・・・さて。意味のない(自覚はある)ミリアム=フィラ偏。とっとと終らそうv
何!?こんな終り方って!?と突っ込みオッケー(まて!)
だって・・・自覚あるもんv(まてぃ!)
・・・・・全エピソードを文章化・・・・。
短編のよーな形で・・・気が向いたら・・やる・・・・かも?
とりあえず。ようやくの終わりですv
うーん・・。
40話か・・・約・・・・・あはははは(汗)んではではvvv
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遥かなる記憶の彼方に・・ ☆そして・・・また・・・・☆
いくら時間が流れようと。
そしてまた。
いくら世界が発展しようと。
変わらないことがある。
それは・・・・。
ギュン。
暗闇を駆け抜けてゆく一隻の乗り物。
『そこの船!止まりなさい!』
その後ろからその黒い船を追いかけているのは、紺色の機体を纏った一隻の乗り物。
「キャプテン!まだ追いかけてきますぜ!?」
モニターに映し出される追撃者の姿。
「・・・ちっ。」
他の奴等は撒いたというのに、なかなかにしぶとい奴等だ。
そうは思うが。
性能的には負けていないはず。
「―空間を切り裂き振り切れ!重力圏に掴まる前に、ワープを!」
指示を飛ばす。
その船の中にある、コックビットの中央にある。
船内全てを見渡せる高い位置にある席にとついている、男性の言葉がコックピット中にと響き渡る。
『了解!』
「全速、全身!ルート、直進より進路SEZQ方向!船体、移動!」
「了解!船体機動修正!」
ヴン!
その言葉とともに。
向きを変えて。
その刹那。
光に包まれ。
闇にと溶け消えてゆく一つの機体。
「ああああ!逃げた!」
「追いかけるわよ!ルビー!」
「了解!ミメット!」
初めてあったときから、なぜか初対面のような気がしなかった。
しかも。
まったくの赤の他人というのに。
そっくりでもあった彼女達。
意気投合し・・。
そして、チームを組んだのは。
自然の成り行き。
そういっても過言でないであろう。
銀河連邦機関。
その組織はもはや、この宇宙全体が。
その組織に所属して。
提携を取っている今の現状。
すでに。
この宇宙全ての星星ともいえる、銀河の数々。
大銀河。
その全てを把握している彼女達が勤めている組織は。
今や、公式な治安維持者として。
その地位を確立しているのに他ならない。
そんな組織の中でも。
治安部署に所属している、彼女達。
一般に銀河警察と呼ばれている存在。
「ルビー!私達も追いかけましょう!」
「了解!進路変換!ワープ!」
ここまで来て、逃すわけにはいかない。
何しろ、銀河指名手配がかかっている、
銀河・・いや、宇宙全てで悪事を働いている彼等を。
すでに。
他の仲間や同僚は彼等に撒かれ。
あるいは、闇に沈められ。
その被害は尋常ではない。
彼等が逃げ込んだのは、ブラックホールのその空間。
未だにその奥深くまでは。
いくら、技術が発達しようとも辿りつけていないこの現在。
だがしかし。
かつての入り口で制御不能になる。
というような、宇宙を移動するための乗り物は今はもう何処にもない。
そんな乗り物は。
逆にプレミアがついて、マニアな存在などが各自で自己所有しているというくらいのもの。
始めに見つけたのは警備隊。
だがしかし。
その仲間たちは。
すでに、一部は今現在治療をうけつつ。
そして、一部は宇宙の塵と化している。
― 逃すわけにはいかない。犠牲になった仲間たちのためにも。
まだ入隊してほんの数年。
それゆえに、何処まで追い込んで。
退くべきか。
経験があさい、ルビーとミメット。
彼女達の仲間たちは。
二人のチームのことをこう呼ぶ。
【レッド・シスターズ】―と。
それは、互いに紅い髪をしている彼女達の容姿から、付けられた呼び名ではあるが・・。
この数年で。
新人の二人の女性のチームに。
彼等の仲間たちが次々と捉えられた。
広大なるこの宇宙。
生命の発展と共に。
同じく生じてくるのは、どうしても、治安を乱す存在達。
そんな彼等を取り締まっているのは・・・他ならない連邦に所属し、そこで働いている存在達。
カチャカチャカチャ。
軽やかに、何もない空間に浮かんでいる。
光のキーボードを叩いてゆく。
その右手にキラリと光る何かが見え隠れしているが。
服の間から見える不思議な色をした・・虹の色をしたような。
いや、どちらかといえば、その見る角度によって異なるその色彩はオーロラに近いといえるかもしれない。
右手にはめているブレスレットがしゃらりと揺れる。
そして、その中指に銀色に輝く小さなリングが一つ。
金色の髪に水色の瞳。
そして。
ふと手を止める。
「レッド・シスターズ、地点9312地点にて。ホールに突入。」
事務的に。
報告を繰り出している一人の少女。
物心ついたときに。
かつてのことはすでに思い出している。
だからこそ。
ここにの就職を自分の意思で決めたのだから。
姉・・いや、ミリーが怪訝していた、この組織のとある決まりごと。
それをどうにかしたいというのが彼女・・・ミレアの思い。
ここに就職した全ての存在達は。
その裏の制度というか規則を表に出さない場所にて伝えられる。
そして。
あろうことかそれが正しいと思いこんでしまうのである。
・・・まあ。
宇宙を創りし存在が死亡したら。
この宇宙そのものもまた消失・・いや、消滅してしまうので。
何があっても、その姫・・【宇宙の姫】を命をかけて。
いや、その魂そのものが消滅しようとも、何があっても優先的に姫を守れ。
そういわれて。
・・・・誰がその言葉に反論できようか・・。
それが間違いだと。
知らしめる方法は・・。
いろいろと努力をしているのだが。
何しろ、その本質というか、事実を少しというか。
確実に捉え間違えているのだから。
その思い込みというか、一般に伝わっている、その【真実】を変えてゆくのは並大抵のことではない。
数回転生し。
こうして、ここに就職しようとも。
なかなかその基本姿勢は変わらずに。
どこかやるせない思いに駆られてしまう。
― ミリーは・・いや、ユニットはそんなことは望んでない・・というのに。
かつての姉の親友でもあった、二人の存在。
その彼女達は今。
数回の転生の果てに。
今この時代。
同じチームを組んで、ここ、連邦にと所属している今の状況。
彼女達は覚えていなくても。
ミレアはよく彼女達のことを覚えている。
彼女達のサポートをしているのは、他ならない、ミレア当人。
だからこそ。
まだ所属して間もないというのに。
彼女達の活躍は目覚しい発展を遂げているこの事実。
ごうっ。
周りから機体にかかる圧力感。
だがしかし。
ここで逃せば全て水の泡。
逃せば、また被害が広がるのは目に見えている。
「ミメット!?このまま進んだら、機体が持たないわよ!?」
すでに、ケージは赤い警告ランプが点滅している。
機体が誇れる圧力の耐久性をオーバーしている証。
それでもまだ。
目の前にいる彼等の・・犯罪者の船は、奥に、奥にと進んでいる。
「・・・・ふふ。この船に勝てるかな?」
かつて滅んだとされる空間で。
そこに残っていたすでにもう、消滅寸前ともいえる、惑星上の上に位置する衛星上で。
これを見つけたときにはかなり歓喜した
かつて、空間そのものにある物質を具現化させて。
耐久性の高い乗り物を作ろうとした惑星があったことを。
まるで御伽噺のようにそのことを聞いている。
それが事実であったのか。
そうでなかったのか。
その惑星があった銀河が滅んでしまった今では。
事実を突き止めることはできないが。
だがしかし。
彼等は見つけたのだ。
それが、伝説というか噂ではなく事実である。
ということを―。
宇宙に広がる真空の力。
そう呼ばれている、宇宙を膨張させて、形作っているその力を。
具現化・・どういう仕組みなのかは分からないが。
ともかくさせて。
形と成しているその乗り物は、彼等にとってはまさに、無敵に近い力を手に入れたも同然。
「・・・・その船、私のなんだけど?」
唐突に。
その場に。
聞こえるはずのない声が響く。
あわてて振り向けば。
そこにはいるはずのない、一人の・・・・金色の髪に青い瞳の少女が一人。
子供?どうして?こんな子供はこの船にはいないはず。
いや、先日星を襲って捉えたその星の生き物というか人間達はすでに売り払った後。
だがしかし。
そんな中に。
目を見張るこんな美少女。
としか言いようのない子供がいたとは到底思えない。
いや、いたら必ず・・。
彼等は歳、年齢関係なく、味見をしてから売り飛ばすか。
はたまた自分達の玩具にするか。
そのどちらかである。
思わずその声とその姿に。
歳のころならば、まだ十歳前後であろうか。
歳の割りに落ち着いた雰囲気。
・・・・ごくり。
その見え隠れする白い肌。
相手が子供であろうと・・関係ない。
まあ、歳からして、10か11、その程度。
だがしかし。
最近の子供は発育がいいのを物語り。
『女』としては十分に扱いが可能のように見える。
・・・いつの時代にも。
こういった生殖能力をその身に宿す男というものは悲しい存在ではある・・・。
いや、男という男が全てこんなのではないのであるが・・・。
思わず苦笑する。
そのような性質を持たせたのは・・紛れもなく自分。
だが。
心では思うが。
そのまとう気配と威圧感に押されて、彼らは一人も声を発することができない。
ちょっと留守をするのに。
そこに、おいていただけ。
まあ、それを見つけたのは、彼等は偶然であったのであるが。
それはそうであろう。
どんな攻撃も受け付けないはずである。
・・・・何しろ。
それは。
ユニットが創った乗り物であるのであるからして。
そして。
普段は普通の乗り物。
なのでこういった普通の存在にも扱うことができるそれは。
「さて。そろそろ目覚めなさいね?イルファンス?」
・・・・・・ヴン。
その場にいるはずのない少女・・。
金色の髪に青い瞳の歳のころはまだ十代程度。
その容姿は・・はっきりいってかなりの美少女。
その子供が何かをつぶやくと。
彼等が乗っていた船が。
その少女の言葉と同時に。
彼等にも確実に感じ取れるがごとくに身震いする。
『・・・・姫様?』
『・・・・・・・・・・な゛!?』
まさか、自分達が乗っていた乗り物から、いきなり声がすれば。
間違いなく、それがどんなに度胸が据わっている存在でも始めは驚くであろう。
彼等が乗っている船そのものから、聞こえてくる声。
ガラスを叩いたような澄み切った・・・。
「あのね?イルファンス?
ここの【空間を見定めしもの(イルファランスティー)】ともあろうあなたが。人なんかに使われてどうするのよ?」
苦笑がもれる。
いくら。
表では、今まで普通の乗り物を装っているとはいえ。
人の・・・・しかも何の力もない人に使われるなど。
その言葉に。
その刹那。
『ぐあっ!?』
彼等の生命を維持していたであろう。
空気・・そのものが一瞬薄くなる。
遠くなる意識の中で。
その場に。
漆黒の服を纏い黒い瞳の女性が出現するのを目の端に捉え。
彼等は全員・・。
完全にと気を失ってゆくのであった。
光と闇とその狭間。有と無と無限。過去、未来、現在。
それら全てを見定めしもの。
それが。
【空間を見定めしもの(イルファランスティー)】
完結に言えば。
彼女の力を使えばこの世界のみ、過去にも未来にも移動は可能。
まあ、ユニットがいる空間そのものが。
そんなものに捉われない・・というか、時間というものも。
ユニットが創り出した束縛という名前の枷に他ならないのであるからして。
一度はユニットにとっては情けないことに。
ここに生きている存在の手で彼女は滅びを迎えるハメと相成った。
それゆえに・・・。
ユニットは。
この場所を消滅させるか否か。
というつもりでこの世界にやってきたのであるが。
だが。
この空間が存続したのは・・・他ならない。
気まぐれと・・・そして。
純粋なる願いをもっていた存在がいたからこそ。
視界に入るのは。
いきなり追いかけていたその機体が。
一瞬、見間違いでも何でもなく。
いきなり・・・飛び跳ねた。
そういう表現がぴったりであろう。
そして。
ぴたりと。
自分達の機体にかかっていた重圧が、一瞬のうちにと掻き消える。
『・・・・・え?』
とまどうそんな彼女達の視野の先にあるモニターに。
ドォン!!!
自分達の所にまで響いてくる何かの爆発の音と。
そして。
揺れ動く機体。
みれば。
今まで自分達が追いかけていた機体の一部が、爆発、炎上していたりする。
「大変!」
たとえそれが、どんなに悪人でも生命の救助が第一。
それを基本に携えている彼女達の組織。
それをみて。
あわてて、船を繰り出して。
彼等の救助にと向かってゆく。
にっこりと笑うと同時に。
どういうわけか。
彼等の船の中・・しかも、コックピット、その中心に黒い渦が巻き上がり。
そこから伸びる黒い稲妻と嵐。
何が何だかわからない。
しかし、その嵐の影響からか。
どうにか『酸素』が確保できた彼等は。
ばらばらにと目を覚ましてゆく。
目を覚まさないほうが、幸せということもあるのだと。
その事実を身をもって知るのは。
その直後にも近しいこと。
爆発を続け、炎上している機体の中。
ルビーとミメットがみたのは。
そこに。
おそらく、自力で隠れたのであろう。
・・・・事実はかなぁり異なるが。
コックピットの下に位置する空間の中。
狭い場所の中にある水晶の中。
一人入り込んで震えている少女の姿。
・・・・なぜか。
コックピットにいたこの船の乗組員。
彼女達が追っていた犯罪者達は全て気を失い・・。
髪の毛を全員真っ白にし。
まだ意思があるものも、意味不明なことをいってつぶやいていたりする。
「・・・・・一体?」
なぜか。
そのコントロール・ルーム。
そこが嵐にでもあったかのごとくに、かなり荒れているのが見てとれるが。
ふと。
この船の中枢たる、操縦室に足を向けると。
そこにうずくまる一人の女の子。
歳のころならば、おそらく十四か五歳くらいであろうか。
肩より少し伸ばしてある漆黒の黒い髪に、そのストレートの髪を前で二つに分けて。
長くたらしている、黒い瞳をもっている少女。
なぜか。
しくしくと泣いているのがかななぁり気にはなるが。
おそらく。
この船を操っていた彼等に攫われたどこかの惑星の少女であろう。
そう判断し。
服などがなぜかこげているように見えるのは。
おそらくは爆発の余韻を受けたため。
そう判断し。
「・・・・ルビー!ここにも生存者がいたわよぉ!」
「こっちの女の子も生きてるわよ!」
どんな状況においても。
被害者の保護。
それが何よりも最優先。
水晶から女の子を取り出すと。
ゆっくりとしばらくしてその目を開く。
その目は・・・深いまでに青い瞳。
「名前、何ていうの?」
「ミリアム=フィラ=ユニット。」
ルビーの問いかけに。
済んだまるで鈴を転がしたようなかわいらしい声で。
答えてくる金色の髪に青い瞳の少女に。
「・・・あなた・・・名前は?」
「私は・・・・・。イルファンス。」
ミメットの問いかけに答えているイルファンス。
二人を連れて、連邦に戻り。
そして。
今新たな物語が、ここに。
始まろうとしていることを。
誰もが気付いてすらもいないのであった。
「きゃぁvミリアム姉様が戻ってきてるv」
一人。
そのあてがわれた私室にて。
どういった手段を用いたのか。
自分が面倒をみるという条件で・・。
ユニットとともに生活する権利を得ているミレアの姿が。
彼等が連邦に戻ってしばらく後に、見受けられているのであった。
ここに新たな物語が・・始まってゆく・・・。
-ミリアム=フィラ偏終了vー
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あとがきもどき:
薫:よっし!!!!終わりぃぃぃぃぃ!!!!
長かったよぉぉぉ!!!!!(こらまて!)
姫:で?私がまったく!活躍してないのは?
どういう意味なのかしらねぇ?ん♡
薫:・・・・・ぎくっ!(滝汗)
ま・・・・そこはそれ・・(冷や汗)
って・・・・その手のロッドはぁぁぁぁ!!!
―バシュ・・・。
姫:ええと。どこかに消滅してしまった薫さんは放っておいて。
この私が主人公の話しのはずなのに!
私がまったく!活躍してないのは!
どういうわけなの!?
こんなのは許せないわよねぇ♡
ふふ。
根性いれて、この後の話しかまたは前の話し。
打ち込んでもらうから、そのつもりでいてね♡
それでは、薫さんの文章力では。
まったく意味のないこんな理解不能な小説に。
お付き合いくれてありがとねv
・・・・かなり私のエピソード・・・薫さんは省いているし・・・。
それでは、まったね♡