まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわ♪
祝!!!スレイヤーズスペシャル発売ぃぃぃぃぃ!!!!
ふふふふふふふふふふ♡
というわけで(こらまてぃ!)
発売記念♪スペシャルネタを♡
ではでは♪さて・・・このリナの依頼人は・・だぁれ?(爆!)

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ごそごそごそ。
てきぱきてきぱき。
「ふぅ……。どうにか、間に合った……」
机の上の、大量の資料を片付けつつ、男性がつぶやく。
ぱさり。
「ん?」
資料の間から、一枚の紙がはらりと落ちる。
「何だ?」
彼がそれを手にすると。
……ずざぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
一気に顔色が変化した。
「わ……わすれてたぁぁぁぁ!!!!というか、一枚提出分までのこってるぅぅぅぅ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・  
「・・・・・・逃げよう!!」
それが、無謀にも彼が出した結論であった……

とりあえず、以前に言われたことを調べないと……
急がない。
といわれていたので、完全に忘れていた。
忘れるなんて、何ごと!?
と、よくて怒られるのは必死。
下手すると……
ぞぉぉ……
彼は完全に色そのものがなくなっている。

「お呼びですか?お父様?」
呼び出されてやってきたのは、結構かわいい男の子。
それと、大柄で金色の髪の女性。
「何か用ですか?」
女性もまた聞き返す。
「ああ。私、ちょぉぉっっっっっと、出かけてきますから♪あとはお願いしますね♡」
彼の言葉に。
「出かけるって、どちらに?」
「とりあえず、調べ物がありますから。
  あ。もし、留守中に誰かきても、知らない。といっておいてくださいね♡」
「は……はぁ……」
彼らの王たる存在が、なぜかそわそわと急いでいるようなので。
あえて、彼らは何も聞かなかった。
「じゃ!」
そのまま、黒い髪を長く伸ばした男性の姿は、その場から、一瞬のうちに掻き消えた。


 しばらくして。
「あら、Sは?」
ピッキィィィィィィィィィンンンン!!!
留守番の二人は。
とんでもない、訪問者を迎えることとあいなっていた……


「んっふふふふふふ……書類が抜けていただけでなく……このあたしから逃げるなんてねぇ……」
ま、どうせ暇だし。
具現化して、追いかけましょう♪
人の振りするのも、楽しそうだし♪

かくして。
世界において、あずかりしらぬところで。
とんでもないことが。
起りえようとしていた……

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スレイヤーズ・スペシャル ~出会いはいつも……まったりと(笑)~

「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
何!?
先ほど、奪ったお宝をマントの後ろに、隠しながら、次の盗賊さんのアジトに向かう途中。
なぜか、こんな夜中の、しかも人気のない山奥というにも関らず。
女性の悲鳴が聞こえてきた。
しかも、あたしが今から出向こうとしている盗賊さんの隠れアジトの方からである。
どっごぉぉぉぉん・・・・
次に響いてくるのは、爆発音。
はっ!?
まさか、お宝が誰かに奪われるんじゃあ!?
あたしが先に目をつけてたのよ!
翔封界レイ・ウィング!!」
あたしはかまわずに高速呪文で、次の獲物に定めていた盗賊の隠れアジトへと向かってゆく。

……はひ?

まず目に飛び込んできたのは、すでに、荒野と化している盗賊アジト。
炎や爆発で辺りが熱気に包まれていたりする。
うーむ。
あたしのせっかくの獲物がぁぁぁぁ!!!
かしゃ。
墨と化している小屋であったであろう場所に降り立つと。
「くすくすくすvvえいvv」
鈴を転がしたような……いや、何といっていいのか。
ともかく、むちゃくちゃに綺麗な声が煙の中から聞こえてきた。
さぁ……
風向きが変わり。
煙の中に見え隠れしていた人影が姿を現す。
「…………はひ?」
はっきりいおう。
むちゃくちゃに美人さんである。
世の中には、こんなに美人がいてもいいのか!!
というほどの!
歳のころは、十七か八程度であろう。
結構風が吹いているのに、その流れるまでのすばらしい凄烈までの金の髪は、ゆるやかになびくのみで。
スタイルも抜群。
淡いクリーム色の服に、薄い青色のズボン。
黒く、赤い裏地のマントがやけにマッチしている。
整った顔立ち。
横顔だが・・髪の色と同じく、瞳の色も金色。
「あらvv」
女性が声をだす。
あたしに気づいて。
……はっ!!
思わずみとれてしまった!!
「え……ええと……何やってるの?」
間の抜けた質問だとは思うが・・・・やっぱりききたい。
女性は……なぜか……スコップ片手に、倒れている盗賊をぐりぐりとつきさしていた……
「あらvv決まっているじゃないvv盗賊い・じ・めvv」
「は……はぁぁぁぁ!?」
なぬ!?
あたし以外にも、そんなすばらしい趣味の人が!?
はっ!!
「ちょっ!!ちょっと!!ここの盗賊は、あたしの獲物だったのよ!!」
あ゛あ゛!!
あたしのせっかくのお楽しみがぁぁぁぁぁ!!!
問答無用で、盗賊をしばき倒すのがあたしの趣味なのに……
いや、今は、それとは別にもういっこ、理由があるが……
だが、しかし。
先を越されてしまっているのは仕方がない。
「え……ええと、物は相談なんだけど♡お宝だけでも、半分、譲ってくれないかなぁ?♡」
時間が惜しい、今日この頃。
ちょっぴり卑屈にでるあたし。
あたしの言葉に。
次の人物に、スコップを……どこから出しているんだ?あのスコップ??
見れば、倒れている盗賊には、全て、頭や背中にスコップが突き刺さっている。
う~む。
こんど、面白そうだから、あたしもやってみよう。
って、あんなかさばるものを簡単に持ち運びができるのであればだが。
スコップを突き刺して、盗賊たちにと、ぐりぐりとやっているし。
「あら、あたしは別にお宝には興味ないから♪
  あなたにあげるわよvvあたしは、ストレス解消に人間の盗賊いじめしているだけだからvv」
……わざわざ『人間の盗賊』っていわなくても。
まあ、悪人は人じゃないし。
従って人権もないからいいとして。
「本当!!!!!!!?」
かくして。
あたしは、何もせずに、ここのお宝さんをゲットすることに成功したのである。


「いやぁ、あんた、話がわかるわvv」
あたしが、うきうきしつつ、ここの盗賊から没収したお宝をもちそこにいた女性にいうと。
「あら、どういたしまして♡」
にっこりとその女性か笑う。
…………すっごく綺麗……
女のあたしでも、見とれるぞ!?この人ってば!?
「あら、夜があけるわね。」
「……あ、本当だ。」
ふとみれば、山に暁の光が降りて来ていた。
「どう?せっかくだから。このふもとの村で、朝食でも一緒にしない?」
むろん。
この誘いにすぐのったのは、いうまでもないことである。


何のことはないのだが。
道すがら。
やはり、あの悲鳴は彼女のものだったのだろう。
と思い、きいてみたところ。
「あらvvかなり、楽しかったらvvちょっとうれしい悲鳴をあげていたのよvv」
であるそうな。
気持ちはわかるが。
しかし、そんなに嬉々として、笑いながら、盗賊いじめ……
この人もかなりいい性格してるぞ……
あたしは、ちょっと、この人に、親近感を覚えつつ。


ふもとの村の食堂で、とりあえず朝食をとるあたし達。
ここの、食堂のお勧めは、何といっても山の幸フルコース♡
ヤマメなどもいけるのだが♡
何といっても、にゃらにゃらのおどりぐいや、
川にいるこの時期、油ののった、すっごくおいしいうなぎの蒲焼!
他にも、あまり金額は高くないのに。
ちょっと時期が外れているから。
という理由で。
ニギタケの混ぜご飯がついて、金貨十枚とは、かなりお得♡
とりあえず、二十人前たのんで、あたしと彼女は席につく。

もぐもぐもぐ。
「しっかし、あんたも、何で、あんなところに一人でいたの?」
あたしの最もな疑問を彼女にぶつけてみる。
「え?ああ、退屈だったから♡盗賊いじめしてたのよ♡結構面白いし♡」
「でっしょぅ!!やっぱり、あんた話がわかるわ!!」
はっきりいおう。
なかなかあたしと趣味があう人は、まずいない。
まあ、ゼフィーリアには、わんさかといたが。
真っ白い、壊れそうなまでの華奢なその細い指で、彼女は優雅にお茶を飲んでいる。
しっかし…この人もよく食べるわね。
食事は、マナーを守って優雅に食べているのだが。
この人も負けず劣らず。
「結構いけるわよねvv人間の食事もvvたまにはいいしvv」
とかいいつつ、食べてるのがちょっぴり気にもなるが。
まあ、ここの料理がおいしいので、言葉のあやであろう。
「あ、そういえば。自己紹介がまだだったわね。あたしはリナ。リナ=インバースよ。」
あたしがいうのと同時に。
どんがらがっしゃん!!
がたたたたたっ!!!
まてぃぃい!!
なぜか、あたし達以外にいた、食堂の人達が。
お皿をひっくり返すは。
コップをおとすは。
椅子から転げ落ちるわ。
などといった行動と共に、なぜか、怯えた目であたしの方をみてくるが。
そりゃまあ、なぜかここ最近、
あたしに対する、失礼なまでの噂が世間一般さまにはびこっているのは知っているが。
こんなにか弱い少女に対して、失礼極まりないことである。
噂には、誇大褐色がつきもので。
はっきりいって、あたしに関する噂は……いいものとはいえない。
どうして、こんなに美少女天才魔道士に、あんな噂がうまれたのやら?
そりゃまあ、世の中のため。
ちょっぴり、あたしのストレス発散のために。
毎日のように、攻撃呪文をあたりかまわずぶっ放し。
さすがに街中とかではやらないが。
気が向いたら、ほとんど毎晩、その周辺にとある盗賊を全て壊滅させて。
二度と悪さができないように、親切心から、全ての盗賊が集めていたお宝を回収したり。
と、誰でもやっていることをやっているだけだというのに……である。
感謝されこそすれ、怯えられる所以は……ない……と思う。
……多分。
「リナねvvあたしはエルよ。エルって呼んでおいてvv」
女性がいう。
いやあの……呼んでおいてって……
「呼んでおいてって……本名じゃないの?」
当然の疑問をなげかける。
「ああ。あたしの名前、かなり長いのよ♡だから、これで通しているのよ♡」
にっこりという女性……エル。
しっかし、本当に美人さんだぁ……この人ってば……
ここに入ってきたときなんか。
この場にいた全員がエルに見とれて、しばし、沈黙がおちたもんね……
しっかし、よくまあこんな美人が一人旅して、噂の一つにもならなかったものである。
世の中って……不思議だ……
「……なるほど。」
名前が長くて略する。
というのは、理にかなっている。
かくいう、あたしの知り合いにも……むちゃくちゃに、あくびがでそうなまでに長い名前のやつがいるのだが……
あいつは、自分の名前をいうたびに、絶対にどこか間違っていってたりする。
まあ、あいつの場合、『頭が悪い。』その一言につきるのだが。
初対面の人には長ったらしい、くどくどとした名前を名乗るより。
略式の名前をいったほうが、何かと便利。
それに、下手に名前を名乗ったりしたら。
それを悪用する存在もいることも事実なわけで。
実際。
名前を知っていれば、夢幻覚イリュージョンなどの簡単な幻影に、惑わさせることは、いたって簡単だし。
名前を通じて、呪いをかけることも可能。
まあ、あたしのように、天才魔道士には、何も問題ないけどね♡
「ふぅん、エル……ね。オッケー。それで?エル。エルは何で旅をしてるの?」
何の目的もなく、旅をしている。
というのも考えられるが。
それだと今まで、このあたしの耳に噂の一つすらも届いてないのが不思議である。
自慢ではないが、あたしは結構いろいろな場所を旅しているから様々な話も耳にと入る。
「あたし?あたしは人を探しているのよvvそいつが見つかったらとりあえずv
  最終目的地は、ゼフィーリアのゼフィール・シティなんだけどねvv」
どんがらかっしゃぁぁぁぁん!!
がしゃがしゃがっしゃぁぁぁぁん!!!!
ぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
みごとなまでに、テーブルの上のお皿が、全て床におち、壊れてゆく食器の数々。
思わす名残をおしんでいた、『にゃらにゃらのおどりぐい』の最後の一口を噴出しそうになりつつ。
あたしは盛大に椅子から転げ落ちた。
「ゼゼゼゼゼゼゼゼゼゼフィーリア……!?」
いわずと知れた。
ゼフィーリアのゼフィール・シティ。
……あたしの実家のある場所である。
ちなみに。
あたしも今、実家にもどるべく、こうして日夜、お宝を回収しているのだが……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
戻りたくはないが……戻らないと、あたしの命はない!!
もうすぐあたしの姉ちゃんの誕生日なのである!!
去年は、どうにかプレゼントだけは、贈ったものの。
お返しにとばかりに……どうして知るのやら(汗)
― たまにはもどってきなさいねvv私の誕生日くらいvv ―
と。
たまたま立ち寄った小さな村にとある一件の宿屋に、
姉ちゃんからの手紙が届いていたのには……冷や汗だくだくだったものである。
がたん。
どうにか椅子の端をつかみつつ起き上がり。
「え……ええと……あたしもそこに向かってるんだけど……」
力なくいうと。
「あら。偶然ね♡じゃあリナvvあたしの依頼をうけない?」
エルが何やらうれしそうにいってくる。
「……依頼?」
「そ、依頼♡とりあえず、お金はあんまり持ち合わせがないから。前払いでこれで♡」
小さな皮袋があたしの目の前に置かれ。
「……?」
何となくそれを開くと。
「…………な゛!?」
そこには、鈍く金色に輝く鉱石が。
そう。
いわずと知れた、『オリハルコンの原石』。
しかも混じりのない、純度がかなり高いもの。
輝きの程度で、それが純粋なる原石だとわかる。
しかも……粒がかなりおおきい!!
これだけあれば……
はっきりいって、小さな領地くらいまるごと買えるくらいの金額になるであろう。
あたしが目を見開いていると。
「ゼフィーリアに一緒に行ってくれるんだったら♪もう一袋♡」
エルの言葉に。
「受けさせてもらいます!!」
あたしは当然のことながら。
即座にエルの依頼を受けることにした。



てくてくてく。
「で?エル依頼って?」
受ける。
とはいったものの、そういえば依頼内容を今さらながら聞いてないことを思い出し問いかける。
「ああ。人探しよ。男性なんだけどね♡」
エルの言葉に。
「??恋人とか?」
ぶぶぅ!!
「あっはははははは!!まさか!!」 
あたしの言葉にエルが笑いこけている。
よっぽどおかしいのか、かなり笑っている。
「あいつは、単なる部下よ。部下。Sっていうんだけどね。報告書が一枚抜けてたのよ。
  それを理由に、Sの所いったら、あいつ……逃げてたのよ!!」
う~む。
おそらく。
このエルの性格からして。
その部下Sとやらのとこにいったのは、何かしらの制裁を加えるためだろうが。
多分、そのSというやつは、それを察して逃げたのか?
……う~む。
しかし……部下って?
「エル。結構どこかの組織の偉い人?」
あたしがいうと。
「組織というか……ま、そんなところね♡」
う~みゅ。
まあ、あまり深くはつっこむまい。
「すぐに、魔力パターンから見つけだすことも簡単だけど♡それだと面白くないじゃない?
  暇つぶしをかねて、追いかけようかなぁって♡」
そういや、このエル。
見かけによらず、魔法が使えるらしいのだが。
しかも、かなり威力が大きい。
どうやら、かなりの魔力容量キャパシティを持っているらしく。
単なる、烈閃槍エルメキア・ランスでも、むちゃくちゃに大きな杭状となって、出現していたりする。
本人曰く。
それでも、手加減をかなりしている。
ということなのだが……
彼女の本気って……いったひ??(汗)
もしかして、あたしのねーちゃんと為はれるかも……
ひょっとして、このエルってそれ以上なのでは!?(滝汗)
そうは思うが。
怖いので追及をしないことにする。



何だかんだと。
あたしとエルは、毎日のように盗賊を退治しつつ。
何かエルが嬉々としつつ、
「盗賊いじめって面白いのねvv部下達のお仕置きも面白いけどvv」
とかいって、うきうきしていたりもするのだが。
お仕置きって……
そのときのエルの表情は……
何か、ね~ちゃんのお仕置きするときの表情を連想させて……(汗)
しっかし。
普通、火炎球ファイアーボールくらいで、森一つ、軽く消失させる力って……
このエル……むちゃくちやに力があるよなぁ……
そのあと、あたしの知らない技というか……魔法であろうが、瞬時にそれを再生させているし。
エル曰く。
「構造と仕組みがわかれば、誰にもできること。」
といっているが。
今後のあたしの研究材料にしよっと♡



そんなこんなで一週間。
「ここにいるわvv」
小さな街道から外れた小さな村。
そこに入ったときエルがいった。
「ここにいるって?わかるの?エル?」
この際。
あたしはエルに対して、あんまり疑問をもたないことにした。
いちいち気にしていたら、きりがない。
というか、『ゼフィーリアに知り合いがいる』というので、
世間一般でいう常識はすでに当てはまらない、というのは、あたしはよぉぉぉぉぉく知っている。
その代表者が……あたしのね~ちゃんなのだが……
ぶるっ。
いわないでおこう(汗)
「当然vv」
エルがくすくすと笑っている。
いや、とゆ~か、目が怪しく光ってる?
まるで獲物をみつけたように?
ね~ちゃんも、よくこんな表情……するよなぁ。
ぴたりとエルが立ち止まる。
そこは、この村に一件しかない酒場。
よくまあ、こんな小さな村で酒場が経営できる。
といったところだが。
まあ集会場みたいなものであろう。
そんな会話をあたし達がしていると。

ぱたん。

「ええ……と。彼がこうなって……」
ぶつぶつぶつ。
一人の男性がそこから出てくる。
魔道士のようだが。
髪は黒く長く延ばし。
どこぞの伝記にでてくる、かなり有名な人物像とそっくりさん。
歳のころは、二十歳ちょっとすぎくらい。

ぴた。
その彼が立ち止まる。
傍目にも、汗を流しているのが目にとまる。
だらだらだら……
ぎこちない様子であたし達の方に、
ぎぎぃ……
と顔をむけてくる。
「はぁぁぁぁぃvvSvv」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!エル様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
う~む。
このエル。
よっぽど部下に畏れられているな。
この様子だと。
「すみません!すみません!今調べてますので!!」
??
何かエルに謝っているし?
「それはそうと♡提出書類が一枚抜けてたのに。なんで自分でもってこないのかしら♡あんたは♡」
エル……完全に目が据わっている。
きょ……きょわい。
はっきりいって、辺りの空気ごと凍りつくようなプレッシャーである。
ぎくっ!
としたのが傍目にもしっかりと判るほどに、
「え……ええと……(汗)」
しどろもどろになってるS。
エルがそう呼んでいるから多分そうだろう。
はたからみているあたしにも分かるくらい、このSは狼狽している。
「それと♡以前の……この世界でいうところの一ヶ月前にいったあれ♡
  まぁだ、調べてなかったのね♡」
にっこりとエルが言葉を続ける。
いや……一ヶ月前って……
普通、上司にいわれたら即座に、何を差し置いてもそれを優先するのでは?
あたしは姉ちゃんに、そこはかなり教え込まれたが??
目上の人から受けた依頼などは、きちんと、何を指し押しても先にやれ!
と。
「あ゛あ゛!!しかしっ!物質世界での欠片の行方……わかったら苦労は!!」
……はひ?
「問答無用!!♡」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
ふっ。
エルが上に手をかざすと、どこからともなく大きな鎌が出現する。
「……どこから出してるんだ?まじで?」
あたしがつぶやくと。
それが聞こえたのか。
「あら。力の応用よ♪リナも似たストックがあるんじゃない?」
エルがにこにこという。
う゛!?
まさかエル……あれを知っているとか!?
まあ、エルほどの力があれば知っているのが当然だろうが……
でもあれは、あたしのオリジナルなんだけど……
近いことを考えている人がいてもおかしくはないけど……
だが。
今のあたしの魔力では、あれは発動はするにはするが、ほんの一瞬のみ。
発動するに値しない。
といっても過言ではないほどのほんの数秒間だけ。
だから、あたしは、【発動しない】と、自分では思っている術があるには……あるのだが。
もう一つの呪文は……これは、はっきりいってやばすぎる。
下手をすると、あたしの命がなくなる術であるのだが。
まあ、そこはそれとして……

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ぐざっ!!!

なぜか、広場の真ん中で、エルがこのSをざくざくと血祭りにあげているのに。
だぁれも突っ込んでこないし。
というか、誰も気づいてない?
あ!
今気づいたけど、なんか薄い結界のようなものが張ってある!?
いつの間に!?
……恐るべし……エル。
やっぱ、ね~ちゃんと為はれるかも……
ひょっとして……もしかしたらそれ以上かも……
ちなみに。
あたしのね~ちゃんも、気づかれないうちに結界張ったりするのはお手の物。
さすがに、精神世界からの攻撃は、あたしは、いやだが。
ね~ちゃん曰く、
『根性があれば、だれでも精神世界に入れるし、結界も張れる。』
ということなのだが。
昔、無理やりに精神世界に叩き込まれて……
いやあのときは……まじで死ぬかとおもったもんね。
生身のまま、精神世界にたたきこまれて。
感覚で、神経の研ぎ澄ます特訓。
とかいって……(汗)
しばらくそこで三日間ほど迷い……
無事に出れたときには、あたしとろあろうものが寝込んでしまったけど……
などと、昔のことを懐かしく思い出している視界の隅で。
血まみれになってエルに許しを請うているエルの部下のSの姿が目にはいり、
ちょっと気の毒に思えていたりする。


「さぁてと、S♪次はルナのところにいくからね♪」
ずべしゃ!!
いいいいいいいいいいいいいいいま、エル何ていったぁぁああ!?

「でぇぇぇぇ!?ルナのところにですかぁぁぁ!?死にますぅぅぅう!!」
何かわめいているS。
というか、よくもまあ……
いつのまにか、身体中を包帯でまいていて、血がにじんでてかなりの大怪我。
と、傍目にも見て取れるのに。
このS、無事なものである。
「あら♪そんな些細なことで死んだりしたら……どうなるか……分かってるわよね♡」
「……死ぬ気で頑張ります。」
いや、死んだら終わりのよ~な気がするのは……あたしの気のせいだろうか??
「さってと♪じゃあリナvv
  無事に部下Sも見つかったしvv次は、ゼフィーリアのルナのところにいくわよ♡」
いやぁぁぁな予感がするんだけど?
「エエエエエエエル?ひょっとして、エルの知り合いって……『ルナ=インバース』?」
その可能性を信じたくないが……
ゼフィーリアにいる【ルナ】って……ね~ちゃんだけだし……
「そ~よ♡あら?言ってなかったかしら♡」
「だ……だぁぁぁぁあ!!!やっぱりぃぃぃぃい!!!!」 
おもわず頭を抱えてしまう。
というか、このエル。
ね~ちゃんと知り合いだったの!?
あたし、全然記憶ないけど!?
こんなに美人なんだったら、姉ちゃんを尋ねて一度でも訪れてたら絶対に忘れているわけもないし。
「何だ?人間の娘よ?ルナを知っているのか?」
Sと呼ばれているエルの部下があたしに言ってくる。
というか、なんかエルと仲良く話しているあたしをみて、その瞳が恐怖でおののいているのは……
……あたしの気のせいだろうか??
「何よ?その人間の娘って。」
とりあえず、突っ込むところは、突っ込んでおく。
「あら。S。リナは、ルナの妹よvv」
ずるしゃ!!
エルの言葉に、あたしはそのまま地面を滑ってしまった。
同じく、Sと呼ばれてる男性も……
「エル!?知ってたの!?」
「当然vv」
いや……当然って……(汗)
いったい、ね~ちゃんと、どういう関係なんだろうか?
「まあ、些細なことはおいといてvvさっさといきましょう♪」
ぱちん♪
……はい?
「んどわぁ!?」
エルがにっこりといって指を鳴らすと同時。
あたしは、昔ね~ちゃんに、
よく無理やりに連れて歩かれていたあの感覚と同じ感覚をあじわっていた……


ふっ。
すと。
「はいv到着vv」
ぜいぜい……
何回体験しても……こりは、はっきりいって、あたしはなれない。
とゆーか、エルもできるの!?
空間移動!?
ねーちゃんだけかとおもってた……(汗)
そう。
エルはいきなり、あたしを空間移動で、場所を移動させたのである。
なぜあたしがそれに気づいたか。
というと。
ふっ。 
昔、ね~ちゃんに、さんざんしごかれているその一巻である。
よく、いきなり知らない場所につれてかれて。
自力で戻るか。
その場にいる、異形のものを全滅させたら迎えに来るから♪
とかいって修行させられていたのである。
思い出すのも、怖いことだが……
さすがに。
周りには、純魔族しかいない、場所につれてかれたときには。
あたしは、思わず、危険な呪文をとなえてしまった。
という、何ともほほえましい出来事もあったりする。
なんか、後で聞き及んだのだが。
それで、北の方に向かう道が見つかったとか……見つからないとか。
だけどその前に、原因不明のクレーターで、そこに入り込んだ、
全ての存在が、意識不明に陥るとか、陥らないとか。
あたしは、だんまりを決め込んでいたが。

「でぇぇ!?」
あたしがようやく、気づくと。
そこは、あたしの知っている風景だった。
しかも、ね~ちゃんがバイトしているお店がすでに視界に見えている。
うう……
何の心の準備もできてないよぉぉぉ!!
あたしが、一人涙を流していると。
なぜかあたしの横にいたSも同じく。
「うう……滅ぼされませんように……」
なんか、わけのわからないことを言っている。
??
「ちょっと、聞くけど、あんたもね~ちゃんと知り合いなの?」
あたしの素朴の疑問に。
「まあ、昔馴染み・・といえるかな?ときに……リナ…殿とやら?どうしてエル様と共にいる?」
だから、どうして、そう怯えたような目であたしをみるわけ?
「そ~いうあんたは?名前、聞いてなったけど?」
あたしがいうと。
「我の名前は……レイ。レイ=マグナス。」
ぶ……
「ぶわっっはははははははははははは!!!!」
かまわずに、おもわず指を差して笑ってしまう
ひぃ……くるひぃ……
「あんた。レイ=マグナスっていったら、千年前の魔道士の名前よ?」
まあ、確かに。
こいつの姿は、伝記にのってる伝説の、あの第魔道士、『レイ=マグナス』の姿と瓜二つだが。
姿だけでなく名前も一緒なわけ?
「いや……そういわれても……人の名前がそうであることには間違いないわけで……」
何かいいかけているけど。
???
やけに、【人】というのをつけるわよね?
まあ、ね~ちゃんの知り合いだし、普通ではないんだろうけど。
あたしはねーちゃんの知り合いにおいては、はっきりいって普通の人というのを知らない!!(断言!)
とゆ~か、ね~ちゃん自身がすでにかなり人間離れしているし。
まあそれをいうなら、この国に元から住んでいる人達全員なんだろうけど……

とりあえずおもいっきり笑まくってから、
意を決し、ね~ちゃんが十のときからなぜかバイトをしているリアランサーへと入ってゆくことに。


かららん……

「いらっしゃいませぃ。」
いつもの様子。
懐かしい顔ぶれ。
はた。

「き……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?

あたしの耳に届いたのは、きいたことのない悲鳴。

……そう。
紫がかった蒼い髪を肩くらいまでのばしている、面影が何となくあたしに似ている……
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
あたしのね~ちゃん……ルナ=インバースの悲鳴だった。

「はぁぁぁいvvルナvv」
「きっ・・・・きゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!エル様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?」
いや……ええと……
ね~ちゃんがここまでに恐れるエルって……?
……(汗)
ね~ちゃんが恐れることってあるんだ……
あたしがあっけにとられていると。
だってそうじゃない?
あの!!
ね~ちゃんが、顔面蒼白になって悲鳴を上げているなど!!
一体、誰が想像できるであろうか!
いや!!
断じて、誰もできるはずもない!!
「え…ええと。ただいま。ね~ちゃん。」
何が何だか状況が分からないけど、とりあえずねーちゃんに挨拶。
すると。
がしっ!
なぜか、姉ちゃんに胸をつかまれる。
「リリリリリリリリナっ!!何でエル様があんたと一緒にいるのよぉぉっ!!」
「ぐ……ぐるひぃ……」
息ができなくてもがいていると。
「あら♪リナってルナの妹じゃないの♪だから一緒に来たのよ♪
  Sをお仕置きするついでに、あんたのところにも寄ろうって思ってね♪」
すとっ。
ね~ちゃんの手から力が抜ける。
「はっ!!!って……シャっ……」
??
何か言いかけたねーちゃんは、ちらりと、瞬時に辺りを見回して。
「レイ!!なんであんたまでここにいるのよ!!」
ぞく、
ものすごい殺気(汗)
こ・・・・こわいよぉ・・・・・(涙)
もしかして、ねーちゃんと、このSって・・すっごく仲がわるい・・とか?
「仕方ないだろ!エル様に連れてこられたんだから!」
「ほぉぉぅ、あんた、しがない中間管理職の分際で、そんな口を聞くわけ……」
エルの目が据わっている。
『……ぎくっ!!』
う~む。
このSってひと、自分で自分の首をしめてるなぁ。
「……ま、まあそういうことなら……エル様、こんなむさくるしいことろにようこそ……」
いきなり低姿勢のね~ちゃん。
うぞぞぞ!
あたし、こんなね~ちゃん、知らないぞ!?
いや、とゆ~か、まじでこのエルって何もの!?
あのね~ちゃんがここまで怯えるのって!?
すでにあたしの思考回路はパニック。
ちなみにSという人をみつけた時点で。
もう一つの約束のオリハルコンは、エルがいつのまにかあたしに手渡してくれたのだけど。
今はそんなことより、目の前の光景があたしには信じられない。
……あのね~ちゃんが怯えてるし……エルに対して……

余談だが。
実は、あたしのね~ちゃん。
この世界の至高の神。
赤の竜神フレアドラゴンスィーフィードの力と記憶を受け継いでいるらしく。 
通称:赤の竜神の騎士スィーフィードナイト
いや、もう、その力といったら……
はっきりいって問答無用。
何しろ素手で、高位魔族すらも笑ってどつける実力もってたりするもんだから……
……そのね~ちゃんがおびえてる……


「リナ。あんた、あたしの代わりに、しばらくバイトお願いね♡」
ね~ちゃんが、混乱して何も耳に届いてなかったあたしに言ってくる。
どうやらあたしが呆然としている間に、何かエルと話していたようだが……
「ええ……と?」
がし。
「お願いね♡」
ね~ちゃん……
目が怯えてるんですけど……
あたしの肩をつかみつつ、あたしに言ってくるね~ちゃん。
もしかして、ね~ちゃんの弱点をにぎることになるか!?
だけど本当に何者??
エルって???
「は……はひ……」
ねーちゃんの目が真剣だったのもあり、あたしは素直に承諾するしかなかった。
こういったときの、ね~ちゃんの意見をきかなかったら、後でどういう目にあうことやら……
まあ、怯えているね~ちゃんをみたのは生まれてこの方十三年間、みたことはなかったが。


結局。
ね~ちゃんの、ウェイトレスのバイトのかわり。
というわけで。
一週間ばかり。
あたしがね~ちゃんの代わりに、ここリアランサーにて、アルバイトをするハメに……


何か、と~ちゃんや、か~ちゃんも、エルのことを知っているようだったのが気になるが。
次の日。
ね~ちゃんとSとやらは、エルに連れられてどこかにいったし……
戻ってきたとき。
なぜか、ねーちゃんはぼろぼろだったけど……
心なしか、なぜか姿が透けて見えるようなSと、何やらしばらく話し込んで。
ね~ちゃんは部屋に閉じこもって、何やらやってるし……


「じゃあ、お仕事はちゃんとするのよ♡」
『は……はい(涙)』
一週間後。
ゼフィーリアの名物料理や、ここに集まっている地方の名物料理や品を一通り食してから。
エルは、いきなり戻るといいだし。
ね~ちゃんと達とで見送りにでたのだが……
……仕事って?何のことだろ??
しかも、ね~ちゃんとSが一緒にうなづいているのが気になるし。
……あれ?
そういや、何でレイなのに、Sなんだろ~か?
……ま、いっか。


「それじゃ、またねvvリナvvあんたとは、いずれまた会うから♡」
??????
意味不明なことをエルはいって。
シャラァァァァァァン……
まるで、壊れやすいガラス細工の品が壊れたときのような、澄んだ余韻を残して。
いきなり、あたし達の前から姿を消した。


「ね…ねぇ?ね~ちゃん?いったい?エルって何もの?」
あたしの問いに。
「……リナ。きかないで……」
憔悴しきったね~ちゃんの顔。
……すっごく気になるんですけど……
「まあ……ひとまず我も戻ろう。」
いってSがきびすを返す。
「ちょっと……こっちまでまきこまないでよ……」
そんなSにと疲れたように言っているね~ちゃん。
???
「……お前が教えてくれれば。問題ないのだが?」
そんなね~ちゃんに、低く、それでいてあきらめたようにいっているS。
「それは却下ね。というか、自分のことでしょ?
  私に聞いたってもし分かったら、それこそ、私にまでお仕置きがまってるじゃない。」
ね~ちゃんがなぜか震えながらいう。
「それもそうだな。ではな。」
それだけいって。
しゅん。
「ど……どひひぇぇぇぇぇぇぇぃ!?」
Sまでも、いきなり姿をかき消していたりする。
「ね…ね~ちゃんのほかにも、空間移動できるやつが他にもいたのぉぉぉお!!」
あたしの驚愕の叫びが、静かなゼフィール・シティにこだまする。
「リナ、【人】……って。……レイ。あいつ…人じゃあないわよ?」
「……はひ?」
ね~ちゃんがぽつりと言った言葉に。あたしはしばし硬直してしまう。
いや、まあ、ある意味、ね~ちゃんも人でないし。
……ききたいけど、深く聞くのは……やめとこ(汗)


その後。
あたしがね~ちゃんに誕生日プレゼントとして、例のオリハルコンを渡したところ。
ね~ちゃんは顔を真っ青にして。
これは、リナがもってリナが使いなさい。
と、なぜかあたしにつき返してきた。
とりあえず、そこそこの魔法剣だけ渡す結果となったのだが……

……気になるのはエルのこと。
……一体……
何者だったんだろうか??
ね~ちゃんや、母ちゃんたちにきいても何も教えてくれないし……
……ま。
そのうちまた会ったときにでも、本人にでも聞きますか♪



一ヶ月して、あたしは、また旅にでた。
もしかして、どこかでまた彼女にであうかも?
と思いつつ……
出会ったのは金魚のふんだったが……


                               -終わり♪ー

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あとがき:
 薫:うっうっうっ……
エル:保存してなかった、あんたが悪いvv
 薫:しくしくしく……
   また、始めから打ち込みなおし……しくしくしく……
   終わりまで、打ち込みかけたとき。
   『プラウザに異常発生』と。??と思いつつ、閉じるをやると……
   しくしくしく・・・・・。ワードに書いてた、今までの二時間の苦労がきえたぁぁぁぁぁ!!!!
   何で!?
   ネットにつないでもいなかったのにぃぃぃぃ!!!!!!(涙)
   パソのみで打ち込んでいたのに……
   しくしくしく……ふっ。予定が狂った・・・しくしくしく……
   これ、十時までに打ち込んで、んで次に、破壊にいこーと思ったのに……
    打ち込みなおしてたら……十二時だし……しくしくしく……
 姫:チョクチョク、保存はしときなさいねvv
 薫:・・・・・はひ(汗)ちなみに。リナが出会った、エル様!!
エル:はぁい♪あたしのことよ♡
 薫:実は、リナ、昔、エル様に会ってたんですよねぇ……(汗)
 姫:それと、赤瞳の魔王(ルビーアイ)のSにもね♪
 薫:知らないとは、恐ろしい?(笑)
エル:ちなみに。
   ルナは、当然のことごとく、赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィードだから♪
 薫:……リナ、その真実・・知らないから・・・(汗)
    ま、ではでは♪私は、次の小説にとりかかりますので♪
 姫:というか、昨夜は、これ、他のが終了したら、
    打ち込む・・とかいってなかった?
エル:破滅の前書きでそういってたわねぇ♡
 薫:ぎくぎくぎきくぅぅ!!!!そ・・・それでは!!!!
エル:さて、いい加減に、あたしの漫遊記、打ち込みなさいねvv
 姫:それと、ジェムねvv
 薫:は……はひ……(滝汗)

エル&姫&薫:それでは♪また♪


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