前回までのあらすじ:
なんと、あの、ナーガが結婚し、そして、あるとき、セイルーンの王位につく(汗)
・・・ああ、セイルーンの運命やいかに!?←こら(笑)どこが、本編に関係あるんかい!?
リナの約束・其の41 ~約束を果たすとき編~
「ああああ!!!!!これなにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
おもわず、あたしは、叫んでしまった。
目の前にあるのは、無限時空の中に果てが見えないくらい、たまっている仕事の山・・・。
なんだって、こんなにぃぃ!!??
はっ!?そーいや、サラディナ達に任せてるあっちは、手伝ってたけど、
エルの方をあまりやってなかったぁぁぁ!!!!!!!!
「リナス♡じゃ、頑張ってね♡」
エルがのんびりというけど。
あう゛・・・・。多分、一億年以上あるんだろーなー・・・。
この仕事の山は・・・・・(涙)
だって、あたしがこっちの宮殿に戻ってあんまり仕事してなかったのは、一億年前くらいからだし・・・。
時々は、戻っては、いたけど・・・・・。
ま・・・まさか、ここに仕事の山をためているとは!!??
エル・・・やるわね・・・・。
「なんだって、こんなにあるのよぉ・・・。エルゥ・・・。」
あたしが言うと、
「あら♡あたしは資料の中身なんて、みなくても、全てわかるから、
提出されてきた、まとめの資料なんかが、そのまま、あるに決まっているでしょ♡」
当然のように、いうけども。
そーか・・。そーいや、そーだった・・・。
エル・・・・この仕事を作り出した理由も、暇だから、ちょっと、仕組みなんかをまとめてね♡
という理由から、こーんなに仕事が出来たんだった・・・。
なんでも、資料として、残しておいた方が面白そうだからとかいう理由で・・・(汗)
まあ、過去の資料を参考(?)にして、そのまんまの進化にさせたりもしてるからねぇ・・。
面白半分で・・・。エルは・・・・。
「はうぅ・・・。ししかたない・・・。やってやろーじゃないのよぉぉぉ!!!!!」
あたしは、気合を入れて、そのまとめの作業にとりかかる。
・・こりゃ、早いとこ、エリー達にあっちの監視者は、任せたほーがいーわね・・。
エル、絶対、自分では、やんないから・・・。
かくして、あたしのお仕事は、半年かかった(涙)
ま・・まさか、ここまで、ためているとは!?エル、恐るべし!!!
あれから、約、五十年の月日が流れている。
エリー達は、孫たちにかこまれて、十代の姿のままで、生活してたりするけど。
インバース財団は、見る間に急成長をとげ、星中でも、一番の財団になっている。
まあ、実際には、宇宙中で、一番なんだけど。
あたしが、かつて、とある場所から持って帰った品物なんかが、やけに馬鹿うけしたりして。
まあ、ちょっと、精神集中するだけで、伝説の光の剣と似たものと成り果てたりする剣が馬鹿受け♡
あれは、部下Dの腹心のゴルンノヴァだったけど、
あたしの実家で、売り出しているこの剣は、使う存在の精神力を刀身にかえるものなので、全然、問題はない。
中には、ちょっと、変わったものというので、魔族に対してしか、有効でない剣や、
精神身体のみにダメージ与える剣、竜族、神族にしか効き目がない剣といった代物も販売しているが。
あと、いやに馬鹿うけなのが、自分の分身を作れる人形。
これは、取り扱いも簡単で、使う人間の情報をインプットするだけで、身代わりとできるのである。
中には、完璧に自分と全く同じ存在を作れる人形もあるけど。
これは、なぜか、今だに数対しかうれていない。
たいがい、かって行くのは、ある国の王族とか、貴族とか、果ては、亜人間とかである。
余談だが、覚えてはいないであろう。
吸血鬼のアレクサンドルとマリアテーゼ=ハインラインは、人間と仲良く、共同生活なんかしている。
なんでも、人間達は、魔王とルナ姉ちゃんの結婚を知ってから、吸血鬼をみる目が変わったとかで・・。
まあ、気持ちは、分かるよなぁ・・・。それに比べると小さい、小さい、共同生活なんかは。
「さってと♪エリー、ユーリ、準備はいいかしら♡」
あたしが言うと、
「もちろん♪母様♡」
「大丈夫です♡」
エリーとユーリが同時にいう。
「なあ・・・リナスぅ・・。なんで、俺までが、いかないといけないんだぁ?」
ガウリイがあたしに聞き返してくる。
うぁ~・・。
「あんだけ、説明したでしょ~がぁ~!!!!!!」
あたしは思わず、叫ぶ。
あたしがガウリイに説明したときなんて、
「じゃ♡今のうちに♡」
とかいって、二十年もあたしを放してくれなかったのは、どこの誰ぇぇ!!!!!
「ともかく!!カウリスには、エリー達の指導を任せたかんね♡」
「ええ~。リナスも一緒に指導しよーぜ~。」
んなの知ったこっちゃない!!
「カウリスは、子供好きでしょーが!!それに、エリー達は、始めての監視者なのよ!?
親が指導しなくて、どーすんのよ!?」
あたしが言うと、
「リナスでも、一緒だろーに・・。」
まだ、ぶつぶつ文句いってるガウリイである。
「あら♡じゃあ、カウリスが、エルの溜まってる(確信)お仕事してくれる?」
「分かった、エリー達のことは、任せておけ。」
すぐさま、返事が戻ってくる。
なんで、あたしがこんな会話をしているかというと、
エリー達も、とりあえず、人間としての生活がひと段落着いたので、今度は、監視者を引き継がせよーとおもっているのだ。
今から、とりあえず、あたしが監視してる小宇宙にいくのである。
インバース財団は、いたって、順調に起動してるから、あたしがいなくなっても、さしたる問題ではないし♡
会長とかの後任は、エリー達の子供達に任せてある。
「じゃあ、行きますか♡」
あたしは、言って、あっちの小宇宙に移動してゆく。
「あ゛あ゛!?リナス様ぁぁ!!??」
緑碧の魔王グリューゲルイスラーダが驚愕の叫びをあげている。
あたしは、完全に気配を本来のリナスに戻してるし。
「カ・・・カウリス様・・お久しぶりです・・(滝汗)」
なぜか、汗をかきつつ、闇双地の魔王ヒルフシィルミルラーダがいってるけど。
めんどーなので、全員がそろっている(無理やりそろえた)場所へとあたしは移動したのだ。
「やっほー♪元気そーねぇ♡」
あたしが言うと、
なぜか、怯えている魔王達である。情けナ・・・・・・。
「んじゃまあ、さっそく、用件いうわね♡あたしの後任、ここの監視者、
あたしの娘のエリアンヌにやってもらうことにしたから♡ちなみに、ユリウスがカウリスの後任ね♡」
あたしが言うと、
『どええええっっ!!!!!!?????』
なぜだか、驚いている魔王達である。
「そんなんで、驚いてどーすんだ?リナス様なんか、エル様の側近に本格的になるんだぞ?」
いきなりやってきたルーク・・ルーカスがいう。
「そういうことです。ちなみに、私達は、まだ、休暇中なので、ここで、監視者やってますけど♡」
ルークと一緒にやってきたミリーナ・・ミリーヌがいう。
まあ、休暇は、この中宇宙が消滅するまでの間だからねぇ・・。
思う存分、楽しまないと♡
あたしは、ガウリイから逃げる意味と、
エルの仕事の量の多さから、休暇はこのあたりで、とりあえず、おいといて、仕事に戻るけど。
「あ・・あの?ちなみに、そのエリアンヌさまのお力はどのくらいでしょうか?」
なんでか、当たり前のことを聞いてくる青金石の魔王ブルーイルトゥラーダ。
もーちょい、気の利いた質問ができないもんなんだろーか?
「まだ、エリー達は、誕生して、五十年そこそこだから、ジェリンと同じくらいかしらね♡今のところは♡」
あたしはあえて、本質的という言葉を省く。
見る間に血の気が引いてゆく部下達。
あ・・面白い♡
結構、極上な負の感情なんかが、出てるし♡
「とりあえず、カウリスは、二人の指導役やってもらうから♡だから、エリー達がいるところには、カウリスもセットね♡」
「・・・俺は、おまけか!?」
カウリスがぼやいてるのは、この際、無視。
おまけである。はっきりいって。
(んなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!我々って、むちゃくちゃ不幸なのではぁぁ!!!!????)
なんでか、魔王達全員が同じことを思っているよーだけど。
ちなみに、これを竜神達に言ったところ、まったく同じ反応だったりしたんだけど・・・。
ああ!!?ボギャブラディが少なすぎぃ!!!!!
「んじゃ、そーいうことだから♡後は、よろしくねぇ♡」
あたしは言って、エルの宮殿へと移動する。
んっふふふ♪カウリスには気づかれなかったけど・・♡
「あら♪リナス、カウリス、人間に転生するときは、女性にするよーに束縛かけてきたのね?」
エルがなんでか、面白そ~にいってくる。
「んっふふふ♪そーよ♡カウリスがあっちにいる間は、カウリスがエリー達の母親♡」
だって、あのままだと、ぜったい、カウリスは、本能で、こっちにくるのが目に見えているしいぃぃ!!
ちょっくら、いじくって、カウリスを女性態にしたのである。
物質的な構造とるときには。
これで、心配しなくっても、いい♡というものである♡
「別にいーじゃないの♡あんた達、夫婦なんだから♪」
「そーいう問題じゃないいぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
エルの宮殿にあたしの叫びがこだまする。
「と・・ともかく!!エル!!あたしは、今から、専属になるかんね!!!!」
あたしが気を取り直しつつ言うと、
「あら♪早いのね♡あたしはいつでもオッケーだったのに♪」
「・・・早くしないと、どんどん、仕事・・ためる気でしょ~がぁ~・・・。エルはぁ~・・・・。」
あたしが字と目でいうと、
「あら♪分かってるじゃない♡」
うう・・・。やっぱり、そーなのかぁぁぁぁ(涙)
「じゃあ、エル♡お披露目パーティしましょ♡」
スミレちゃんがエルに言っている・・って・・(汗)
「あら♪楽しそうねぇ♪」
「でしょう♪」
あ゛あ゛あ゛!!?どうやら、エルとスミレちゃんは、エルの中にいる部下達、全員を呼ぶきのよーだぁ!?
・・・・しーらないっと・・・・。どーなっても・・・・・・・・。
かくして、エルに(無理やり)召喚され、部下達が勢ぞろいするのだが。
まあ、・・いっか。部下達だし・・。どーせ。
エルとスミレちゃんの放った混沌の雨あられによって、ほとんどが、一瞬で消滅したり、
または、あたしがエルの側近兼補佐役になると聞いて、滅びかけるもの。
様々ではあるけど。
しかし、やっぱ、部下達が情けないのは、一目両全である。
『あまりに情けないから、全員、お仕置きねぇ♡』
きっちしと、あたし、エル、スミレちゃんの声が一致したのであった。
ー続くー
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はーい♪かおの代理のエルでーす♪
よーやく、第十章の2話目のよーです。
打ち込みが遅いです。こいつは。全然進歩がありません!!
というわけで、ただ今、ちよっとお仕置き中♡
んっふふふ♪じゃあ、また後でね♡
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あとがき:
かお:・・・うう・・・。皆さん、不明メールには気をつけましょう・・(涙)
エル:あら♪ウィルスに感染したの♡
リナ:打ち込みが遅い、天罰ね♡
かお:・・しくしくしく・・・。
http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?VName=WORM%5FBADTRANS%2EB
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.badtrans.b%40mm.html
トロイの木馬と、バットトランスの駆除方法なんかが、載っているページです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/internet_viruses/
ダメの場合はこちらから(汗)
もし、私とにたよーな、経験した人は、ご利用ください(涙)
エル:まあ、削除しよーとして、開いたからね(はあと)
リナ:本当に、パソに慣れないわよねぇ・・・・。
かお:しくしくしく・・・・・。
かってに、メールをウィルスが送ったらしいし・・。会長、そのほかの皆様、ご迷惑、おかけしました(涙)
エル:しかも、メールで指摘されるまで、感染に気がついてなかったのよねぇ♪
リナ:そうそう♪なんでか、書き込みが出来ない?という程度にしか、認識してなかったよーだし♡
かお:・・・しくしくしく・・・。さっきも、また、ウィルスらしき、メールが送られてた(涙)
開かずに、削除したけど(涙)しくしくしく・・・。
題名がない、メールは、すぐさま、削除しましょう(涙)←自分の経験から(涙)
エル:それはそーと♡そろそろあたしの漫遊記、投稿しなさいよ♡
かお:・・・まだ、あれから、一本も、打ち込んでません・・・・。
リナ:昨日(感染したのが、29日と思われる)(今日は、一日)からあんたの友達まで、巻き込んで、駆除してたしねぇ♡
かお:私には、さっぱり意味がわからないんですぅ・・・(涙)
素人の自分なんかに、送ってこないでよぉぉぉ(涙)
夜遅くに、きてくれた、友達に感謝なのです・・(汗)
リナ:しかも、十一時まで、かかってたしねぇ(はあと)駆除するのに♡
エル:他人に迷惑かけてるわよねぇ♡ってことで、あたしが代理でこらしめてあ・げ・る♡
かお:んなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!・・・・・・・・・・・・(しくしくしく・・・・・。)
(かお、混沌宮殿に転送、そして、リナスの仕事を押し付けられ、過労死・・)
リナ:皆さんも、不信なメールには気をつけましょーね♡
エル&リナ:では、またねぇ(はあと)
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