほとばしるほどの光が溢れいで、
そしてマルセルの体からは緑の。
ランディの体からは青い色の光が。
彼等がそれぞれに自分達が司る力を操りながら、
「「「エトワールの元へ!」」」
同時に言うと同時。
彼等の体からほとばしっていた三つの光がそれぞれ帯びとなし、
そのままエンジュの元にと集い集まる。
「…え?…え?……え?!」
訳がわからないままに、自身に感じる圧倒的な力。
それらが自らに注がれているのが理解できる。
それと同時。
ふらっ……
そのあまりの強大な力の感覚に思わずよろけてしまう。
「っと。大丈夫?エンジュ?」
そんなエンジュを優しく抱きとめ支えるロザリアの姿。
気を抜くと意識すらもその力に飲み込まれそうになってしまう。
感じるのは温かな、それでいて圧倒的なまでの神秘的な力。
-第11話へ―

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あとがきもどき:
薫:♡
