まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

淡い、羽が舞い散る様子の壁紙探して。ようやくゲット。
ま、リンクは張ってるから、問題ないし(こらこらこら!
いや、自分で作るのは…無理ですし。はい・・・
羽は難しい…ちなみに、ビンクは、私のリモージュこと、アンジェリークのイメージですv
さて、何はともあれ。
皆様。こんにちわ。ようこそ、薫の完全無欠のオリジナルもどきの、アンジェリークメイン小説へ!
といっても。この話。二部でないと、アンジェリークは誕生しません!(おい!!!
それでもみてやろうかな?という心優しいひとのみどうぞなのです!
それでは、いっきます!

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追憶の欠片    ~ブロローグ~  

人類が、宇宙に進出して、もはや、限りない年月が経過している。
人々が、自らの住む惑星のことすらもわからなかった遥かな昔の時代とは違い。
知的生命体でもある、人類は。
さらなる、発展と、よりよい進化を求め。
その活動の域を宇宙にと広げ。
そして…今。



一体全体、どうして、【人】という種族は。
いや、人に限らず、ではあるが。
どうして、少しばかり自分たちの力がついたと思ったら。
他者を排除までして、上り詰めようとしてゆくのか。
確かに、それは、定めたこと。
だがしかし、それは、互いに互いを高めるための、定義であって。
何かを犠牲にして向上してゆく、というものではない。
だけども、それでも、また。
彼らが耳を貸さないだけで、確かにそこには、【命の鼓動】は芽吹いていることを。
争いを繰り広げる【存在】たちは…誰一人として、気づいては…いない。


だけども…

また、ひとつ。
惑星が消滅した。
その悲鳴は、私の元にまで、届いてくる。
それもそのはず。
すべての世界は、私の中にと存在している場所だからして。
簡単に言えば、私の中にと還ってきた状態。
だけども…この、想いと願いは、強烈で。
だからこそ。
私も…らしくないかもしれないけど。
だけども…その願いは…




ならば。
その願い、かなえましょう。
汝たちのその願いが、すべて共通しているからこそ。
新たな歴史は、汝らの手のうちで……






それを決意したのは。
あの出来事が私の中にいまだにしこりとなって残っているから、ともいえなくもない。
私が出向けば…それは。
いくら、力と、記憶、そして、すべてのモノを遮断しても。
私の本質が変わるわけでは、決してないから……

手出しをするのは、できれば、あまりしたくはない。
だけども。
これくらいの補佐ならば、問題はない。
それは、そこにある、生命たちの願いでもあるがゆえに。
その願いをかなえるのもまた…すべてを生み出したものでもある、私の役目。

願いは、いつの時代でも、またいつの場所でも純粋で、混じりがなく。
それでいて、混じることなき純粋な想い。
時間と空間、そんなものは、私には関係ない。といえばそれまで。
時間、という定義も空間、という定義もまた、私が【創り出し、設定した】ものであるがゆえ。
それでも。
いくつもの世界が生まれゆき、滅び行く様を眺めても。
願いは…常にいつも、そこにあるから……


ゴォォォォウ。
暗い、空間に、音が鳴り響く。
宇宙空間では音はしない、といっていたのはいつの存在だったか。
それすらも、もはや、遥かなる昔の時代(こと)。
今、宇宙とはいえ、そこにある物質などの連鎖反応や組織などの解明も進み。
それゆえに。
いまだに彼らにとって未知の力があることを。
宇宙空間にと進出した【生命体】たちはそのことを知っている。
まず、彼らが目をつけたのは。
限りある資源である、あまたの惑星に存在する【埋蔵物】ではなく。
まず、目をつけたのは。
膨大な力を誇っている、星系を形成するのには必要不可欠な、とある惑星からの力の収穫。
やがて、より、高度で純粋なる力を追い求め。
結果、彼らがたどり着いたものは。
星星がその生(命)をまっとうするときに出る、巨大なエネルギー。
そのエネルギーは並大抵のモノではない。
何しろ、新たな宇宙というか銀河などを作り出す、広大な力を秘めたエネルギー。
終わりは始まりでもある。
滅びは再生の始まり。
すべては、始まりがあり、終わりがあり、そしてまた、そこから始まってゆく。
ぐるぐるめぐる、命の輪。
だが、それは、そうなるように定めているがゆえに。
そのことに気づいている【生命(もの)】は、いまだに数は少ないけども。
それでもまだ。
自然に寿命を終えた星星のエネルギーを吸収しているうちは、まだ救いはある。
だがしかし。
時とともに、それらは。
自らの力において、それらをわざと破壊、滅ぼし、そのエネルギーを得るようになってゆけば。
それは話は別となってくる。

すでに滅んだ、というか滅ぼされた惑星や星系はいくつを数えたのか。
誰もが覚えてはいない。
それほどまでに、滅ぼされた星系の数は上っている。
それなのに。
いや、それだからこそ。というべきか。
今まで以上に混乱した情勢は、時間とともに、宇宙全体にと広がっていき始め。

やがて、それが。
星間戦争、銀河戦争。
と発展してゆくのに…そうは、時間はかからない。


どうして、【人】は争いをするのか?
どんな進化を遂げても、この争いは並み居る世界でもどこにでも起こりえること。
争いの定義をのけた世界では、さらなる発展は見られない。
どちらがいいのか…なんて、私には、決められない。
それは、そこに生きる存在たちが決める定義であるがゆえに。

だからこそ。
あなたたちの世界は、あなたたちの手で。
そこに満ちる命の願い。
それが、どんな結末を見出すのかは。
それは…あなたたちしだい。


私は、きっかけを与えて、見守るもの……



                                -第1話へー

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あとがきもどき:
薫:うにゃぁぁぁぁ!?
  スミレちゃんの独白というかポエム!?らしきものになってる!?
  ・・・・・・・・・ま、いっか(よくない!
  視点は…しいていえば、スミレちゃん、視点かなぁ?これ・・・・(汗
  何はともあれ。
  次回から、本編ですvあしからずv
  アンジェリーク誕生は、二部です!しつこいですけど!念のために!
  んではではvそれでもお付き合いくださる人のみどうぞですv


       2004年3月21日某日

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