こんにちわ♪いきます♪オリジナル第二段!!
これぞ本当のオリジナル!?
ちなみに。はい。姫もだぁれも出てきません!(まて!)
・・まあ、名前だけはすみれちゃん・・でますけどね・・(まてまて!)
それでは!!
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蒼き水晶の歌姫 ~プロローグ~
暗闇に浮かぶ、蒼い水晶の珠。
いや、珠といえるのか。
だが、暗闇にぽっかりと存在しているその珠は。
まるで、暗い空間に浮かんでいる蒼い水晶。
水晶に引き寄せられるように、入り込んでゆくと、視界に広がる真っ青な海。
真っ白い雲の端々から見えている蒼いまでの海と。
緑ゆかたな、大地。
さらに、何かに引かれるように、下降してゆく。
視界に見え始める、小さな大陸。
さらに近づいてゆくと。
その一角に。
まるで、白い雲に覆われている一角。
いや、雲ではない。
何か、霧のような・・。
しかもその一角にのみ、ずっと留まっている。
衛星写真でも、目で見ない限り。
それは映りこまない、不思議な雲。
そんな、不思議な雲に覆われているその下に。
伝説と化している不思議な町が存在するのは。
昔からの言い伝え―。
― 東の果てに、蓬莱という不思議なところがあるのよ ―
―そこは、永遠に幸せが訪れるという―
大陸は変われども、名前を変えて噂にのぼる、その発祥地・・・・。
見上げれば、満天の星空。
空気がかなり澄んで、すがすがしい夜。
シュン・・・・。
しずかに、流れ星の音までもが聞こえてくるほどに。
静寂な夜。
ふと、何かに呼ばれたように、彼女は目を覚ました。
かたん。
カーディガンを羽織り、家の外にでる。
真っ暗な真夜中。
月明かりが、満月のために、青白くその辺りを照らし。
明りなしでも、足元がくっくりと見える。
道の端の花々も。草木も。
さくっ。
まるで、何かに呼び寄せられるように。
彼女は、家からでて進みだす。
リィリィリィ・・・・・・。
虫の声が響き渡る夜の出来事。
薄い紫いろのカーディガンが。
それでも、肌寒いというほどでもなく。
風に羽織っているだけなので、ひらひらとなびく。
肩までかかる漆黒の黒い髪も。
一本一本が風にたなびき。
それでも、まるで、何かに呼び寄せられるように。
歳のころなら、二十歳前後。
つい最近。
といっても、一年ほどまえに。
結婚したばかりの、新妻である彼女。
まるで、何かに呼ばれるように。
月明かりに照らされた夜の道を。
一人で、静かに歩いてゆく。
さわさわさわ・・・・。
木々が風になでられ歌を歌っている。
しかし、怖いとかそういうことは、まったくといっていいほどに感じない。
やがて。
「あら?ここ・・・・。」
ふと。
女性は、自分が、町にとって、神聖な場所。
聖なる森に足を踏み入れているのに気づく。
町ぐるみで、守っている聖なる森。
この森に入ることができるのは、ごくごく限られた人々と。
そして、お祭りのとき。
普段は入ろうにも、絶対に入り込めないように、不可思議な力が働いているのか。
普通なら森の入り口にすら入ることなどできない。
だが、今、彼女はその森の入り口に佇んでいた。
「・・・何?」
ぽう・・・・。
前方に泡い光。
まるで、呼ばれるように、その光を求めて。
さくっ。
彼女は一歩を踏み出してゆく。
さわさわさわさわ・・・・。
そよそよそよ・・・・・。
まるで、いざなうように、進むごとに、木々がそよそよと揺らめいてゆく。
「不思議・・・。」
不思議に思いつつ。
しかし、何か確証があり。
彼女は、さくさくと森の奥へと進んで行く。
周りには、時期はずれの蛍の群れ。
いや、蛍ではない、光の小さな群れ。
まるで、光の洪水。
幻想的なまでのその風景。
まるで、夢をみる心地で。
彼女は、ゆっくりと、何かに吸い寄せられるように。
やがて。
森の奥深くの。
少し開けた場所へとたどり着いていた。
ぎゃあ・・・・・・・・。
「??何か・・・。」
何か前の方から声がする。
たしかに。
耳をすます。
ぎゃぁ・・・ホギャァ・・・・・・。
確かに、声が聞こえてくる。
「・・・・赤ちゃん?・・・・ま・・・さ・・・か?」
この場所で。
赤ん坊。
それは、この町に住むものならば、何を意味するのかは、誰もが知っている。
予感がすれども、どんどん進むごとに泣き声は大きくなってゆく。
やがて。
「う・・・・そ・・・・・・・・。」
彼女の視界の先に。
薄い蒼い色の布の上に。
森の中心近くにあるその社の前に。
月明かりに照らされて。
その影がより明るく浮かび上がっている。
おそるおそる近づいてゆく。
まるで、道を譲るかのように、周りに漂っている光の群れが。
自分に道をあけ、その一箇所に導いてゆく。
「・・・・私を・・・・呼んだのですか??」
そっと。
その側に膝をつく。
「キャキャキャ!」
小さなもみじの手。
透き通るまでの、蒼い瞳。
この森で。
赤ん坊がいる、というのは、一つの理由しかない。
それは・・・・・・。
そっと手を伸ばす。
ぎゅ
小さな手が彼女の手をつかむ。
そっと。
小さな体を抱き上げる。
小さな温もりが伝わってくる。
布の上に、かるく薄い蒼い布のみをまとっているそれは。
間違いなく、人間の赤ん坊。
聖なる森で。
社の前で。
赤ん坊がいる理由など・・・。
この町では、一つしかない。
「・・・・私が・・選ばれたの?」
すこし、認められたのがうれしくて。
そっと赤ん坊の手を握る。
「あの人が知ったら・・驚くわね。」
くすくすくす。
少し意地の悪い笑みを浮かべつつ。
彼女は、赤ん坊の下に引いてあった布と。
掛けてあった布を手に取り。
赤ん坊を抱きかかえる。
その直後。
あれほど漂っていた光の虫が。
解け消えるように掻き消えてゆく・・・・・。
「呼んでいたのは・・・貴女だったんですね。」
手の中でいつのまにか眠った赤ん坊をみて。
彼女は微笑んでいた。
「私達が?!」
それは、確かに。
おどろくべきこと。
確かに、自分達の所には、まだ子供はいない。
いないが・・・・・。
妻が連れ帰った赤ん坊をみて。
夫は、かなり驚愕する。
「と・・とにかく!!会議を!!」
カラァァァァン・・・・。
カラァァァァァン・・・・・。
カララァァァァァァン・・・・・・・。
とある出来事があったときのにのみ。
鳴り響く、鐘の音が。
街中を駆け巡ってゆく・・・・・・。
「何年ぶりかしら・・・・。」
よよっ。
泣き崩れる年配の女性。
「生きてるうちにお目にかかれるとは・・。」
年配の人々は、こぞって泣いている。
「まさか、自分達の代で、経験するとは♡」
いいつつも、町の人達全員が喜んでいるのが一目同然。
「大任だけど、頑張ってね。岡村夫妻。」
ぽん。
肩に手を置かれた。
若い夫婦は。
こくん。
と大きくうなづいてゆく。
町の人々、全員参加の会議。
会議というか話し合い。
これが行われるのは・・・・。
一つの理由しかない。
「さぁて!今回も忙しくなるぞ!」
「役所が一番大変だからねぇ。それなりの作業、お願いね。」
いつものことながら。
しかし、前にあったときには。
こんなに役所の仕組は、ややこしくなかったらしいが。
「まあ・・書類の偽造は・・こっちでやるから。」
いつものこと。
いつもの作業。
彼女のことを・・知られるわけにはいかないのだ。
だから、本当の子供のように、届出を町ぐるみで届けるのである。
この町はそのためにある・・といっても、過言ではないのだから。
やがて。
森の中で、拾われた女の子は。
岡村家の本当の実子扱いとなり。
名前も。
岡村由香子。
と。
役所から全てにわたって。
滞りなく手続きが終了していた。
やがて、年月は、滞りなく経過してゆく・・・・・・・・・。
-第一話へ―
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あとがき:
エル:・・・で?何、スレイヤーズ、打ち込まないで、オリジナル?
姫:しかも、私の話でもなく?タイニーを?
薫:しくしくしく・・・・・・。
とりあえず・・・気分ってやつですか?(まてぃ!)
姫:しかも、書き殴りの百物語に参加しつつ打ち込んでるし・・・・・。
薫:この時期の楽しみだからいいんです!!(どきっぱり!)
ちなみに、これ・・完全無欠のオリジナルです!!!
姫:・・・まあ、私の世界の中なんだけど・・・。
薫:ああああ!!!!!(汗)
ま・・まあそーですが・・(汗)
しかし、姫様・・すみれちゃん・・でないです・・・・。
はい・・・・・・。
主人公は。岡村由香子。彼女です。
しかし・・彼女は??ふふふふふ・・・・・・。
姫:ばればれだって♡
薫:しくしくしく・・・・・。
エル:しかも、これ、多分、分かる人には、分かるわよ?
薫:・・いいんです・・・・。
どうせ、これ考えたのはあれの影響ですし・・・・。
姫:しかし、よくまあ、昔の話を修正して打ち込む気になるわよね♡
薫:・・それスミレちゃんの話しもなんですが??(汗)
何しろ、すみれちゃんの話・・小学一年から持ってるし・・・・。
姫:そこは、それ♡
薫:・・・・・・・・・・・。
ま・・・・ともかく。
はちゃめちゃなオリジですが。
奇特な人は視てやってくださいな・・・(汗)
ではでは・・・・・・・・・。
姫:じゃ、第一話でね♪
さってと♪私の話しと、スレイヤーズの話♪
打ち込みなさいねvv
薫:・・・どっひぃぃぃ!!!!!!
大鎌が数兆単位で回りを飛び交い薫を追いかてゆく・・・・・・。
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