管理人よりのはじめの言葉:
らんさんからいただきましたぁぁああ!!!!♡
管理人の小説『未来への希望』のプチエピソード♡うわぁぁぁぁぃ♡
ちなみに。
この話は、リナが誕生して一年くらいの話に私は設定しました(まて!)
五ヶ月じゃあ・・まだ早いし(まて!)
一年したら、さすがに知れ渡ってるからなぁ・・・(笑)

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     未来への希望・番外編~スティファレス世界~


「ここが、スティルバイトの世界かぁ・・・」
リナは母に内緒で世界に下りてきていた。
自らの母である人物はただいま、部下との会議で忙しい。
町のあちらこちらには、多くの花売り屋が共通の花だけを多く扱っている。
少女の名はリナと呼ばれているのだが、きょろきょろと辺りを珍しそうに眺めている。


「どうして、こんなに赤い花が多いのかな・・・?」



「それは勿論、母の日だからさ。お嬢ちゃん。一輪どうだい?」
先ほどのリナのセリフを聞いたのであろう。
一輪の赤い花をリナへと差し出している。
「母の日?」
首をかしげるリナに苦笑して、手招きをする。
素直に店のおじさんに近寄ってくるリナ。
「ちょっと道の真ん中で話し込んだら邪魔だからこっちにおいで。
  母の日とはねぇ、自分のお母さんに、日ごろの感謝の気持ちをこめて感謝する日なんだよ。
  大抵はこのカーネーションを送るのが、定番だな。」
がさがさと一輪のカーネーションをラッピングし始める店のおじさん。
リナはその様子をじっと上手だなと見ていた。
「そうなの?」
「そうなんだ。一輪だけただでやるから持ってきな。きっとお母さん喜ぶよ。」
リナは質素だが丁寧にラッピングされた一輪のカーネーションを受け取ってにっこりと微笑む。
「ありがとう。おじちゃん!!」
「いいってことよ。来年は買いに来てな!お嬢ちゃん。」
「うん。」
手を一生懸命振り感謝の意を表すリナ。
母が喜ぶ姿を想像して、自然と顔が微笑む。
「母の日かぁ♪母様ぁにいっぱいプレゼントしたら喜ぶかな・・・?
  でも。この花じゃないと駄目なのかな・・・・?う~~ん・・・・・よくわかんないや。」
ぶつぶつと町の中から森へと続いている街道へと足を進める。
どうやら、森の中へと入ってこの花を探すようである。


 どんっ!


「きゃっ!」
リナはよく前を見ていなかったのであろう。
人の背中にぶつかって、後ろに倒れる。
「おや。ごめんなさいね。でもこうも簡単に見つかるとは、私はついていることです。
  さて、同行願えますかな?金色の魔王―――ロード・オブ・ナイトメアの娘さん?」
母様への反逆者・・・・?
捕まったら母様に迷惑が、かかる!
リナは立ち上がり、慌てて力を集中させる。 
「絶対嫌!!『重破斬<ギガ・スレイブ>』!!!」
混沌の力を集中させ、敵へと攻撃をするリナ。
しかし、反逆者である目の前の男性はまだ生きている。
「さすがというべきなのでしょうね。ですが、確か貴方は剣が苦手でしたっけ・・・」
反逆者の一人が、剣をすらっと引き抜く。
リナは2~3歩後退し、接近戦に持ち越される前にかたをつけようとする。




スティルバイト。
―――彼は今現在総ての母であるお方へと提出しなければならない資料作成に追われていた。
何しろ期限が今日までなのである。
こうゆう件に関しては、かなり容赦ないあのお方のことである。
どんな目に遭わされるかよく、知っている彼は焦って資料作成を行っていた。
―――え!?リナ様の気配に反逆者たちの気配!まずい!
リナ様に何かあったら・・・・・!!
「悪い!ちょっと抜ける!そこの資料頼んだぞ!」
「そ・・そんな!スティルバイト様!待ってください!期限は今日までなんですよ!」
「知っている!」
リナへの危険を見過ごして、エル様へのお仕置きが怖いからでなく彼自身でさえまだ気づいていない感情つまりは、
リナへの恋愛感情そういったものが彼を動かしていた。
部下に仕事を押し付けて空間を渡っていく彼の姿を認め、部下たちはしぶしぶと再び作業へと戻った。



「よくもっておりますね!ですが、これで・・・!!!」



ぶん!
虚空を切り裂く、音が響きリナでは交わすことの出来ない剣術だったため、思わず慌てて力を放とうとするが・・


ぎぃん!!
押しとめるような重い音があたりに響き渡る。
リナはそっと前を見てみると、目の前には・・・お気に入りの綺麗な金髪がさらさらと揺れている。
「ちぃ!スティルバイトか!邪魔をするな!」
「そうはいかんな。」
「返り討ちにしてやる!」




「・・・・・・・おおごとを言ったわりには、情けないなぁ・・・・それにしてもリナ様?大丈夫ですか?お一人でどうしたのです?」
「リナ!大丈夫!?心配したわよ!」
「エル様!」
慌ててやってきたのは、まごうことなく総ての母である―――エル様。
やってきた人物に、彼は提出が、迫っている書類のことを思い出し、さぁ―――と顔色を変えた。



「ごめんなさい。暇だったからこの世界に遊びに来たの。」
リナは怒られたように、しょんぼりと落ち込んでいるようである。
「いいのよ。無事なら。あれは始末するから。ありがとうね、スティルバイト。」
「いいえ。エル様。」
「あのね。これ一輪だけだけど・・・?母様貰ってくれる?」
リナはさきほど貰ったカーネーションをエル様へと差し出す。
さすがにこれには我慢出来なかったのであろう。
「くぅぅうううぅぅ!!母さん嬉しい!母の日のカーネーションね!可愛い子!!!」
ぎゅとリナを握り締め、顔を緩ませている。

スティルバイトは、いまだに慣れないのかまたしても暫し硬直してしまった。

「スティルバイト。書類提出延ばしてあげる。」
「本当ですか!」
期限延ばし―――それが彼を現実へと引き戻した。
「一日延ばしてあげる。明日までね。」
彼はがっくりと肩を落とした。



「・・・・はぁ・・・・終らない・・・・・」
彼は一人で書類を片付けていた。
役割分担したのだが、自分の分だけまだ終っていないのであった。
彼の分はまだまだあったりする。
「ささと終らせないとなぁ・・・・」
スティルバイトはぶつぶつと呟きつつ、書類に目を通しペンを動かしていく。
「じゃあ、リナが手伝ってあげる。」
テーブルの傍からひょっこりと出てきたのは、リナであった。
「リリリ・・・・リナ様!?うわっ!」

どたん!

かなり驚いたのであろう。
椅子から転がり落ちるスティルバイト。
「何をやっているの・・・?スティルバイト、椅子から転がり落ちて・・・」
「それはこっちのセリフですよ!どうしてまだいるんですか!」
「いいじゃない。母様には、言って許可貰ったんだし。」
「それなら・・・」
リナは一枚一枚、彼がこれから手がける書類に目を通す。
「これならリナにもできるよ。手伝うから感謝してよね。」
すとんと椅子に座り込み、ペンを取ってさらさらと書類に書き込みをしていく。
「あああ!!いいです!俺がやりますから!!」
「これでおあいっこだもん!」
「・・・・何がですか?」
「さっき助けてもらったこと・・・」
か細いやっとのことで聞こえる声で、彼に理由を説明するが・・・・
いきなりスティルバイトが、笑い出す。
「な・・なにがおかしいのよ!」
顔を真っ赤にして、スティルバイトのほうを見る。
「いいえ、ありがとうございます。確かにおあいっこですね。」
「そうなのよ!////////」
照れ隠しをごまかすため、再び書類へと目を通し始めるリナ。
まだ自分たちの感情をわかってない二人は、心地よい感じを味わいながらゆっくりと書類作成に時間を任せた。


えんどv

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管理人よりのあとがき:
ううん・・・。らんさんには、設定ばればれのような気が・・・・(笑)
『未来への希望』まだ、打ち込んでないですが、リナは、まっさらの状態で誕生してます。
未だに、成長途中です。
だから、まだ生まれて間もないので、感情といったものには、うといです。
ええ。(笑)
本当に(爆!)
何しろ、リナを感情の修行させるために、Sとルナの世界に、人間として降臨させるとエル様が決定したときにも。
スティルバイトにあえなくなるからいや!!
と、駄々こねて、エル様をしばし困らせた設定が・・・・(笑)
何分、まだ、本当に子供・・幼子なのです(笑)
ついでにいえば、リナがなぜ、十四・五の少女の姿をとっているかというと。
まだ、本来は、赤ん坊・・つまり、幼子の姿なのですが(爆!)
いろいろと、危ないので、エル様以外のところに出たり、出かけるときには、この姿になりなさい。
と、エル様が言っているからです(笑)
スティルバイトと初めてあったときは。初めて覚えた、姿を変える方法が面白くて。姿を変えて、庭にでてたときです(笑)
このとき。リナは、誕生して、二ヶ月だったりするという設定が・・(笑)
って・・・何、ここで、裏設定を暴露してるのやら・・(笑)
ではでは♪
らんさん、ありがとうなのですぅぅぅぅぅう!!!!!