管理人よりの一言:
薫:うふふふvいただきましたvアンジェリーク投稿、だい一陣!ありがとうございます!
  アンジェ応援団さん!遅くなりましたが編集作業ですv

#####################################



     こすぷれ☆ぱにっく


「ほにゃあ・・・・・・・。」
ここは飛空都市の女王候補寮、アンジェリーク・リモージュの部屋。
「おはようございます、アンジェリーク。」
聞くからに、善良そうな声。
「おはようございます・・・・。どなたですかぁ・・・・・・・。」
「わたしは、コスプレの精。さあ、これに着替えなさい。」
なぜか、ナース服がベッドの上に出てきた。
「ふぁい・・・・・。」眠くて、よくわからないのかアンジェリークは着替えだした・・・・。
「では、いってらっしゃいませ。」
送り出されたはいいが、今日の曜日がわからないらしい。今日は日の曜日だよー。
「まあいいや。ロザリアに聞こうっと!」
とんとん。
「ロザリアー。」
「あんたねえ!わたしは、これからデートなのよ!ってなんなの、そのカッコはー!」
当然だ。
ナース姿の女王候補なんて聞いたこともない。
「へ?」
「だーかーらー・・・・・。」
これは使えるかも♪
いつもアンジェを悩ます、あの方にもちょっとは悩ませなくては・・・・・。



ロザリア・・・・・。妙な想像せんでくれ・・・・。
「なんでもないわ。今日は日の曜日よ。あんたオスカー様をお誘いするんでしょ?早く行かなきゃいけないんじゃないのかしら?」
「あっ!ロザリアありがと!」
可愛い・・・・・・。はっ!

こんこん。
「開いてるぜ。」
「おはようございまーす♪公園に行きませんか?」
「ああ、おはよう・・・。」
オスカーは硬直してしまった。
当然だ。
「?どうしたんですか?」


気づいていないんだな・・・・・・・。お嬢ちゃん・・・・・・。
君がどれだけ俺を惑わしているか・・・・。



へいへい・・・・。
じゃあ、さっさと押し倒すなりなんなりせい!でもそんなのわたしが許さん。
ははは、ベッドの上で告白なんざ、馬鹿らしくてやってられるか!正義は必ず勝つ!
「いや・・・・。なんでもない。君のリクエストは公園だったな。」
顔が崩れに崩れまくっているぞ・・・・。
「じゃあ、行こうぜ。」
がんばれアンジェ!負けるなアンジェ!
「はい♪」


道行く人全てが、アンジェリークを見つめている。
もちろん、単なる好奇の目が多かったのだが。
だが一部の人は違う視線だ・・・・・・・。
いろーんなところから、あつーい視線が感じられる・・・・・。
ストーカーに入るんだろうか?
「ストーカーの心理学」によると、
相思相愛だと思い込んでいるタイプなどいろいろあるそうだ。
「可愛らしい・・・・・。ああわたしのアンジェリーク・・・・。隣に下半身男がいなければ・・・・・。」
「妄想するな。リュミエール。いつアンジェリークがお前のものになったのだ・・・・・・。」
こちらは闇水組。
やっかいなライバルを倒すため、共同戦線を張っているらしい。
「アンジェリーク!あのような格好を・・・・・。いますぐ押し倒したい・・・・。」
「あーアンジェリーク・・・・・・。なんともそそる服装をしていらっしゃいますねー・・・・・。」
かなり危険な妄想に走っているのは、光地組。
おいおい・・・・。
年長なんだよ?聖地って恐ろしいとこだな・・・・・・。
「かっわいい・・・・・・。」
「っ・・・・・・。」
「うわ・・・・・・・。」
年齢低い順に。年少組。
一番普通・・・・・。
「わ☆」
「ね?言った通りでしょう?」
こちら夢ロザリア組。


どの視線も彼は気に入らないようだ。
まあ、当たり前なのだが。


気に入らないっ!
なぜ、せっかくのデートに邪魔者が9人もくるんだっ!
しかも、ジュリアス様まで・・・・・。
ただでさえ、、一般人の野郎の中にも、邪魔者がいるんだっ!

くっそう・・・・・・。
大変だなあ・・・・・。


「あ、もう遅いから帰りましょうか?」


この一言が彼はとてもうれしかったらしい。


お嬢ちゃん!ああ、君は俺の心の内をわかってくれたのか!



関係ないだろ、約一名。
「ああ、部屋まで送っていくぜ。」



「むむ・・・・・。これでは、部屋に直行ではないかっ!」
「いや、普通そうでしょう。それをなんとかしなければいけないのですよ。」
妙な突っ込みだな、ルヴァ。
「あー、悔しい。あれがわたしなら、あの辺でアンジェリークを押し倒して・・・。」
「何度も言っているではないか、妄想するな。リュミエール。」

なんだかんだとやっているうちに、女王候補寮についてしまった。
「今日は楽しかったです。また今度ご一緒させてください♪」
「ああ。じゃあ、来週の日の曜日を予約していいのか?」

「んー。でも、オスカー様とばっかりデートしてると、ディア様に叱られるから、来週は別の方とします♪」

ガーン!
この俺がデートを断られたなんて・・・・。
よし!
多少のことは気にせず、全員の守護聖の日曜日の仕事を増やす作戦だっ!

おいおいおい・・・・。
多少かよ・・・・。
がんばれアンジェ!負けるなアンジェ!



「ほっ。来週こそは俺の番だっ!」
「えー、ひどいよランディ!」


なにがひどいんだ、マルセル・・・・・・。
次の日の曜日は、チャイナドレスだったとかなんとか・・・・・。
それはまた別のお話。



                            −終わりv−



#####################################
管理人よりの一言。
薫:あはははは!ばんばんばん!ひー、くるひー(笑)
  リュミエール様たちが壊れまくってますねぇ・・・あははは。
  でも一番怖いのやっぱりリュミエール様だと思うのよね・・・私・・・。
  ふっても毎日のように誘いに来る&贈り物をしてくる、リュミエール様…
  妨害するときのあの笑顔はやめて(まて)
  この小説の視点は妖精さんの視点かな?それとも?ふふふv
  何はともあれ、面白い小説ありがとうなのですv



 ・・・・例のごとくにおまけをばv(かなりまて)



$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$



「ちょっと!?ばあや!?これいったいどういうこと!?」
バン!
思わず洋服ダンスをあけ広げる。
そこにあるのは。
彼女の体系に合わせて作られているはずの青いドレスたち。
―のはずである。
そう、普通ならば。
「お嬢様、どうなされたんですか?」
主星より彼女、ロザリアのお世話をするためにカタルヘナ家からついてきている、彼女の世話人。
そんな婆やの声に。
「みてよ!これ!」
パン!
指差すその指の先に示すものは。
そこにあるはずの洋服が。
ものの見事に違うものに変わっていたりする。
「まあ、まあ。あ、これなんてお嬢様に似合いそうで。」
などといいつつ真っ白いどうみてもウェディングドレスを手にとっていっている婆や。
「あのねぇ!ばあや!そんな問題なの!?」
そんな叫び声をあげているのは。
女王候補の一人でもあるロザリア。
ロザリア=デ=カタルヘナ。
ただいま、ここ、惑星惑星ε−α。
そしてその惑星の上空に位置する、ここ飛空都市にて。
時期女王を決める試験を行っている真っ只中。
「どうしていきなり服のすべてがまったく違うものにかわってるのよぉ!」
どうみても、自分がもっていないような服ばかり。
中にはかなりきわどいビキニタイプの服とかもあったりしていたりする。
そんな絶叫をあげていると。
コンコンコン。
扉をノックする音が。
「あ、お嬢様、どなたかお見えですわ。」
「うう、いないっていってぇぇ!とにかくまともな服をみつけないと!」
などと叫んでいるロザリアの耳に。
「ロザリアー、いるんでしょ?あのね、私ね、おきたら服が面白いことになってたのよー!」
などといっている同じ女王候補のアンジェリークの声が。
ロザリアの耳にと聞こえてくる。
がちゃり。
「まあまあ、アンジェリークさん。その格好は?」
 「えへへへ。なんでか私の服が全部変わってたから。その中でかなりきにいったやつをきてきたの!
   みてみてー!ロザリア、この衣装って、クリーミー○ミのステージ衣装よぉ!」
扉をあけたそこには。
短いスカートの、しかも胸の辺りはしっかりと開いている服装をきているアンジェリークの姿が。
「ちょっ!?あんた、なんて格好をしているのよー!!!!」
ロザリアの叫びが。
ここ、女王候補寮の中にと響き渡る。



「わぁ。…って、どうしてすべての服がかわってるのぉ!?」
朝起きて着替えをしようとして思わず報告をうけ。
目をまるくしている金色の髪の少年―マルセルの叫びが。
朝もはやくから彼にここにて与えられている私邸にてみうけられ。
「あら、これなんてセンスいいわねv」
朝おきて、朝のお風呂に入り。
バスローブに身をつつみ。
クローゼットの中身の服などすべてが変化していることに気づいて。
そのセンスのよさに思わず関心している金色の髪の青年―オリヴィエ。
「な゛、なんたること!?いったいこれは!?」
こちらはこちらで。
着替えようとした服のすべてが。
絶対にブライド的に着れない服にとかわっており。
驚きの声をあげている金色の髪の青年―ジュリアス。
「…ふっ。」
結局水晶球をみていると今日も今日とて寝過ごしている黒髪の青年―クラヴィス。
彼は水晶をのぞきこみ思わず苦笑をもらしているが。
「だぁぁあ!何で全部女物にかわってるんだよぉぉ!」
こちらはこちらで。
あせりまくっている鋼の髪をしている少年―ゼフィル。
そしてまた。
「あ゛ー。これは珍しいですねぇ。すべての服を検査してみる価値はありますねー。」
などといいつつ。
この現象に興味を惹かれている青年―ルヴァ。
そしてまた。


「オスカーさまってそのような趣味の持ち主でしたのね。さよなら。」
「まってくれ!誤解だ!」
着替えに手を伸ばすと、そこにあるのは。
なぜか女物の服。
それゆえに一緒にいた女性に逃げられている赤い髪の青年―オスカー。
「なつかしーなぁ。こーいった服。前貧しくてよく、母さんが俺に自分の服を着せてくれてたっけ?」
などとしみじみどうして服がかわったのか。
というのを先に気にすべきことであろうにもかかわらずに。
すでに今はもういない両親のことを思い出して。
感傷にふけっている茶色い髪の少年―ランディ。


ここ、飛空都市のいたるところで。
クローゼットの中の服がことごとくに変化する。
という怪事がこの日。
飛空都市全体で見受けられているのであった。




『わったしぃぃは、素敵なコスプレの精vv』
などと歌いつつ。
薄い羽の生えた女の子が。
しばらくの間ここ飛空の上空を飛び回り。


しばらくの間、ここ飛空都市はしばしバニックに陥ってゆく。




―――報告結果。
女王陛下の力の衰えのためか。
かつてナドラーガと同じく封じられていたとある大地の精霊が。
この地によみがえったらしく。
どうにか夢の守護聖オリヴィエ様の手により。
当人いわくコスプレの精霊、となのっていた生物を。
どうにかサクリアで浄化することに成功。

数日後。
王立研究より。
正式にこのたびの混乱が収まったころに守護聖やそして女王候補の間には。
報告結果がもたらされたのは。

それはまた後日のこと。


それまではしばらく。
ところかまわずいきなり町をあるいていても服装がかわる。
という何とも楽しい(?)ハプニングが。
ここ、飛空都市のいたろ所で見受けられてゆくのであった。


                                    −おまけおわりv−

#####################################

管理人よりの一言:
・・・・ちなみに。私の小説の中にも。短編で。
リモージュちゃん(女王)がコスプレ大会(笑)みたいなものを開く。
というのがあったりして・・・・。
あれは多分短編でそのうちに打ち込みするかも・・・(まてまてまて)
何はともあれ。こんなおまけですがよければうけとってくださいなvあんじぇ応援団さんv
それではまたの投稿をおまちしておりますv
本当に投稿、ありがとうございました!