約束シリーズ番外編   ~運動会?~



「さあ!やってきました!今回の競技内容は!」
マイク片手にもって司会を務めている赤瞳の魔王。
あいかわらず、司会が上手よねぇ・・。
まあ、よくエルに命じられてやってるし。
彼は。
しかも、以前の金ラメタキシードだけでなく。
すでにマイクまでもが手作りになってるし。
ある意味まめよね・・・・。彼は(笑)
かさり。
箱から紙を取り出して読み上げるシャブラニグドゥことレイス。
「おおお!!次の協議内容は、何と、『障害物』競争です!しかも各自、それぞれに場所が異なります!」
レイスの司会に。
「・・・ねえ、ガウリイ?いいかげんにおろして///」
「やだ♡」
「はずかしいのよぉぉぉぉ!!!////」
どっがぁぁんん!
リナの放った術をあっさりと無効化させているガウリイ。
さきほどの競技の中で。
リナがもっとも苦手とするナメクジと出会ってしまい。
リナをきつけたのはいいとして。
まあ、そのきつけかたがかなり問題はあるにしても・・。
そのまま、リナを自分の膝の上に抱きかかえるようにしているガウリイ。
はた。
「きゃぁぁぁ!何またはだけさせてるのよぉぉぉ!!」
はたりと。
胸のボタンが外されているのに気づき悲鳴を上げていたりする。
「いいじゃないか♡」
「よくないぃぃぃぃ!!」
あちらは、あいかわらずの様子だし。
いつの間にか、
自分達が回りから見えないようにガウリイが結界張ってるんだけど(笑)。
リナ・・・未だにカウリスの正確・・把握してないわね♡
ま、それが面白いんだけどね♡
「それでは・・・・。今回の競技に参加するのは!
   正義爆発元気娘アメリア嬢と、かつて合成獣に私の欠片がしていた、一応、セイルーンの王、ゼルガディス殿!」
一応、ただいま、隠居したフィルの変わりに
アメリア達が王位を預かっているのよね。
ナーガは、とある国に嫁いでいってるし。
「今回の参加者は・・と。ルナとレイスと。リナとカウリスと。
  アメリアとゼルガディスと。アクアとドルスね。それとゼラスとヒルね。」
五人編成で一度の競技を行っているから。
「それでは、いってみましょう!」
「ほら、ガウリイ、はやくいかないと!!遅れちゃうでしょうが!」
「・・・ちぇ・・・。」
・・何かしたうちしてるし・・・彼・・・
汗ながしつつ、どうにかはだけた胸を整えながら。
リナはガウリイとともに競技場にと足を運んでゆく。
「それでは、競技、開始です!!」
「えー、まずこの障害物競争の説明をさせていただきます。
  送り込まれたその先に、障害物となる何かが用意されています。
  それを乗り越えて、空間から始めに出てきた人物が、今回の一位とさせていただきます!」
いいつつも。
司会者から参加者に変更しているレイス。
はっきりいって。
すでに、魔王の威厳もあったものではないし。
参加している人間やエルフ達も、いつの間にかほのぼのムードになってるし。
ま、いいけどね♡
どうせ、この惑星はそういう惑星にエル、許可してるし♡
まだ、そんなに年月がたってないから。
まだまだこれからだけど♡
「それでは、開始です!」
ぶわっ!
全員の参加者が、異次元空間に飲まれてゆく。

「ちょ・・・・エルぅぅぅぅ!!これの何処が障害物なのよぉぉぉ!!」
じりじりじり・・・。
後ずさるように逃げようとするリナ。
だが、逃げられない。
「なるほど。確かに、誘惑にかられるな♡」
「・・・・何よ・・・その語尾のハートマークは・・・(汗)」
鏡張りの空間である。
しかも、丁寧にベットまであつらわれていたりする。
「まあまあ、せっかくだから♡」
「い・・・いゃぁぁぁぁ!!!////」
「・・・・あ・・・・・んっ…」
どさり。
そのまま、みごとに罠にはまっているリナチーム。


「か弱き人に狼狽をするやから!!見逃せません!」
空間に入るなり、若返っているアメリアとゼルガディス。
入るなり、盗賊団に襲われている村人を助けているアメリア。
「お願いですぅ!盗賊から私達をお助けください!」 
「困っている人をほっとけはおけません!ね!!ゼルガディスさん!」
「・・・なるほど・・。確かに障害物・・だな・・・。」
これまた見事に、用意されていた罠にはまっているアメリアチーム。
しかも、ゼルガディスにしても。
若返っているのはいいとして。
この盗賊を壊滅して、その隠された秘宝を手に入れないと。
いつのまにかまたまた合成獣に戻っている体が元に戻らない。
という札が出現した出発地点にあったものだから。
いやがおうなく盗賊退治を引き受けざるを得なくなっていたりする。


ひゅぅぅぅぅ・・・・・・。
「なぁ・・・アクア・・・・ここ・・・・何処だ?」
「・・・私に聞かないで・・・ドルス・・・・。」
見渡す限りの一面の海。
海の上に佇んでいるのは、魔竜王ドルス=ガーヴと水竜王アクア=ラグラディア。
しかも、二人とも神と魔の属性を失っていたりする。
二人に課せられた障害物とは。
この海の惑星のどこかにある、二人の力を取り戻すこと♡
だったりする。
「おおお!!海の上を人が歩いている!!神がこられたぞぉぉ!」
なぜか、その場にいる存在が。
彼らを無理やりに神殿に案内し。
海の怪物をやっつけるのを依頼している。
「もし、退治された暁には、これを差し上げますのです。」
かぱっ。
出されたオーブは二つ。
「それがこれを封印してからというもの・・・。この星では、災難続きで・・・。」
アクアとガーヴは顔を見合わせる。
「これは、そのコピーなのですが。先ほど、神託が降りまして♡」
これこそが、彼らの力の結晶である。
「・・・・・何かやな予感がするんだが?」
「あきらめて、頑張りましょう。ドルス。」
「だな。」
こちらもまた。
用意された罠に自ら入り込んでゆく。

「しっかし、こうして、ゼラスと二人っきりになるのは・・。悪くないな。」
「・・・馬鹿//」
「・・・・あ・・あの・・(汗)どうして僕・・・赤ん坊になってるんでしょうか??」
移動するとともに。
赤ん坊のゼロスを抱えているゼラスと。
その横に佇むヒルフェシル。
「どうやら、この砂漠にいる怪物を退治しつつ、砂漠越えをしろ。ということらしいな。」
「みたいね。」
視界に映るは。
永遠と続く砂漠地帯。
しかも、かなりの反逆者の下っ端もいたりする。
「ま、これ抜けないと、ゼロス、一生赤ん坊のままみたいだしな。」
実は、ゼロスの父親である闇双地の魔王がコトもなく言い放つ。
「でも、ゼロスが誕生したとき・・思い出すわぁぁぁぁ♡うーん、かわいいvv」
「わわわわわっ!!」
すりすりすり。
両親に頬刷りされて。
とまどっているゼロス。
「ま、赤ん坊の生気を吸う反逆者が多数だから。ゼロスを守りつつ、移動しろってことか。」
「ゼロスちゃんはお母さん達が守ってあげるからね♡」
「その呼び方はやめてくださぃぃぃい!!」
はっきりいって。
ゼロスの声は声になっていない。
声と聞こえているのは、直に精神で話しているからにほかならない。
外見上は、ただ、赤ん坊がじゃれているようにしか映らない。
さて、ゼラス達も移動を開始して、罠に入って行ったし・・と♡

「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
互いに顔を見合わせるしかないルナとレイス。
別にたいしたことではない。
ちょっとした大きな組織になっている反逆者のアジトに。
いきなり移動しているだけなのであるからして。
「・・・・やっぱり、彼らを滅しろってことよね・・・・。」
「・・・・だろうな・・・・。」
しかも、どうやら、彼らの中に。
エメロードが捕らえられている様子だし。
「・・・やるしか・・ない・・か。」
ちょっと、散歩にでてたエメロード。
またまた迷子になって、反逆者に捕まっていたりする。
まだまだ子供だから♡
「ま、じゃ、いくわよ!」
競技に、仕事を持ち込むとは・・エル様らしいわね・・。
内心ルナは感心しつつ。
レイスとともに、組織の壊滅に取り掛かってゆく。
こちらも、罠にはいっていったし。


「さて・・・・・♡誰が一番に抜けられるかしら♪」


結局。
一番に出てきたのは。
アメリアチーム。
続いて、ルナチーム。
アクアチーム。
ゼラスチーム。
多少ゼロスが生気をなくしていたりするが。
それはほっとくとして♡
最後に。

「・・・・・カウリス(笑)何、五日もかかってるよ♡」
「いやぁ・・・・・。」
ぽりぽり。
「うう・・・エルとユニットの馬鹿ぁぁぁぁ!!あんなの障害物でも何でもないぃぃぃい!!」
真っ赤になって泣き喚いているリナ。
「十分に障害物じゃない♪カウリスがどこまで押さえが効くか♪」
にこにこというエルに。
「冗談じゃないぃぃぃ!!!!///」
抗議するリナ。
くすくすくす。
結局。
最後にリナチーム。
やはり、カウリスには、一番の障害よね♡
リナと二人っきりの空間は♡
ま・・・・。
リナが気の毒だから、今回の最後のお仕置きは簡便してあげましょう♡
エルがくすくすと笑いつつ、リナに言っている。
リナはすでに、涙で真っ赤になって、瞳が潤んでいる。
あらあら・・・。
そんな表情してると・・・・♡
「じゃ、リナ、競技が終わったから、ちょぉぉと、休憩しような♡」
各自に割り当てられている部屋に移動してゆくガウリイ。
素直についていっているリナ。
「あーあ・・・・。リナ、まだわかってないわねぇ♡」
くすくすくす。
「ま・・・・母様だし・・・。」
そんな両親をみつつ。
あきらめの境地というか、完全に楽しんでいる子供達。
「次は、私は、妹がいいな♡」
「あ、それいいわねvvシュスラン♪」
あらあら。
どれだけ子供ができることやら♪
「ま、どれだけ時間が過ぎようと、年月がたっても。リナの鈍さはかわらないわねぇ♡」
楽しんでいるエル。
「でも、エルとしたら、使える存在が誕生するからいいんでしょ?」
「当然♪」
私の質問に即答するエル。

「ま、リナとカウリスはほっとくとして。いつものことだし。さ、次はパン食い競争よぉぉぉぉ!!」
「エル・・・・あのパン・・(笑)」
パンにされている、という事実には誰も気づいていないけど。
一部、パンにされつつも気づいてない輩もいるけどねぇ……
気づいてないが、これに参加してない、魔王や神々たち。
ま・・いっか♡

競技が始まるとともに。
その場を悲鳴が響き渡る。
「・・・あら、結構、いい感情だすわね♡」
かなりの、純粋な感情だし♪
「でしょ♪」
謝罪しつつ、パンを食べている魔王や神々達や人間達が面白い。


「さて♪まだまだこれからよ♪」
そうね。
競技は、まだまだ始まったばかり♡
存分に楽しませてよね♪
せっかくこっちに遊びにきてるんだから♪



                          -終わり♪ー

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まえがき:

こんにちわ♪ふっ・・・・。書き殴りに投稿しているスレイヤーズのリレー小説もどき・・・。
確認したら、四月から打ち込んでない・・・(汗)
うーん・・・・。自分の小説ぱっかり重視して打ち込んでた結果だなぁ・・(滝汗)
あと、時間によるんだよな・・・・・(涙)
ま、ともかく、HIROKENさんからのリクエスト♪運動会♪
なのです♪ではでは♪

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あとがき:
 薫:はい♪すみれちゃんの一人称でした♪(こらまて!)
    ちなみに。カウリス、はっきりいって、今回・・やくとく?(爆!)
     まあ、リナには諦めてもらいましょう♪
  姫:・・・で?各それぞれのイベントは?
  薫:打ち込まないです!!(まてこら!)
    とゆーか、希望があればどれか打ち込みますが・・・。
    いちおー、このメンバーの障害物の話。できてはいるので・・・・・・・・。
  姫:怠慢・・・・。
  薫:しくしくしく・・・・・・。だってぇ・・・・・・・。
    なんか疲れてるし・・・(だからまて!)
エル:確か、これ打ち込んでたのは、朝よね?
  姫:でも、時間がなくて、百物語に参加しつつの打ち込みしてるし・・。このあとがき・・・・。
  薫:しくしくしく・・・・・・・。いいじゃないですか!
    この時期、一坪様の書き殴りの百物語に参加。楽しみなんですから!!
    では・・・そーいうことで♪私は物語にいってきまぁす♪
エル&姫:まちなさぃぃぃぃ!!
  薫:それでは!!(ダッシュ!!)


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