こちらは、何か、オーブニング的なモノノローグとなっております。
つまりは、よくある、案内版?みたいなもの?(笑)
それでも、気になるから、みてみてみよっかな?とか。
暇だし、それに気になるし、という人のみ・・・どうぞなのですvv
モノローグを見て、読んでみよう。という人は下記のNEXTよりお入りくださいvv
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○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「いって!ガウリイ!」
「いやだ!」
ごうっ!
あたりに荒れ狂う魔力と…そして、瘴気の渦。
立っているだけでも、やっと、というほどの威圧感(ブレッシャー)。
言い合っているのは二人の男女。
そして…
「だぁぁぁぁぁ!聞き分けのないことをいうなぁぁあ!
そっちの『あたし』まで取り込まれたら、それこそあたしは終わりなんだかんねぇ!」
びしっ!
いいつつ、金の髪に碧い瞳の男性の腕の中で、気絶しているもう一人の『自分』を指差し言い放つ。
「いやだ!オレは、お前の!!」
言いかけるそんな男性の言葉を。
「『自称保護者』っていうんでしょうが!だったら、だったら、そっちの『力』を大半失った、
『あたし』を守ってよね!―大丈夫だって。
あたしは、こんなところで終わる気なんてないし!
そんなことになったら、姉ちゃんにどんなお仕置きうけるかわかんないし!」
・・・どこか、問題がずれているような気もしなくもないが…
そんなことを言い放ち。
「・・・って!?リナ!?」
男性が声を上げるとほぼ同時。
次の瞬間には、リナ、と呼ばれた女性の口から、力ある言葉が発せられ。
「ともかく、こっからでていけぇぇぇぇ!」
パッ・・・ンッ!!!
スパーク。
一瞬辺りにとあふれかえる光。
瞬時に気絶している『もう一人の自分』と金色の髪の男性を強制的に。
『ここ』の空間より排出する。
―
うん。大丈夫。
ガウリイなら・・・あたしを任せても。
そう、自分に言い聞かせ。
「さぁぁぁって、決着をつけるとしますか?シャブラニグドゥの残留思念さん?」
きっと、目の前にある闇をにらみつけているのは、栗色の髪に紅い瞳の少女。
目の前にあるのは・・・黒い…黒い、瘴気のような塊の・・・紅き闇・・・
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「―へぇ。つまり、あんたを倒せば、あの方か困らなくてすむ、ということだ。」
「・・・っくっ!」
突如として出現した、目の前のこの青年
今の自分では!!!
「や、やられてたまるもんですか!あたしは・・・あたしは、まだ!世界のおいしいものを食べつくしてないのよ!!!」
ごけっ!
そんな栗色の髪の少女の言葉になぜか足からこけている青い髪の青年。
その隙を逃さず。
今だ!
「ラグナ・・・ブレード!!!」
すでに唱えていた術を解き放つ。
「・・・な・・・に!?」
今のうち!
相手が、斬りつけられ・・・そして、ひるんだその隙に。
すべての力を集中させ・・・そして・・・
今は、とにかく、逃げるのみ!!!
- そして・・・視界が・・・・はじける・・・
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
気づけばそれはどこかの家らしきベットの上。
「・・・・・・・?」
「とぼけてもダメですよ。あなた・・・『リナ=インバース』なんでしょぅ?」
???
誰のこと?
・・・・・あたし・・・・あれ?あたしは・・・だぁぁぁぁれ?
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「リナさぁん!コブリンを退治するんですよね!?」
誰?この子?
「ひ・・・ひどい、リナさん。私、ミーナです。忘れたフリをするなんて・・・ひどい・・・」
いや、だから・・・。
「おーほっほっほっほ!って、あら、リナじゃない。おーほっほっほっ!
ちょっと実力でコブリンたちのトップにのし上がっていただけのことよ!おーほっほっほっほっ!」
「・・・・あんた、人間としての自覚ないでしょ・・・・」
「町まで破壊するやつがあるかぁぁぁぁ!!!! こい、体で払ってもらおう!」
「そ、そんなぁぁぁあ!」
「ばいば~い♡ナーガさん♡」
「リナさん?私たち友達だったのよ?私はレミー。」
「ふふ・・・・斬れる・・・斬れるのね・・・・・ふふふふふ♡」
「あら?ひょっとして・・・リナさん?」
「・・・・・?」
かつての仲間・・・知り合い、そして、めぐるめく数々の出来事。
出会いと別れと・・・そして・・・
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「大丈夫!あたしに何かかあったら、『そいつ』も困るから!とっと元にもどりましょ!」
「それもそうね。イザとなったら、このバシリ神官にやらせばいいんだし♡」
「え゛え゛え゛!!?僕が魔王様に攻撃するんですかぁぁ!?リナさぁぁぁぁん!?そんなのできませんよぉぉぉぉぉ!!?」
何やら大声をだして抗議している、どこにでもあるような神官服をまとっている、おかっぱ男性。
「いいじゃないですか!ゼロスさん!
さあ!今こそ諸悪の根源を!そして、真人間になるんです!魔族なんてあこぎな商売はやめて!」
いいつつ、何やらいっている、一人の少女。
そしてまた。
「・・・ つうか、リナ・・・(汗)何だって、普通の人間が、分離・・・というか、分身なんてできるんだ?」
冷や汗を流しつつも、そんなことをいっている白尽くめの男性。
そんな彼の言葉に。
「「姉ちゃんに仕込まれたのよ!!」」
白尽くめの男性の言葉に、きっぱりと迷うことなく、即答している、二人の栗色の髪の女性。
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「…リナ、お帰り…」
「ただいま…ガウリイ…」
見詰め合う、紅と碧のその瞳。
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
『このものは、一度すべて我が元にと還りゆいた…』
そう、この体は、内部から、アレの手によって、破壊されたのだから。
我に気づくこともなく…
- だが…
「だめだ!リナは連れて行かせない!オレのすべてを引き換えにしても!」
一人、気づいたこの青年は…
ふふっ。
本当に面白い。
この、『リナ』という人間といい、この『ガウリイ』という人間、といい。
我が力を前にしても、なお我にむかってくる。
それも…純粋なる願いをもって。
『本当に我ながら面白い存在を創ったものだよ…ふふっ。』
― 受けるがいい。
汝らが純粋に、互いに望んだ…その結果を。
『受け取るがいい…これが、汝らの…』
我はまた、見守ろう。
汝らの行く末を…
○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○
「―あたし…あたし、まったく、記憶がないのよ…あたしの名前…『リナ』っていうの?」
―それは…もうひとつの物語……
-GO TO NEXTー
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あとがきもどき:
薫:さてさて。
こちらは、掲示板レス又は、メールが、五人を超えましたら。
連載決定ですvちなみに、題名とかも、決まれば発表しますv
コンセブトは、やはり!
スーパーファミコン版、スレイヤーズ!あれです!
ええ(笑)
ラスボス君は、はじめがSで(まて)次がフィブリゾv(ここは八巻そのまま)
時期的には、ディルスの城下町、あれをでて。
カタートのドラゴンズ・ピークに行く前、となっております。クライマックスその一は。
ちなみに、始まりの物語は…アトラス・シティの後となっております。
それではv
人数が達しなかったら、多分やらないかもしれないし、
気がむいたらやるかもしれないし(笑
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