こんにちわ♪
またまたパロディ。
今回は?
ふふふふ(こらまて!)映画ののりで考えている一つのパロディ。
小学館。名探偵コナンから(かなりまて!)
ではでは♪

姫:で?何本、打ち込み途中でまたふやしているの?
薫:・・・・ぎっくぅぅぅぅ(汗)
姫:他のを打ち込むのだったら、早く私のミリアム偏。 打ち込みなさい!!
薫:しくしくしく(汗)す・・すいません・・・(涙)

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               虹雫の涙          〜プロローグ〜




「・・・残念ですが・・。」
医者が首を振る。
横に。
「そ・・そんな!何とかならないんですか!?」
まだ若い母親が医者に詰め寄る。
すがるように。
懇願するように。
「・・・我々も手の施しようが・・。」
ぎりっ。
歯ぎしりをする医者。
彼とて、見殺しにはしたくはない。
・・・だが。
「・・・・あの子の病気は・・この病気は・・・・。まだ研究途中なんです・・。」
ニ〜三百人に一人いるかいないかという特殊な病気。
治療方法など、いまだに発見されているはずもなく。
それでいて、研究を重ねようにも。
そのメカニズムすら不明であるその病気。
医者たちの中では、すでにこの病気は伝説に近しいものがある。
というのも。
感染経路も不明。
かろうじて、人がもつ、【何らかの遺伝子に関りがあるのでは?】と推測されているのみ。
「何とか・・何とかならないんですか!!?」
すでに母親の声は悲鳴に近い。

子供は無理だ。
といわれていた。
そんな中で、授かったわが子。
六つの誕生日に。
いきなり、体の不調を訴えて。
救急車で病院に担ぎ込まれ。
そして、いろいろと病院をたらいまわしにされて、いきついたこの病院での、担当医からのこの言葉。
すこやかに、確かに、何の異常もなく、健康に育っていたのに。
担当医から語られた言葉は。
まさに死亡宣告に他ならない。

「叔母さん、しっかり。」
近所に住んでいる男の子が、その母親を支えている。
父親は子供に付きっきりで側にいてあげている。
今は安らかにねむっているわが子に。
彼・・近所に住んでいる彼にとって、自分をよく慕っていてくれた女の子である。
そして、大の、怪盗キットのファンでもあるその女の子。
彼・・快斗にとっては妹のような存在である。
「どうして・・どうしてあの子がぁぁ!」
そのまま、崩れるようになき始める母親。
「しっかりしてください。叔母さん。」
快斗の幼馴染の女の子がそんな母親を慰めている。
彼女にとっても、その子は妹のような存在であるからして。

うわぁぁ・・・。
そのまま、胸にすがるようにして泣いている少女の母親をみつつ。
快斗が口を開く。
「ちょっといいですか?」
少し疑問があったのだ。
どこの病院でも、この子の病状がわからない。
専門ではないから、ほかにまわしてみる。
といって、まわされていた病院の中で。
ここ、医師会病院でのみ、ようやくその症状が判明し。
しかもそれがまだ不治の病とされている病気の一種である。
そう今、医師は宣告したのだ。
どうして、ここで、その病気だと断言できるのか。
それが少し疑問に思えたのであるからして。

「何か?」
医師が外をみていたのを振り返る。
「珍しい病気だっていうのに・・。どうして、分かったんですか?
   以前に、この病気にかかった人がいたんですか?
   分かったってことは、初めてではないですよね?発見されたのは?」
快斗の当然の疑問に。
「ええ。いました。この日本に。最近・・といっても、四十年前に。」
医師がいう。
いって、ようやく蝉のなきわめいている外をみる。
「・・・その子は?」
当然の疑問であろう。
前例があったからこそ。
女の子の病気が判明したのだから。
前例があった。
ということは、その人がかぎになるとも限らない。
「― その子は・・助かりました。奇跡的に。」
その医者の言葉に。
ないていた母親や、快斗達が目を見開く。
「その子の両親が、伝説でしかない。とされている、国にいき。そこで何らかの力を借りたようです。」
「・・・・伝説の国?」
母親がとまどいつつ顔を上げる。
もしかしたら、助かるかもしれない。
あの子は。
そんなかすかな希望を抱いて。
真っ赤に目を腫らしながら。
「ええ。何でも、そこには、すべての病を治す、何かがある。
   ― ま、伝説ですけどね。
   ― でも、実際に、その力を得て、昔。四十年前にこの病気にかかった、女の子は、助かったらしいです。
  ま、真意のほどは定かではないですけどね。」
苦笑する医師。
すべてを治す。
そんなことが可能なのか。
幼い命に対して、何もできない無力感。
それゆえか。
昔から、語り継がれている医師たちの間での伝説。
そして、それに符号するかのようなことが、実際に四十年前に起こった。
それゆえに、希望をもたせたかったのかもしれない。
その唯一の事例を述べたのは。
「― その国って?」
快斗の言葉に。
「― それは・・・・・。」


医師から、その国の名前が挙げられる。


タイム・リミットは。
もう、あまりない・・・・・・・。
この病気は。
確実に、発病したものの、命を奪ってゆくのだから・・・・。



                                      −第1話へー

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    ちなみに。
    快等キッド(快斗)、コナン(新一)蘭、哀、阿笠博士(だったよな?漢字は?)
    などと。
    当然・・・すみれちゃん・・(汗)
    ちなみに、本気でこれ、
    映画ののりです・・はい(まてこら!)
    では・・・・・・。



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