まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ。今回はデイミア邸のハルシフォム救出?場所ははぶかれてますv
何しろ助けるのは…リナンたちではないもので。あしからずv
何はともあれ、いっきますvv
#####################################
If ~もしも…~策略?~
おかしい。
すぐにウィルたちとは合流できるであろう。
そうこちらは捉えていた。
だがしかし、先にみつけたのはウィルたちではなく、魔族セイグラムの姿。
二人の姿がみえないのに疑問は覚えるが、それよりも魔族を野放しにしておくわけにもいかない。
それゆえに、何やらわざとらしく私達に姿がみえるように屋根の上を飛んでゆくセイグラムを追いかけながら、
私とララは二人して、夜の闇夜のアトラスの街の中の道をかけてゆく。
ときどき、精神を衰弱させる技を解き放ってみるものの。
それらは全て無駄足におわっていたりする。
……目的がつかめない。
こいつの…この、セイグラムの目的は?
こちらに攻撃をしかけるわけでなく、かといって……
「こらっ!逃げてばかりいないで戦えっ!」
思わず素直な感想をそちらに叫ぶが、そのまま無視される。
…むかっ。
今は夜である。
あまり大きな技は他の町に住む人々におもいっきり迷惑になることは間違いなし。
もし、安眠を妨害した。
とでも姉ちゃんの耳にでもはいったら…私はそれこそ命ないし……
ここ、アトラス・シティって何でかゼフィーリアと多少関わりがあるからなぁ。
……なぜか。
よく、魔道士協会同士が連絡取り合ってるようだし。
そんなことをおもいつつも、しばし夜の闇の中。
セイグラムと、私とララとの三人の追いかけごっこが街の中にて続けられてゆく。
と。
どれくらいそうやっておいかけごっこをしていたであろうか。
「リナンさんっ!」
ふとみれば、道のむこうからやってくるウィルとルルの姿が見てとれる。
「ウィル?それにルル?」
とりあえず、対峙しているセイグラムに注意をむけながらもそちらにと声をかける。
セイグラムがこちらにむかってくる二人の姿をみて、
「幾度もいうが、こちらには戦う意志はない……」
いいすて。
すうっ。
そのまま闇にと掻き消える。
「あ!まてっ!」
思わず叫ぶがすでにおそし。
どうやら空間移動でどこかに移動したらしい。
闇の中、そのまま取り残される私達。
と。
「随分さがしましたよっ!リナンさんっ!タリムさんの屋敷にいってもいませんでしたし」
こちらにむかってはしってきつつ、ウィルがそんなことをいってくる。
ふとみれば、何やらルルがものすごく疲れたような顔になっているのが気にかかる。
「……何があったんだ?」
思わず問いかける私の言葉に、
「あ。そうそう。リナンさん。今回の評議長の選出はおそらくもう行われませんよ。
聞いて驚いてください!何とあのタリムさんと、デイミアさんとかいう人が、
本来の魔道士協会評議長をデイミアさんの屋敷の地下に幽閉していたんですよっ!?」
何やら興奮気味に私達にいってくるウィルの姿。
「…幽閉?」
「……というか。あれは…どちらかといえば…封印といったほうが……」
そんなウィルの後ろで顔色もわるくルルがそんなことをいってるし。
「何をいってるんですか。ルルさん。あんなご丁寧に破法封呪をかけた五芒星までつくりだして。
さらには水の中の球体に評議長さんを閉じ込めていたんですよ?」
「いや。だからそれが気にかかっているんです。そこまでする必要が普通はないでしょう?」
何やら交互にいっているウィルとルル。
……何やらはてしなぁぁくいやぁぁな予感。
さっき何か地響きのようなものがしたけど……
「え。えっと。詳しく説明してくれないか?」
どうも話がつかめそうにない。
それゆえに、ここはきちんと内容をつかむためにも二人にと問い返す。
「実はですね。ルルさんと一緒にあの魔族をおいかけていったんですけど……」
いって、ウィルとルルが交互に説明を開始してくる。
二人の会話を要約してみれば、あのセイグラムと名乗った魔族はまるでおびくように。
それでいてあからさまにデイミア邸の中にと逃げ込んだらしい。
あまりにあからさまだから、というのでルルは何かあるかもしれない。
と止めたらしいけど、ウィルは聞く耳持たずでそのまま屋敷内部に入り込み、
そして、屋敷の奥でデイミアと遭遇したらしい。
何かまったく話が通じない人だったらしく、幾度も同じようなこと。
即ち、自分がつくった子供たち…即ち、キメラを盗みにきた。
だの、タリムがやとった暗殺者だの。
といってまったく話をきくことなく、さらには幾度も幾度も同じことを繰り返し、高笑いを繰り返していたらしい。
……某高笑い女を思い出したのは、それはそれで別として。
そして、そのまま何やら仕掛けがほどこされていたらしく、デイミアが何かの紐をひっぱると。
二人して、そのまま屋敷の地下らしき場所に部屋の床がぬけて落とされたらしい。
あまりのとっさのことで二人とも呪文を使うことなくそのまま落ちてしまったらしいが。
問題はその後。
そのおっこちた場所、というのがかなり広い…何やら水がなみなみと張られている空間で。
さらにいうならば、その並々と水が張られている場所は綺麗な円形状。
ついでにいえば、円形を中心とするように五本の柱が聳え立っていたらしい。
ルル曰く、それはちょうど自分達が落とされた部屋の床にも同じような紋様。
つまりは、五芒星が描かれており、それとまったく対になるようにそびえていたらしい。
そして…あろうことか、その五芒星の中心地帯。
さらにいうならば、水の中に一つのエメラルド色の球体のようなものがあり、
その中に一人の男性が閉じ込められていたらしい。
ウィルは伊達に神官長の地位についているわけではないらしく、それが何なのかすぐにわかり。
その中の人物とコンタクトをとったところ、何とそれが失踪した。
といわれていたハルシフォム評議長であることが判明したとか。
「…というか。何で素手であれが壊せるのか。私には理解できません……」
ルルがその辺りまでいって頭を抱えて何やらつぶやいているけど。
……何でもウィルは、その柱のいくつかを素手で殴り壊し、
さらには閉じ込められていたハルシフォムを救出したらしい。
……ま、まああのフィルさんの息子だしなぁ~……
それゆえに、そのあたりのことは深くつっこまないようにした私。
うん。
我ながらいい判断だ。
…絶対に。
ちなみに、男性。
とおもったその人物は男性の格好をしていた女性であったことをルルがぽつりと付け加えてきたが。
「それでですね。ハルシフォムさんと一緒に屋敷の中にもどっていったら。
素直にデイミアさんが自分の非を認めてくださりまして。
しかも!何と、ハルシフォム評議長さんを幽閉したのは、デイミアさんとタリムさんらしいんですよっ!
それで、今までハルシフォムさんをタリムさんの屋敷につれていって。
私達はとりあえず、屋敷にいたあのロッドさんからリナンさんたちが、魔族をおいかけていった。
というのをきいて追ってきたんです」
ぞわりっ。
そんなウィルの説明をききながらも、背中といわず全身に悪寒が走る。
……今、評議長の座を争っている二人で、幽閉していた?
しかも…それが何重にもほどこした五芒星の結界の中に?
先ほどの魔族の行動といい。
果てしなく今まで抱いていた嫌な予感が脳裏から離れない。
「…そ、それで?そのハルシフォム評議長は……」
声が知らず知らずのうちにとかれているのは気のせいではないはずだ。
きっと。
そんな私の反応に少し首をかしげつつ、
「ハルシフォム評議長さんが、タリムさんと話をつけるから。というので。
私達はそのまま別れてきたんです。…って、リナンさん?顔色悪いですよ?」
「……ルル。今一度確認するけど。
あの白い仮面の魔族は、目に付くようにデイミアの屋敷の中にはいっていった。
…それは間違いないのか?」
とすれば、それが意味することは……
「すくなくとも。そうみえましたが。…それが何か?」
いいかけて、どうやらルルも気づいたらしく、はっとした表情になる。
「…っ!タリムがあぶないっ!」
もし、私や…おそらくルルが抱いている危惧が現実だとすれば。
いや、おそらくそれが現実のはずである。
ならば……
そういいすて、ルルと顔を見合わせこくりとうなづき、そのまま走り出す。
「あ。リナンっ!」
「?ルルさん?リナンさん。まってくださ~いっ!」
そんな私達の背後より、意味が理解できていないらしく、声をあげながらウィルとララがおってくる。
…というか、まってられるかっ!
走ってゆくことしばし。
しばし走ってゆくと、タリムの屋敷に続く道。
そしてその先の坂にとぽつりとたたずんでいる一つの人影が見てとれる。
思わず身構えるが、街灯のほのかな明かりがそこにいる人物の髪を赤くてらしだしていたりする。
「…ん?」
たしか、アレは……
たしか、先日、食堂でララたちにちょっかいをかけようとしていた男のはずである。
名前は何かランツとか何とかいったようなしなくもないが。
そっちのほうもどうやらこちらに気づいたらしく、
「あ……あんたたち、いったい今までどこにきえてたんだ?」
何やら震える声で私達に問いかけてくる。
「?何かあったんですか?」
そんな彼にむけて、ウィルが首をかしげながらもといかけてるけど。
ウィルの台詞に、彼はじりっと後ずさりながら、
「あんたら…デイミアのところにいったか?」
「デイミアさんのところに幽閉されてたハルシフォム評議長さんを救出して、
それからデイミアさんと話して、ハルシフォム評議長さんといっしょにタリムさんのところに戻りましたけど。
あ。もしかしてデイミアさん、罪を悔いて自首しました?それは何よりです!」
さらっと、しかもあっさりと答えているウィルだし。
「って、それこそまてっ!何でそこにハルシフォム評議長の名前が!?」
ウィルの言葉をきいてわめいているその男…確か、多分ランツという男性。
「何でもなにも。タリムさんとデイミアさんが凶暴してハルシフォム評議長を幽閉していた!
という紛れも無い事実があるからにきまってるじゃないですかっ!」
…お~い。
だからぁ……そう、あっさりということかなぁ。
ある意味間違ってはいない説明なんだろうけど。
だが、今は何よりも気になるのは…ランツとかいう奴のいいようのない声に含まれている怯えである。
「…何かあったのか?」
もし、私やルルの考えが正解だとすれば…もしや……
そんな私達の会話をききながら、
「……一つだけこたえろ。あんたたち、何かデイミアのやつにしたのか?」
「?ハルシフォム評議長さんがにこやかに、デイミアさんに説明をもとめてはいましたけど。
私達はそのまますぐに屋敷でましたし。デイミアさんも素直にはなしてましたよ?
あの?何か?」
さすがに相手の声に含まれる怯えと、その反応がおかしいとおもったのか、
首をかしげながらも問いかけているウィル。
そんなウィルや私の会話をききながら、
「…何かあったのですか?デイミアの家で?」
戸惑いながらも、その声に不安の色をにじませつつ問いかけているルル。
そんな私達の会話というかやり取りをききながら、しばし迷ったものの。
「…ほんとうに、あんたらは何もあのことはしらないのか?」
などとしつこくきいてくる。
「…あまりしつこいと、炎の呪文の一つでもお見舞いするけど。いったい何があったんだ?」
あまりのしつこさにひとまず平和的な意見を持ち出し問いかける。
びくっ。
そんな私の台詞に、しばし硬直しながらも、
「…じゃあ。本当にあんたたちは…何もしらないんだな?」
尚もさらに確認してきて、私達が顔を見合わせながら首をかしげると、大きく息をつき、
「…あ、あれをどう説明すればいいのか…おれにはわからねえ…わからねえが……
と、とにかく。あんたたちなら何かわかるのかもしれない。…ついてきてくれ」
多少、怯えたような、それでいて懇願するような声でこちらにむかっていってくる。
「…いってみたほうがよさそうだな」
そんな私の言葉に。
「?つまりどういうことですの?」
…ごけっ。
意味がわかっていないらしく、きょとんとして問いかけてくるララに対し、
「つ・ま・り!今からデイミアって人のいえにいく!いい?ララ!」
思わず胸もとの服をつかんで叫ぶ私。
みれば、ルルは何やらおもいっきり地面につっぷしている。
…ま、気持ちはわかる…切実に……
「……ほんとうに、どうやらあれとはあんたら…関係ないようだな」
そんな私とララのやり取りをみて今度こそなぜか本当に安堵の声をだしているランツ。
……いったい全体、デイミアって人の家で何があったっていうんだろうか……
とりあえず、私達はそのまま。
ランツに先導されて、デイミア邸にむかって移動してゆくことに。
月の光を背におって、デイミア邸という場所は静かにたたずんでいたりする。
「…?何か昼間やさきほど訪れたときはとまたちがった雰囲気ですけど?」
そこに漂う違和感を感じたらしく、ぽつりとづふやくウィル。
この辺り…特に家にまとわり着いている妖気…というのであろうか。
とにかく、空気そのものの質が異なっているのは明白。
「…何かすごい雰囲気だな~……」
屋敷をみあげつつ、ぽつりとララがつぶやいているけど。
こちらはこちらであまり動じていないらしい。
…ま、あんな
そういう感覚になってもおかしくはないのかもしれない。
「…いこう。…いやだけど」
最後の台詞が本気の本音であるが、ここで嫌だからといって引き返すことはできない。
ゴクリ……
そんな私の背後でランツが大きく喉を鳴らしているのが聞こえている。
どうでもいいけど、私とララが先頭にたっている。
これはまあいいとして、何で一番後ろにいるルルの背後にランツはかくれているのだか。
男だったらもっとしゃっきりとせんかっ!
と思わず同じ男として一括したくなってしまう。
……今、この場でそれをする気にはただひたすらになれないが。
そのまま、私達五人は開け放たれたままのデイミア邸の門をくぐってゆく。
重く湿った冷たい空気が五人の体にまとわりつく。
前の通りと、門の内部においては空気からしてまったく別のものと成り果てている。
むせかえるような敵意、そして悲しみ、絶望感……
それらがすべて絶妙に絡み合わさった何ともいえない空気。
先日の魔王との戦いにおいて感じた気配とよく似ている。
即ち…瘴気に……
どうやらそれに気づいたらしく、ルルやウィルの顔色がかなり悪い。
そのまま誰一人とて一言も発することなく、玄関の扉にと手をかける。
ギィ……
鍵はかかっておらずに、しずかに扉は開き、屋敷内部へと私達を招き入れる準備が整う。
「…つっ」
扉を開くと同時に、思わず小さく声をあげてしまったのは仕方ないとおもう。
家の中に満ちている生臭い異臭。
「…何ですか?この匂い…さっきはこんなの…ありませんでしたけど……」
すかさずに、懐からハンカチを取り出して口元を押さえているウィル。
ルルは口元をもおおっていたマフラーで口元を押さえて空気を遮断しているようだ。
『――これは……』
あ。
ガウリイが腰にさしている剣から聞きなれた声がふと聞こえてくる。
どうやら多少は力の回復ができているようである。
ランツはその声に気づくこともなく、
「……こっちだ」
いって私達をそのまま屋敷の奥にと導いてゆく。
そのまま屋敷の中に入ってゆくことしばし、奥に進むにつれて異臭はどんどん強くなる。
「…タリムの旦那のところにやってきた襲撃者。あれは普通じゃない。
だから、とりあえず屋敷の外を警護しようと出て行ったんだけど……」
いや、それはどう考えても逃げ出した。
としかいえないのでは?
「そんなとき、そこのあんたたち二人の姿がみえて、おいかけたのさ。
そのうちに見失っちまって……で、とにかくこの辺りを警戒しつつ歩いていたら何か声がして……
それも一つや二つじゃなかった。声がしたほうこうがこのデイミア邸でもあったこともあり。
あの襲撃者だろ?もしかして手ひどくやられたあいつらがけしかけた張本人のところにもどって、
何かしでかしてるんじゃないか。とおもったわけさ。ところが…だ。
デイミア邸についてみれば、人っ子一人の姿もみえずに、この有様。
周囲にはわかるだろうけど、こんな何ともいえないおかしな雰囲気がただよっているしよ……
おっかなびっくりしつつも、はいってみれば……このありさまだ……」
いいつつも、辺りを見渡すランツ。
ところどころ左右についている扉の中には開きっぱなしになっているものもある。
「……悪趣味、というか、これは……」
思わずその中の一つをのぞきこんで素直な感想をぽつりと漏らす。
床は奇妙な何ともいえない色の液体で水浸しになっており、砕けてちった無数のクリスタル瓶の破片。
その中に、いまだうごめきつづけているいくつもの肉塊……
目も体毛もない、猫のような生き物。
床に横倒しになったまま、低いうなり声をあげ異様に短い手足をばたばたさせている。
「こんなっ!やっぱりあのデイミアってひとは悪ですっ!命を粗末にあつかっているなんてっ!」
ウィルもその光景をめにして目に何ともいえない涙をためて思わず叫んでいたりする。
そう。
ここにいるのはおそらくは、デイミアの実験材料として使われていた動物たちのなれの果て。
つまりは、
「……
ぽそりと何やらしばしその光景をみて黙っていたルルが小さくつぶやくと同時。
水浸しになっている部屋全体が一瞬光輝いたかとおもうと、次の瞬間。
バシュ……
あとかたもなく、実験材料として使われていたそれらの姿は精神世界面から干渉されてその体ごと消滅する。
おそらく、ルルは実験として扱われていた様々な動物たちを苦しませないように一撃で葬ったのだろう。
たしかに、みるに耐えない光景ではあったが……
「行こう。…目的の場所はここじゃねえ……」
ランツもまた、今のルルの行動に対しては何もいわない。
彼とて思いは同じなのだろう。
助からないのならば、せめても楽に…と。
ただ、その手段方法を彼はもっていなかっただけ。
誰も好き好んで罪がないと思われる動物たちを切刻もう。
という人間はそうはいない。
中にはそういう趣味の人間もいるにはいるのも事実だが。
そのまま、私達を促してさらに奥にと移動してゆくランツ。
そのまま、あまり気に留めないようにしてどんどん屋敷の奥に奥にと進んでゆく。
何ともいえない重たい雰囲気がずしりと重くのしかかってくる。
おそらく、ララがもっているゴンルノヴァは私達の負の気や、そしてこの場に満ちている気。
それらを吸収していることだろう。
世界が異なるとはいえ…魔族の本来の糧となるのは、負の力。
なのだからして……
-続く?-
HOME TOP BACK NEXT
###############################
あとがきもどき:
薫:……どうでもいいですけど。普通素手で石柱とか壊しますかね…素手で……
L:あら?でもウィルは一応拳に呪文かけてたし。そもそも、こづいたくらいで倒せないとまだまだよv
薫:・・・・・・・・・・・ノーコメントとさせていただきます。
まあ、あのフィルさんの息子…ということでもありますしねぇ。
こちらでの男性版アメリアことウィルは……(遠くをみつめつつ
L:そういえば。これのあたしの活躍は?
薫:きっぱりいってないですっ!
L:ほおおおおう♪
薫:って!エル様!何その冷たい笑みを浮かべながら何かもってるんですか!?
そ、それにっ!一応、エル様のお力をかりた術はいろいろとでてきますしっ!
L:でも、あたしはでないよのね?ということで問答無用v
薫:…まっ!!
ぶしゅ…・・・
L:さってと。何かに飲み込まれて液体となりはてて消化された薫はほっといて。
まったく、このあたしを活躍させないなんて、もっとお仕置きしとかないと……
って、独り言はおいといて。それでは、あたしを活躍させるようにおどし…もとい説得しながら、
それではまた次回であいましょうね♪
それでは~♪
(あとには、何かひらべったいような生物らしきものの中でどんどん減ってゆく液体の姿がみうけられているのみ…)
2007年2月18日(日)某日
HOME TOP BACK NEXT