まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

まだ誰からもつっこみなしv
誰かいってくるかなぁ?とちょこっと期待してるんだが(笑)
何しろ、あのフィルさんとガウリイが親子(父と息子)だもんなぁ……(核爆!!

ちなみに。
参考資料。
ドラゴンクエスト公式ガイドブック。
ちなみに、参考に今のところしているのは、知識編。
エニックス出版。定価960円(税込み)ISBN-87025-706-8
スーパーーファミコン、ドラゴンクエスト公式ガイドブック。
下巻、知識編。です。あしからず・・・・

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永遠の邂逅  ~洞窟探検?~

レテディウス王国。
この国には、二人の王子が存在する。
といっても、腹違いの王子なのだが。
何しろ、前国王が、その父親よりも早くに死亡してしまい。
その父親である前国王が再び王位についているのだが。
だが、そのあたりで多少問題が発生しているこの国の現状。
すなわち・・・・いうなれば、俗にいうお家騒動。
というものが持ち上がっていたりするこの国、レティディウス王国。
だがしかし。
そんなことは関係ない、とばかりに。
生活しいるものたちも少なくはない。
そう…彼らのように……

「んふふ♡荷物もちがいる、というのは便利よねぇ♡」
いいつつも。
洞窟の入り口でそんなことをいっているリナに対し。
「それだけか?」
そんなリナの態度に多少いじけているガウリイ。
まあ、六歳の男の子が四歳の女の子にやり込められている。
というのはどうかともおもうのだが…
「ほかに何があるの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しくしくしく・・・・」
「?変なやつ。とにかく、奥にいくわよ!いやぁ、外とかで姉ちゃんが呪文とか使っちゃだめ。
  とかいうから、なかなかできないしねぇ。んふふふふ」
いいつつ、ガッツポーズをとるそんなリナの様子をみつつも。
「…まあ、リナの術はここの知られてる術とは違うしなぁ…」
ぽそり、とつぶやいているガウリイなのであるが。
この世界で一般に知られている術は。
素質があれば、誰でも使える、という何ともポビュラーなもの。
だがしかし。
リナが使っているのは、この惑星上ではおそらくは。
あまり使用するものはいないであろう、とある精神世界面を応用した術のみ。
…最も。
彼女はその気、というか、『思い出し』さえすれば。
どのようなことでもできるのであるが。
「だって、あのメラとかメラミとかって、威力ないじゃない?
  それに、アレンジとかもできないし!やっぱ術、というのは、アレンジできないと!」
きっぱりと、洞窟の奥にと進みつつ、断言しているリナであるが。
「それより、リナ?あれ、でてきてるんだが…どうすんだ?」
いいつつも、ガウリイが指し示したその先にいるのは。
ちょっとしたスライムたちの軍勢が。
このスライム、という生物は、様々な色や特性をもち。
たとえば緑のものであれば、毒をもっていたり、赤い色であれば、
なぜか回復系の術をよく使ったり・・・・と、様々な方向にと進化しているひとつの生命体。
一般には、魔物、と呼び証されているのだが。
大きさもまた、手の平サイズから、キングサイズ・・・つまりは、一つのちょっとした山程度ほど。
様々なバリエーションを持っている。
「普通のスライムかぁ。ま、こうするのよ♡」
いいつつ、にっこり微笑み。
「すべての力の源よ…ってことで!ファイアー・ボール!!!!」
キュドゴォォン!!!
『きゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』
洞窟内部に響き渡る、熱風と、そして灼熱の炎。
それと同時に、炎に巻き込まれ、何か子供のような泣き声を上げつつも、
溶けて行ったり、またはそこからうようよと逃げ出していたりする水色の物体たち。
ちょうど、リナたちの進む先の洞窟の道の中の一角に。
固まっていたスライムたちは、リナの放った術に。
半数以上、消滅させられ、そして、生き残ったものたちは、わたわたと。
その半透明な体をぷよぷよさせつつも。
更に洞窟の奥の方にと引っ込んでゆく。
「おっしゃぁ!道が開けた!というか、まだまだ威力とかに付属というかアレンジが必要よね…」
ガッツポーズをとりつつも、ぶつぶつつぶやくそんなリナに。
「とにかく、リナ、奥にいくんだろ?いこうぜ」
「そね。それじゃ、いきましょう!お宝さんがこのあたしをまっている!」
四歳でこれでは、大きくなったらどうなるのだろう?
と間違いなく第三者がいれば思うであろう、というような台詞を言いながらも。
そのまま、洞窟の最深部にと進んでゆくリナの姿。
そしてまた。
「う~ん、リナはやっぱりかわいいなぁ♡」
などとのたまわりながらも、そんなリナの後ろからついていっているガウリイ。
ある意味、この二人・・・リナとガウリイは、似たもの同士、と言えるのであろう。

子供でも、簡単にと入ることが許可されているこの洞窟。
とはいえ、あまり危ないような気配があるときには。
洞窟の前で常に剣士が守っているがゆえに。
絶対に中には入らせなかったりするのだが。
もし、夕方などになっても入った子供が出てこなかった場合には、
彼は洞窟の中にと赴き探す、という役目もまた追っている。
-最も、大人の場合は、この中で取れる特殊な石を目当てにしている場合などが多く。
ゆえに、出てくるまでほうっておく、というのが常になっているのだが。
この洞窟は子供にとっては未知の世界。
…普通の子供ならば。
だがしかし。
この中には、ここでしか取れない、という石を目当てに入った大人たちが。
突如として出てきた魔物などに驚き、あわてて逃げ出したときに落としたアイテムなどが。
かなりの確立で落ちていたりするのもまた事実。
まあ、とある人物が、『落ちていたらもったいないから』とかいって。
定期的にそれらを宝箱の中にと収めているのだが。
まあ、その人物は、実際には人ではないのだが…
ゆえに、リナとしては、定期的にこの洞窟の中にと入り。
ちょっとしたこづかい稼ぎとストレス解消をかね。
この村にやってくるたびにとこの洞窟の中にとはいっているのだが。
だがしかし、まだ幼い女の子。
品物が持てる数には限界がある。
ゆえに、リナはガウリイを荷物もちとして誘ったのである。
この洞窟はかなり奥深くまで掘り進まれており。
地下の方では地下水などが湧き出て天然のちょっとした湖となっている場所などもある。
そのあたりでは、特殊な薬草なども取れるのだが。
「う~ん、さすがに奥の方まできたら、いろんな代物があるわねぇ」
ほくほくほく。
ほくほくしつつも、宝箱の中身などを物色しているリナ。
「まあ、このあたりは石目的のやつらか、または薬草目当てのやつらしかこないしな」
などとつぶやいているガウリイ。
「あ、またきたvふふふvいやぁ、こりはストレス解消にいいわ♡」
この洞窟の中は、いわゆる魔物たちの住処。
といっても、いる魔物、と呼ばれている生き物は。
スライムを筆頭に、トゲボウズ、ドラキー、などといった魔物が存在している。
もっとも、スライム、というのはゼリー状の魔物でどんな形状にも十分に変化かのう。
中にはその体を溶かして木の上などから旅人を襲ったり、という種族のものもいたりするほど。
トゲポウズ、というのは、とある植物が進化したもので。
その種と形状はほぼ同じ。
緑の体に体全体にちょっとしたとげとげがあり、触れると痛い。
セミモグラ、という魔物は魔物で普段は土の中にと潜んでいる。
とある魔物の幼生体。
彼らは複数で行動するがゆえに、油断していると痛い目にもあったりするが。
基本は弱い。
ドラキー、というのはよくいる蝙蝠。
それが進化した魔物。
ちなみに、種族的には吸血蝙蝠の部類に入るのであるが。
ちょっとした攻撃呪文などをも扱うことができる種族ではある。
後、この洞窟に存在している魔物、といえば。
見た目ふわふわでかなりかわいい、大木鎚。と呼ばれている魔物と一角ウサギ。
という魔物。
ちなみに、その体よりも大きな木槌を身を守るためと食料調達などのために持っているがゆえに。
ついた名前が大木槌。
ちなみに、抱きしめるとふわふわもこもこしているので。
かなり女性などには人気の魔物でもあるのだが。
一角ウサギのほうは、ウサギが特殊進化した魔物であり。
その身を守るためにと鋭いちょっとした角を頭にと持っている魔物。
攻撃の仕方は、突進。
こちらもまた、ふわふわの体をしているがゆえに、女性などに人気であるのだが。
何はともあれ、この洞窟の中には、そのような。
あまり害にならない生物ばかりなのであるがゆえに。
こうして子供でも入ることが許可されているのである。
…最も、これは一部のみで。
別の場所にと移動する、川の横、つまりは対岸沿いにとなる洞窟の先では。
さらに凶暴な魔物がすみついているのであるが、それはまた別の話。
そんな会話をしつつも。
二人は、洞窟の奥に、奥に…というか、地下に、地下にとそのまま下りてゆく。

-  ウ…ン…
「?何かガウリイ、聞こえなかった?」
ふと足を止める。
あたりはすでにかなり地下にと来ているがゆえに。
周りが光こけなどの影響でほのかに照らし出され。
そこかしこにと湧き出ている、地下水の泉がほのかに光を帯びている。
そんな中で。
二人の耳にと何やら人らしき声が聞こえてくる。
「う~ん、というか、こっちの方から人の気配がするぞ?」
いいつつも、さらにその階の洞窟の奥を指差すガウリイに。
「そういえば、あんたのその勘って、昔から当たるもんね。
  そだ。もしかしたら、魔物とかに襲われて怪我したひとかも!
  助ければ礼金がもらえる!いくわよ!ガウリイ!」
ぽん。
軽く手をたたき、その可能性もあることに気づき。
ガウリイが示したほうにと走り出してゆくリナであるが。
そんなリナの後ろから。
「あ、まってくれよ!リナ!」
あわてて追いかけてゆくガウリイの姿がそこに見受けられてゆく。

「…グー…グー…グー…」
「・・・・・・・・・・・・・」
「おー、何かよく寝てるなぁ」
声のした方向にとたどり着き。
思わずそれをみて無言になっているリナに。
のんびりとした声を上げているガウリイ。
みればそこは。
おそらくはちょっとした穴があったのであろう。
だがしかし。
その穴は崩れた岩などでふさがれ。
そして、その下に一人の男性が、なぜか熟睡しつつ、つぶされていたりする。
そして。
「…グー…って、はっ!?いかん、いかん、眠ってしまったぞい」
そういっているのは。
ちょっと小太りで、それでいて体格がいいものの、普通の人間の大人よりは小柄な人物。
「…あれ?つうか、ンなところで何してるの?カケスおじさん?」
ようやくその人物が誰なのかに気づき。
声をかけているリナ。
そんなリナの声に。
「ん?おお、何だリナちゃんか?…ん?そっちのは、もしかしてガウリイ君か?
  いやぁ、大きくなったなぁ。二年ぶり…か?」
なぜか岩の下敷きになりつつも、にこやかにと話しかけてきているこの人物。
「つうか、何だってんなところで寝てるのよ?というか、うちのレイス兄ちゃんの薬は!?」
この人物こそ、ルナが薬を頼んでいた張本人。
ドワーフのカケルテス。 
面倒なのでリナはカケス、と呼んでいるが。
そんなリナの質問に。
「いやぁ。レイスさんの薬を作りに、薬草を取りにここに入ったはいいものの。
  ちょうどここの穴の中にいい具合の薬草が生えててねぇ。
  で、力いっぱい引き抜いたら、なんか地盤がゆるくなってたみたいで水が噴出して、
  でもって、今のこのとおりさ。あはははは。
  自力で抜け出せないし、どうしたものか、と思ってるんだがねぇ」
頭だけだしてそのようなことをいっても、何だかあまりこま困っているようには見えない。
しかも、にこやかな笑みを浮かべていればなおさらに。
「とゆ~か、よくつぶされなかったわねぇ」
おもいっきり、その身長と同じくらいの岩の固まりなどが完全に、穴をふさぐ形で。
このドワーフの体の上にと覆いかぶさっている今の状況。
そんな中で寝ていたこのドワーフ…かなりの大物、ともいえるのであろうが…
そんなリナの質問に。
「いやぁ、とっさに守備力アップの魔法、『スカラ』を唱えたからねぇ。
  でも定期的にかけるだけで手一杯でねぇ。そろそろ魔力もつきかけるので困っていたところなんだよ。
  いやぁ、助かったよ。それで、リナちゃん?薬代、ただにするから、この岩、のけてくれないかなぁ?」
まったくにこやかに笑みを浮かべたままでそういっても、困っているようには見えないんだけど…
そんなことを思いつつもそんなカケスの話を聞いているリナ。
「うーん、ま、ただになるのはこしたことはないし。んじゃ、オッケー!ってことで、ディル・ブランド!!」
ちゅどごぉぉん!!
リナの放った術は術者、というか対象者を中心に土砂などを噴き上げる。
という性質を持つ呪文。
まあ、これもまた、アレンジ方法や、そしてまた、
その術者当人の魔力容量キャパシティによるものがあるにしろ。
とりあえずは、瓦礫などをのけたりするのにはかなりポビュラー、といってもいい呪文。
まあ、これらの術を使えるのはほんの一握りなのであるが。
まあ、大概は一般的に普及されている術をほとんどの存在が使うがゆえに。
リナの言葉と同時に。
カケスの体を押しつぶしていた岩などは。
ものの見事に吹き飛び、ちょっぴしカケス本人も吹き飛んでいたりするけど。
まあ、それはリナにとっては些細なこと。
「よっしゃ!これで薬代ただ!」
瓦礫からカケスが開放されたのをみてとり、ガッツポーズを取るリナの姿が。
ここ、洞窟の一角にて見受けられてゆくのであった…

キュゥ…

その横では、リナの術に巻き込まれ、気絶しているカケスの姿がみうけられていたりするのだが。
それはリナにとっては別にどうでもいいこと…


                             -続くー

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あとがきもどき:
   薫:打ち込みするのに、ドラゴンクエストの公式ガイドブックを片手に。
     打ち込みしていたり(笑
     ちなみに、サンタローズの石。あれは、PS2版のみにあったイベントですよv
     念のために・・・・・。
     さって、イラストみつつの魔物の姿形の打ち込みをば。
     一応、ドラクエのパロディですもん。これ(かなりまて!
     さてさて、次回でリナの村に移動ですな。
     んでもって、本当ならばキラーパンサーの子供を助けるあのイベントが。
     なぜかディモスドラゴンになってたり(まてぃ!
     何はともあれ、次回でまたあいましょうv
     んではではv

      2004年5月12日某日


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