ようやくの終わりですvv
意味のないような小説でも・・・・。
頭の中完結を文章にするのは・・難しい・・・・。
やっぱ、一人称をかきなれているからかなぁ・・(こらまて!)
ではではvついにラストv
といいつつ、繋がるような終わり方なのは・・・。
つっこまないでください!それではvv


     虹雫の涙 ~エピローグ~     ~回復&転校生~


「・・・・・あら?快斗君?」
すでに疲れたのか。
泣きはらした目で出迎える女性の姿。
「・・・・・叔母さん?華南は?」
「・・・今、先生が・・。」
うっ。
そういいつつ、目頭を抑える。
すでに、病院でも手が打てないと宣言され。
もっても、あと・・・余命半年。
そういわれれば。
ようやく授かったかわいい娘。
その六歳になる誕生日。
そのおめでたい日にと発病し。
病院からまさに死の宣告を受けた、一人娘。
水島家の一人娘であり。
そして。
快斗の家の近所の住人でもある。
「・・・・・見舞いいい?」
そういう快斗の言葉に。
こくんとうなづく。
「・・・・どうして・・・・あの子が・・。」
そうつぶやく母親の願いは。
病気になった我が子をもつ母親が誰でも願うこと。

―ガチャリ。
「よう!華南、調子はどうだ?」
部屋を入り、明るく振舞う。
「あ!快斗兄ちゃん!」
少女は、以前最後に出会った数週間前よりも顔色も悪く。
心なしかやせている。
― 確実に。病気が少女の幼い命を蝕んでいる証拠である。
「ほら、お見舞い。」
そういって。
ポン!
ベットにと横たわる、長かったその髪も病気の検査にて、短く切られ。
それでも、笑顔を絶やさないくりっとした大きな瞳の女の子。
その目の前で、手をくるりと回して。
その手にと、音とともに。
白いタキシードを着ている人形を取り出す。
「わぁ!キッド人形だぁ!ありがとう!お兄ちゃん!」
それを受け取り、笑顔を見せる少女に。
「どういたしまして。いい子にしてたら、きっとよくなるよ。もしかしたら、キッドが華南の病気を盗みにくるかもよ?」
そういって。
くしゃり。
髪をなでる。
「本当!?本当にキッドくるの!?」
「さあな。俺はキッドじゃないし。でも怪盗キッドに盗めないものなんてないよ。それがたとえ病気でもね。」
そういってウィンク一つ。
「うん!」
そういって、今貰った人形を抱きしめる。
病気で臥せっている少女を元気付けるべく。
少女の部屋にてマジックを見せて。
しばしの時を過ごす。
「おっと、俺そろそろ帰らないと。じゃあな。華南、早くよくなるんだぞ?」
「うん!ありがとう!お兄ちゃん!」
元気よく手を振る華南。

― バタン。
「・・・・快斗君、ありがとう・・。」
目頭を押さえる。
「・・・叔母さん、きっといいことがありますよ。」
そういって。
「それじゃ、俺はこれで!」
その水島家をあとにする。

「わぁぃvキッド人形だ・・・・あれ?何か・・ある?」
喜びつつも、今もらったばかりの人形をかかげ、喜びにあふれているこの華南。
ふと、キッド人形の懐に、何か紙切れのようなものが入っているのに気付き。
それを取り出す。

ポン!

それに触れると。
軽やかに音がして。
パラパラパラ・・・。
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!♡」
目をきらきらさせる華南という名前の少女。
音と共に。
様々な種類の花が、天井よりベットにと降り注いでくる。
そして。
ハラリ・・・・。
何か小さな紙切れが、華南の手の中にと舞い降りてくる。

― 拝啓:小さなレディさま。
  今晩レディの病気を盗みに参ります。怪盗キッド ー

そのハートのトランブの後ろに書かれている文字。
「お・・・・お母さぁぁぁぁん!!」
歓喜の声を含んで。
華南は母親を呼んでいた。



その人形が快斗から貰ったものだと聞いて。
華南を元気付けるための仕組みだと両親はそう思い、警察には届けていない。
それでも。
キッドがくるというのを信じて。
うきうきと喜んでいる娘の姿のほうがうれしく思う。
― 助からない命ならば、短い期間の中で。せめて、親として、できるだけのことはしてやりたい ―。
それが親たる当然の願い。
― それがたとえ、偽りだったとしても。



さわさわさわ・・・。
夜空に風が心地よい。
満月の光が、子供部屋を照らしてゆく。
「・・・・・いつ来るのかなぁ♡)」
ぎゅっと、キッド人形を握り締め。
窓を閉めようという両親の意見も無視して、窓を開けたまま夜を迎えている華南。

バサリ。
やがて。
満月を背に。
一つの影が子供部屋の窓辺にと躍り出る。
ぱさり。
その白いマントが風にとなびく。
白いシルクハットが月明かりに照らされる。
「怪盗、キッド、予告通りに参上!」
「うわぁぁ!本物だぁぁ!」
目を輝かせる華南。
『・・・・嘘!?』
だが、月明かりの逆光で、その顔は見えない。
思わず叫ぶ水島夫妻。
「おっと、ご両親には眠っていてもらいましょうか?」
いって。
ポン!
その言葉と同時に。
ベットの横にと座っていた父と母の胸に、花が出現し。
その花の香りを吸い込んだとたん。
『・・・・・ぐぅ・・・・。』
そのまま、花に含まれている睡眠香で眠りにつく華南の両親。
「わぁぃ!わぁぃ!キッド本物っ・・・ゴホゴホゴホッ!」
あまりの興奮にベットから起き上がろうとする華南だが。
そのまま、咳き込み。
そして。
・・・・ゴブッ。
咳と同時に少し血を吐いてゆく。
「おっと。大丈夫かい?小さなレディ?いいものをあげよう。」
いって。
ポン!
そんな華南の目の前で。
手をくるりと回す。
すると。
「わぁぁぁ!華南の好きなジュースだぁ!」
トロピカルジュース。
その色彩が華南の大好物。
ちなみに、組み合わせによって、いろいろと味が変るのも、このジュースの特徴。
「はい。これを小さなレディに上げよう。」
そういって。
ふわふわと。
その虹色にと輝く液体が入っているグラスを、華南の前にと浮かせて、運んでゆくキッド。
「わぁぃ!ありがとう!キッド!」
ずっと興奮気味で喉が渇いていた華南はそれを受け取り。
「いっただきまぁす♡」
こくこくこく。
「・・・・あれ?何かこれ・・すっごく・・甘くて・・おいしい・・・・。・・・あれ?華南・・・何か・・・。」
ふら。
一瞬眠気が襲ってくる。
「華南ちゃん。確かに病気は貰っていくよ?今度は元気になって俺を応援してね?」
グラスを飲み干して。
こくりと船をこぎ始める華南の姿を確認して。
パサリ。
マントを翻して。
そのまま。
「それでは!」
ポン!
音と共に、姿をかき消すキッド。
あとには。
キッドが姿を消したそのあとには。
鳥の白い羽が残るのみ。
「・・・・何か・・・・華南・・ねむ・・・い・・・・。」
こて。

グラスを飲み干してからしばらくして。
そのまま。
ベットにと倒れこみ。
眠りに入る華南の姿。


―ガチャリ。
ふわ。
完全に寝たのを確認し。
華南にと布団が掛けられてゆく。
そして、その横で眠っている両親にも。
ハラリ。
スペードのカードをそこにおき。
「・・・・・これで大丈夫のはず・・・・。」
使い方は聞いている。
目的を込めて願い、対象者に飲ませればいい・・・と。
華南に手渡したあのジュースの中には、あの王国で貰った雫が混入されている。
それがどんな効果をもたらすのか、不安ではあるが。
だが、確実にいえることは。
― これで、華南は助かる。
ということ。


玄関から入り、玄関から外に出てゆく。
そして、空にかかる満月をみる。
明日は今日と違う日が訪れることを期待して―。




「う・・・・ううん・・・。」
あら?
一体いつの間に私・・・寝たのかしら?
背中に掛けられている布団も気にはなるが。
それよりも。
ベットにすやすやと眠っている娘の姿。
その枕元に。

―  確かに頂戴いたしました。怪盗キッド ―

そう書かれているスペードのトランブが一枚。
「う・・・ううん、よく寝たって・・あれ?いつの間に朝!?お母さん!?キッドは!?」
きょろきょろと辺りを見回す。
そしてふと。
「・・・・・あれ?何か体が・・かるい?」
いつも目覚めたとき、起き上がれないくらい体がだるくて重かった昨日までとは、信じられないくらいに軽く。
そのまま、勢いよく、飛び上がる。
「・・・・・あれ?ねえ!お母さん!華南、何か体が軽いよ!?」
ぴょんぴょん。
ベットの上で飛び跳ねる娘の姿をみて。
「か・・・華南!?そんなに激しく運動したらだめ!」
あわてる華南の母親の姿。





「・・・・・・・・・これは!!?」
家庭に毎日のようにと診察に来ている病院の先生が、華南を診察し思わず驚愕の声を上げる。
「・・・・先生?」
その声に不安の色をにじませる。
「・・・・これは・・詳しく検査をしてみないと・・。何ともいえませんが・・。
   ・・・・昨日まで見られていた症状が・・全て完治してます。お母さん。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
しばし、その言葉の意味を捉えかね。
「あのね!昨夜ね!キッドが華南の病気を盗みにきたのよ!ほら!」
そういって。
キッドが出した予告状と完結状をみせている華南。
「・・・・ともかく、精密検査、よろしいですかな?」
「・・・・は・・・・はい。」



検査の結果。
完全に。
華南の病気は跡形もなく掻き消えていた。
「き・・・・・奇跡だ!!!!!」
ばたばたばたた!
その検査を得て。
にわかにざわめきたつ医師たちの姿が、そこにはみうけられてゆく。


「・・・・華南ちゃん?昨夜、何があったのかな?」
優しく問いかけて。


キッドから、何か液体を貰ってそれを飲んだ。
という事実が判明し。
華南の胃の中も検査してみるが。
そこには。
何の痕跡も残ってはいないのであった。



その症状は。
記録に残る、四十年前と、まったく同じ―・・・・・・・。



記録にはこうあった。
― 虹色にと輝く液体を飲んだ翌日。嘘のように患部は、瞬く間に掻き消えて、痕跡も残さない ―
と。
伝説とされていた、唯一の完治の条例に。
まったく当てはまるものであった。




「すっごぉぃ!キッドって!本当に華南の病気、盗んでいっちゃった!ね!お母さん!お父さん!」
元気よく飛び跳ねる娘をみつつ。
「そうね。」
それが事実かどうかは不明だが。
娘が助かったことに、天にと感謝をしつつ。
「じゃあ、華南も、キッドに何かお返ししないとね?病気を盗んでもらって元気になったんだから。」
そういって娘の顔をのぞきこむ。
すると。
少し顔を曇らせて。
「・・・・ねえ?お母さん?キッド・・大丈夫かなぁ?華南の病気・・・・盗んで?今度はキッドが病気になってないかな?」
そういって心配している華南。
「大丈夫よ。」
ぽんぽんと。
そんな娘の頭をなでつつ。
帰路にと着いてゆく。



「ええええ!?本当!?快斗!?」
ガタン!
勢いよく席を立ち上がる青子。
「だぁ!嘘いってどうするんだよ!?華南の病気は完治!そう叔母さんから今朝聞いた!」
本当は聞いてないが。
「よかったぁ!ね!快斗!今日華南ちゃんのところにいきましょ!」
「へいへい・・・。」
そういいつつも。
目的を達せられて。
満足な笑みを浮かべている快斗の姿が、その日の教室で見られていた。

懐に残った雫の残り。
― これを大切に使おうと心に決めつつ。



キィィン、コォォン、カァァァァン、コォォォン・・・・。
バタタタタ!
いつもの通りに。
チャイムが鳴り終わる直前に。
騒いでいた生徒たちが、ばたばたと席にとついてゆく。
どうして、先生達が新一が出てこないのに、何もいわないのか。
新一からの説明で理解ができた蘭は、ただ、ぼーと外を眺めている。
やはり、心配するなといわれても。
そんな危険な組織に関っていると知った以上は。
やはり、気にはなるわけで・・・・。
ガララ・・。
そんな思いを抱きつつ。
ぼんやりと外を眺めていると。
教室の入り口の扉が開く音。
カツン。
入り口から響くハイヒールの音。
恒例の朝の日常が。
今ここに始まりを得始めようとしているのが誰でもわかる。
が。
「はいはい。皆さん、席について!」
トントントン。
クラス名簿を机にとたたきつけて。
ぐるりと生徒を見回す蘭たちの学校のその所属するクラスの担任。
そして。
「今日は、点呼を取るまえに、転校生を紹介する!入ってきなさい!」
そういって。
入り口にと話しかける。
「・・・・はい。」
軽やかなまでの澄んだ声が教室にと響く。
サラ・・・。
その長い艶やかな黒髪が歩くたびにたなびく。
『・・・・すげぇ!?』
『・・・・・・・・・・・・・』
声を荒げる男子生徒に。
その姿に思わず見惚れる女性徒の姿。
― カラン・・。
思わず握っていたシャープベンを机の上にと落とす蘭。
ブレザー姿にきちんとネクタイを締め。
この帝丹高校の制服にと身を包み。
いつもその髪を止めているリボンは、大人しく青にと変えて。
見たことなどないが。
一目で、理解する蘭。
艶やかな綺麗なさらさらの髪を後ろでポニーテールにし。
その髪を青いリボンで喋々結びで止めて。
白いまでのその肌に。
そして。
まるで音を立てないような厳粛さが。
その周りにと気配が満ちている。
こつん。
そのまま、入り口の扉から入り。
教台の横にと立つ。
身長は、百五十と少しくらい。
静かにうつむいたその表情。
「今日から、このクラスに転校してくることになった。」
そういう担任の言葉に続いて。
「・・・・・始めまして。宇空菫です。どうぞよろしく♡」
にっこりと。
うつむいた顔をあげ。
その透き通るまでの青い瞳を開く。
『か・・・・かわいいい!』
どっ!
しばしの静寂のあとに。
クラス全員の声が完全にと一致してゆく。
「す・・・・菫ちゃん!?」
ガタン!
思わず席を立ち上がる蘭。
「あ!蘭さんvこんにちわ♡」
にっこりと蘭にと手を振るその動作の一つ一つが、まるで信じられないくらいに決まっている。
「うん?何だ?毛利、知り合いか?なら、ちょうどいい。宇空さんは、毛利の後ろに。」
「はい。」
すたすたすた。
まるで体重を感じさせないようにと、歩くその姿に思わず全員が溜息。
歩くたびにその長い黒い髪がたなびく。
まるで空気が清浄化されているような感覚に感がいい生徒たちは陥るが。
「これからよろしく♡蘭さん♡」
にっこりいって、カタン。
と席につく。
「ど・・・・どういうことよぉ!?」
「それは、後でね♡」
混乱する蘭をそのままに。
「はいはい!それでは、点呼を始める!」
そういって、朝のホームルームが始まってゆく。


ザワリ。
あっという間に人だかり。
「何処から来たの!?」
「彼氏いる!?」
「住まいは!?」
その言葉に、ただただにっこりと微笑むだけ。
「両親は?」
その一人の言葉に。
「あら、私には、両親は始めからいませんから♡」
そのスミレの言葉に。
シィィィィン・・・・・。
全員が静まり返る。
聞いてはいけないことを聞いてしまったというような表情をして。
「何処の出身?」
さらなる質問に。
にっこりと。
「とりあえず、【今】籍を置いているのは、ミドガルド王国よ♡」
そのとりあえずというのが気にはなるが・・・。
その言葉に。
全員ただ首をかしげていた。
「あー。はいはい。そんなに一気に質問攻めにしたら。
  かわいそーでしょ?ほら、一時間目は英語よ?全員予習してきてるの?」
助け船を出している園子。
『ああ!しまった!ジョディ先生いきなりあてるんだった!』
そんな園子の言葉に。
ばたばたと。
あわてて、英語の本を取り出して。
予習にといそしむクラスメートたち。
「・・・・それで?菫ちゃん・・よね?・・・・・姿・・・・変えられるの?」
半ば呆然と。
蘭が知っている菫の姿は十歳程度のその姿。
いわゆる子供のその姿。
だが、今目の前にいるのは。
自分たちとまったく同じ年頃の少女。
しかも、はっきりいって、賭けなしの美少女といっても過言ではない。
黒く艶やかな黒髪。
ぱっちりした大きな青い瞳。
そのまとう雰囲気は近寄りがたい雰囲気を醸し出してはいるが・・・。
「あら、これは、結構誰でも簡単にできるのよ♡」
にっこりと言い切る。
「・・・・・・できないと思うけど・・・・。」
蘭のつぶやきは。
そのまま、風にと溶け消えた。


協力を頼むその代わりに。
蘭の身辺保護を。
面白そうだから。
という理由で率先して引き受けている菫であるのだが。
そのことを知っているのは。
― セレーネのみ・・・・・。


蘭と新一のクラスに新たに転校生がやってきて。
情勢は、今。
新たな局面を迎えているのであるが。
そのことに気付いているのは。
当の菫本人だけであった。





「さあ!しばらくこの世界で遊ぶわよvv」
一人、うきうきとしてそう言っている菫であるが・・。
まさか、この当人が。
この宇宙の闇の部分を占めているあの真空そのものの空間。
つまりは原初の海たる混沌を作り出している存在などとは・・・・。
誰も・・・そう、ミドガルド王国の人々以外・・。
誰も知りえない事実ではある―・・・・・・・。

                                          終わり♪

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    あとがき:
         薫:・・・・・何げに完全に乱入しております・・・菫ちゃん・・・(汗)
           お願いですから・・・こっちでも無茶しないでくださいね・・・・。
           かなり問題になりますよ・・。
           あちらの世界ならいざ知らず・・(それも問題です!)
         姫:あらvどういう意味かしら(はあと)
         薫:・・・・ぎゃ!?
           そ・・それでは、こんな意味のない小説にお付き合いいただきまして!
         姫:どうもありがとうね(はあと)
            それで?今の言葉の意味は、何なのかなぁ?薫?(はあと)
         薫:す・・・すいませぇぇぇぇん!(涙)
         姫:・・・・私が活躍してないし・・・・。
         薫:・・・・・(そろりと逃げるのは諦めて・・・・遺書を書きだしている・・・)
         姫:というわけでvえいvv


      ドゴガァァァァン!!!



         姫:・・・・何かすっきりしないわねぇ・・・。
           そだvどこかの世界にでも乱入してきましょv
           それでは、ここまでお付き合いいただきました、
           全ての人達に感謝を込めて(はあと)
           混沌の涙を送りますv
           それではv



      (そ・・・それは・・触れたら・・消滅・・・・うぐっ・・・・・。)


       シュン・・・・。

       あっという間に菫の姿が掻き消えて・・・。
       後には薫がいたその場所に黒い空間が広がるのみ・・・・・・。
 


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