うーん・・・ スミレちゃん一人称だと・・・・相手の考えとかの表現がちと何かなぁ・・・ やっぱ客観的視点がいいかな?みゅう・・・
メモリアル・トライ 〜再会?〜
ドォン! 「どこにその力があるんだ!?」 彼らの言葉でそんな会話を投げかけている侵略者たち。 当然、地球人にはその言葉の意味はわかるはずもない。 ましてや。 彼らが何を狙っているのかなどは。 「緊急ニュースを申し上げます。ただいま入りました情報によりますと。 世界各国において、突如として未確認飛行物体が出現し、 われら人類に攻撃を仕掛けてきている模様です。繰り返します! ただいま入ったニュースによりますと!」 ひっきりなしにともれる臨時ニュース。 それは、ここ地球上における日本だけでなく。 世界のいたるところで見受けられ。 そして、それはここ、日本においても同じことがいえ。 今まさに。 私たちの目の前にて繰り広げられているのがまさに。 未確認飛行物体より出現した、彼らでいうところのいわゆる『宇宙人』そんな存在の手により。 あたりがちょこっと破壊されていっている今のこの現状。 「…これ…確か…」 数日前の夢を思い出す。 確か、あのときは。 山がひかって… 目の前で繰り広げられている光景をみて。 思わず数日前の夢のことを思い出し何やらつぶやいている美奈子ちゃんの姿があったりするし。 数日前の夢にて。 この結末、彼女知ってるからねぇ。 彼女、夢で一部の未来を予知する能力もってるし。 予知、というのはその出来事を回避するためにも役立てられる。 彼女の場合は詳しいことまではわからないがゆえに、 周りがそのことを聞いて判断するしかない程度の能力だけど。 でもこの能力でも、とある人間の女性が目をつけてるのよねぇ。 超能力だっていって。 最近は、あまりとやかくいってないけど。 ま、幼馴染である男性が死に掛けてからあまり前ほどとやかくいわなくなった。 というのもあるんだけど、それはそれ。 そんなことを思いつつ。 隠れているビルの窓より。 彼女の兄が通っている高校がある山にと視線を向ける美奈子ちゃん。 彼女が山にと視線をむけたそんな中。
瞬間、山がほのかに光り。 当然、誰も気づいてないにしろ。 ちょうど同時刻、その山の中のとある洞窟の中において。
「ダグ・ベース!起動!」 ヴッン! 今まで一時期封印されていたそれが。 再び起動を開始してゆく。 そして。 カチャカチャカチャ。 ピッ。 この機体を動かすのはいわば精神エネルギー。 ゆえに、精神を集中させ、この装置を起動させてゆく一人の女性…ルナの姿がそこにあったり。 彼女の声と支持に従い。 この機体の中にと封じれていた各種の機体が再び。 自分たちを必要とすべき場所にと、そしてまた。 それらの機体にとっては相棒ともいえる存在のいる場所にとそのまま無人にて発進してゆく。
「あれは!?」 「まさか・・・そんな!?」 「あれは!!」 各自、それぞれに、先日のとある事件。 それより何があるのかわからない、というので。 家や、そしてまた、その身にととある装置をその身にまとい。 とりあえずブロテクターをしている状態で、簡単にいえばほぼ生身。 その状態でちょっとした山ほどある巨体の侵略ものと戦っている数名の地球人たち。 一部、地球人でない人物もいるにしろ。 「ファイアーソラトス!」 それが何だか瞬時に理解し。 少し前まで乗りまくっていたそれにと乗り込んでいる赤きブロテクターを身にまとっている人物。 この地において。 かつてのサルガッソの脱獄犯に対抗すべく、宇宙警察機構所属、ブレイブ星人より。 とある力を授けられた地球人たち。 それぞれに、それぞれの役割と能力などをもち。 少し前の事件においても、その力において、彼を救い出した。 一人の青年、炎、という名前に恥じることもなく。 すかさず反応したのは、彼らしい、といえば彼らしいこと。
「「よしっ!」」 何がどうなっているのか彼らはわかるはずもない。 わかるのは。 再び何かがこの星、地球にやってきて、自分たちの住んでいる町を破壊しようとしている。 ということ。 ならば、自分たちがすべきことは… とりあえず、知りたい、というか疑問に思うことは山とあれど。 それぞれ、懐かしい機体に乗り込み、そのまま機体とともに融合し、一体化すべく融合合体。 と一般に言われているそれを行い、各自。 救助作業とそしてまた、 攻撃を仕掛けているモノたちにとむかい向かい合ってゆく数対のロボットの姿が。
彼らが地上で戦っているそんな中。 「そこまでだ!」 地球の軌道上。 軌道上にと浮かぶとある機体に向かい、言葉を投げかけているひとつのシャトル。 それは彼でも知っている手配されているとある存在。 まあ、一応彼は警察に所属しいるがゆえに知らないとそれはそれでうそなんだけども。 「貴様!?何者だ!?」 この地球人の技術で。 簡単に、しかも自在にここ、宇宙空間に進出してくる能力はないはずである。 彼らの調査ではそう結論がなされている。 ならば、可能性とすれば… 「宇宙警察だ!観念しろ!悪党ども!」 「しゃらくせぇ!やっちまえ!」 宇宙空間、すなわち空の上と地上とで。 しばし、攻防戦が繰り広げられてゆく。 ま、その気になったこの星の「彼ら」にかなうはずもないのにねv
「…何だったんだ?あいつらは…」 「とにかく、これがある、ということは…」 戦いに慣れているのは彼らのほうが一枚上手。 何にしろ、宇宙監獄サルガッソの宇宙人。 すべてを彼らは相手取り戦闘経験してるしね。 戦闘不足経験の彼らと、短いながらもその短期間で戦闘をこなした経験をもつ彼らとでは。 その能力は一目瞭然。 ゆえに、あっさりと町を破壊していたそれらを倒し。 自分たちが今融合している機体をみつめ。 そんな会話をしている彼らたち。 「これがある、ということは、もしかすると・・・」 雷の仕業か、または… そんなことを思いつつ。 彼らはそのまま。 融合をとき、機体がやってきたであろう【アジト】にむけて。 それぞれに機体を操ってゆく。
「…何だ!?何だ?!」 空の上。 おそらくは、宇宙空間上かまたは起動上。 そこで何らかの巨大な爆発が起こったのは。 その爆発というか光の規模から推測できる。 母船である船が破壊されたのをうけ。 その遠隔操作で動いていた、あまたの世界という世界を襲っていた様々なロボットたちは。 そのままその動きをとめ。 そして、そのまま自爆した。 その光景を目の当たりにし、何が何だかわからないままに。 呆然としている世界各国の首脳や役職などにある人間たち。 唖然、としているのは彼らだけでなく一般人もまた同じことではあるのだが。 「これは……」 二年前の事件を彷彿とさせる。 あのときもまた、地球外生命によってこの地球が未曾有の危機にとさらされた。 あのとき、この星を救ってくれたのは…その正体はわからないが。 どうなら話などを具間聞いた具合によると。 どうやら日本人らしい、というのと。 まだどうやら子供らしき人物たち。 ということしか彼らはつかめてはいない。 もっとも。 自分たちの正体を彼らが隠していたからに他ならないのだけども。 予測だけは立てられる。 誰かが、攻撃を仕掛けていたロボットたちの大元をやっつけたがゆえに。 自分たちは助かったのだ、ということは。 「とにかく…今後の対策を……」 これですんだとは到底思えない。 ならば、自分たちがすべきことは…… 自体を重く見た各国の首脳やトップに立つ人物たちは。 それぞれに。 緊急用のホットラインにと手を伸ばしてゆく。 …臨時の会議の召集を話し合うために。
ようやくこのたびの本題に入れそうになってきたようね。 ふふ♪ すでに計画はできてるのよねv
「ルナ先輩!?」 「「って!?ルナ!?」」 「「ルナさん!?」」 もしかしたら。 と思いつつも。 かつてそこにあった、自分たちの基地。 そこにと集合している男性数名。 今彼らがいるのは、山海高校の私有地でもあるとある山の中。 その中にとある自然洞窟。 その中にとあるちょっとした空間。 そこに、彼らの基地の元となるとある機体がおかれている。 それは、かつて、それに乗り宇宙空間にと出向いた、彼らにとってはかけがえのないその機械。 【ダグ・ベース】これは。 彼ら、【ダグオン】となった彼らが操る様々な機体をメンテナンスするとともに。 また、それらを格納&収納することができ。 様々な場所などを監視することなども可能。 移動可能なちょっとした要塞みたいなもの。 それがあることにも驚いたが。 たしか、あのとき。 二年前、この要塞はルナの手によって異次元に封印されたはずであるからして。 「久しぶりね。みんな。」 そんな驚きの色を隠せ得ない彼らにと話しかけているルナの姿が。 しばし、その場にて見受けられてゆく。
それは、彼らがかつて。 地球を侵略しようとせんとしようとした犯罪を犯していた宇宙人たち。 それらと戦ったとき、共に戦ったかつての仲間。 二年前のあの日。確かに彼らの故郷、というか、彼らが本来所属している、 【宇宙警察機構】そこに帰っていたはずの人物。 どうして彼女…ルナがそこにいるのか。 全員が同じく疑問に思うが、だがしかし。 「ってまて!もしかしてまたどこかの監獄が囚人たちにのっとられたんじゃないだろうな!!!」 一人元気のいい、青年、その名前を大堂寺炎。 その炎(エン)という名前のごとくに熱血感にあふれた彼の叫びが。 洞窟内部にと響き渡ってゆく。
さってと。 月の使用がだめなら宇宙空間に設立するとしますかね♪ ちょっとは楽しまないとね。 ふふ♪
−続くー
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あとがきもどき: 次回、スミレちゃん一人称ではなくて客観的視点でいくのです。 理由。 スミレちゃんの大人(!?)バージョン説明。 彼女の一人称だと説明が・・・(スミレちゃん自分の容姿なんて説明しないもん・・・) 何はともあれ、んではまた次回にて。 2004年8月2日某日
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