こんにちわ♪
またまた、オアシス♪(かなりまて!)
リナ(リチェウスィ)の過去話♪
ちなみに、らんさんから、許可を貰いましたので♡
頂いた小説の中のキャラ。
セリーヌちゃん、入れさせてもらいます♡
ふっ。これ、打ち込むと、ほのぼのしているから、気休めになるんですよねぇ(笑)
ではでは♪エメラーダが、リナのことを知ってから?(笑)



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    希望の行方      ~リナのゴーディネイター~



ぐいぐい。
「かうりい、いこっ!!あのね!えめらーだもね!!」
ぐいぐいぐい。
リナがスティルバイトとエメラーダの手をとる。
「リナ様ぁ・・。今度は何処にいかれるんですか?」
スティルバイトが笑いながらいう。
・・・・ぴし。
一瞬、エメラーダは凍り付いてしまった。
何しろ、あの主が、完全に顔をほころばして、
しかも、むちゃくちゃに優しい表情で・・・。
今だかつて、はっきりいって、こんな表情。
見たことない。
たしかに。
これは、すごく、かわいい存在ですけど・・・・。
リナをちらりとみつつ、エメラーダがつぶやく。
きょん?
リナは目を丸く見開き、何?
といった表情。
はっきりいって、抱きしめたいがごとくに。
「あのね、あのね、りなね、うみいきたいの!!うみ!!」
「はいはい。じゃあ、ここの海にしますか?それとも、他の惑星の海にしますか?
   その場合、エル様の許可をとらないといけませんが?」
リナの手をひきつつ、スティルバイトがいう。
「・・・・んっと・・・。ここのでいい!!」
「はい。じゃあ、いきましょうか?」
「うん!!!あ、ははさまにいって、みずき!!」
どうやら、リナ、海で遊びたいようである。
そういえば、近所の子供が、海に泳ぎにいく。
とか、リナ様と話してたっけ・・・。
そんなことをスティルバイトは思いつつ。
「あ・・あの?スティルバイト様?・・・混沌宮殿にいかれるのですか?」
エメラーダがはっと我に戻り、主に聞く。
「いや、・・・・まあ、教えてもいいか・・・・。とんでもないことなんだが・・・・。
  実は、エル様、ここの土地に、ユニット様と、ご一緒に、魔法道具屋(マジックショップ)開いて経営されておられるんだよ・・・。」
「・・・・・・・・・・・はい?」
こきん。
その言葉に、思わず固まってしまった、エメラーダ。



「あのね!!あのね!!りなね!!うみにあそびにいきたいの!!」
リナのおねだりに。
「あら、そう。じゃあ、全員でいきましょぅか♡」
「うん!!わぁぁぃ!!ははさまたちといっしょ!!」
リナがぴょんぴょん飛び跳ねる。
ぴしぃ・・・・
今だに、エメラーダは凍り付いている。



「ただいまぁぁ!!!」
リナが元気よく店に戻ってくる。
「あら、リナ、お帰りなさい(はあと)」
だきっ。
こっきぃぃぃぃん。
その様子をみて、凍りつくエメラーダ。
「さすがに、俺の部下だけあって・・・滅びるまではいかないか・・・。」
隣で、スティルバイトが感心してたりもするが。
「あら、エメラーダ。久しぶり。」
ルナの言葉も。
今は、彼女には届いてない。
エルに直々に会ったことでも彼女にとっては、恐れ多いのに。
しかも、こんな様子のエルなど、彼女ははっきりいって、みたことがない。
当然だが。
普通、こんな金色の王の姿を目の当たりにしたら、まず間違いなく、消滅するか、滅んでいる。
絶対に。
目の前では。
金色の王になでなでしてもらっているリナの姿・・・・・。



「出でよ!!部下S!!」
「は!」
なぜか、耳にペンをさしたまま、レイスがやってくる。
「レイス、あんた、仕事の途中だったの?」
「ああ。」
どうやら、書類のまとめをしていたらしい。
ルナの言葉に答えているレイス。
「おや、エメラーダ殿、あいかわらず、お綺麗ですね。」
完全に部屋の隅で凍り付いているエメラーダにきづき、レイスが声をかける。
「・・・・はっ!」
ようやく我に戻るエメラーダ。
「レイス、お前も、もうちょい、早く仕事、こなさないと・・。」
あきれているスティルバイト。 
「・・・・・・お前がはやすぎるんだぁぁぁ!!」
なみだ目になっているレイス。
「そうか?誰でもできると思うが?」
何しろ、彼は、自分が管轄している世界が、はっきりいって。
他の世界と比べて、力の関係か。
一番に発展している。
それゆえに、仕事量も多いのだか。 
いかんせん、その仕事の速さは・・。
彼が本気になったら、まず、右にでるものはいない。
まあ、数億兆の五十乗単位の仕事を毎日こなしていれば、身に付く芸当であろうが・・・。
銀河が消滅したときなどの仕事には、ちょっと、時間がかかりもするが。
あと、途中経過の報告書の作成。
これは・・・かなりきついものがある。
何しろ、今発展途中の銀河や、それに関る生命の進化。
星の進化。全てを完結に、まとめて報告しないといけないのだから。
「まあ、仕事が遅れたら♡分かってるわよね♡S♪ま、いいわvvこれから、リナを海につれてくから、あんた達は、荷物持ちねvv」
「は・・・・はひ・・。」
無論。
エルに逆らうことなどできるはずもなく。
「わぁぁぁぃ!!みんなでおでかけ!」
ぴょんぴょんと、リナだけがとびはねて、喜んでいた・・・・。



ざわっ。
まず、周りがざわめいた。
それはそうであろう。
何しろ、金色の母たるエルは、絶世の美女。
それに、髪の色は違うとはいえ、そっくりな幼女。
しかも、宇宙の姫たるユニットも。
かなりかわいい格好をしていたりする。
横には、かさをもって従者のごとくに立っているレイス。
ルナは、お弁当などをもっている。 
「この辺りでいいですか?エル様?」
スティルバイトが、場所を確保している。
「そうね。」
「じゃ。」
ふい。
彼が手をかざすと。
そこには、ちょっとした、ピーチパラソルが出来上がっていた。

・・・・・・・・・・・。

その様子をまるで、夢をみているかのごとくに眺めているそこに来ていた存在達。

「ははさま、いってきます!!」
「ああ!!リナ様!走ってはあぶないです!」
あわてて、リナの後を追いかけてゆくスティルバイト。
「・・・・・ほんとぅぅに、面倒みがいいわね・・・。スティルバイト・・。」
そんなスティルバイトを、半ばあきれてみているルナ。
エルとユニットに飲み物を差し出しながら。


店番は。
貧乏くじを引いてしまった、ゼロスとゼラス。
この二人は、偶然にも、リナのことを知っていた。
ちょっと、二人で、物質世界をぶらぶらしているとき、迷子になってるリナを発見したのが運のつき。
「ふぅ・・・・。あの御方・・いつまでここで店なんてやってるのでしょうか?」
「・・・・いうな。ゼロス、滅びたいのか?」
「・・・・いえ、滅相もない。しかし・・・・。」
「・・・・そうだな。この店・・・・我らにとっても、神族にとっても、一概あって、利益なし・・かもな。」
店においてあるのは。
はっきりいって、とてつもないものばかり。
簡単に、魔族を消滅できる品物や。
逆に、力をつけるものもあったりもするが。
その逆の性質をもつものもしかり。
つまり、神、魔、両方を退ける効力のある品と、力をつける品。
それを、どのような、存在にも、簡単に売っているのである。 
さすがに。
噂をききつけて。
何もしらない、神族などに使える存在が。
この店を探して、やっきになってきているのが現状だが・・・・。
『はぁ・・・・。』
隣では、ダルフィンが、店にやってきているお客と、
わきあいあいと話していたりする様子をみつつ。
ゼロスとゼラスはため息をついていた・・・・・。



「あ、あの?エル様?お願いがあるのですが?」
意を決して、エメラーダがエルに語りかける。
「なぁに?」
エルが屈託のない様子でそれに応える。
「実はですね♡わたくし、リナ様の服・・つくりたいのですが♡
  だって、あそこまで、完全に整った材料・・・もとい、存在。いらっしゃらないでしょう?♡」
くす。
エメラーダの言葉に。 
「そういえば、あんたは、綺麗なもののコレクションが好きだったのよね。」
結構、その中から、献上しているものも少なくない。
「いいわよ。た・だ・し♡何か一つ、コーディネイトしてみて♡それで、あたしが気に入ったらね♡」
「ありがとうございますぅぅ!!」
よっし!!
これで、いい、コレクションが充実するぅぅぅ!!
エメラーダは、ひそかに、ガッツポーズをとっていた・・・・・。
さすがは、スティルバイトが、側近として作り出した存在・・・・。
少々のことでは動じない・・・・・。


その後。 
エメラーダの作った服は。
エルもリナも気に入って。
リナの専属デザイナーにエメラーダが任命されるのは。
すぐのこと。



                      -続くー

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あとがき:
薫:次回で、リナちゃん、らんさんから頂いた、セリーヌと出会います♪
  この現在、リナ、三ヶ月に入った直後ですので(爆!)
  ではでは♪


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