バレンタインv
「ルンルンルンv」
こんな感じでいいかな?
いつものように、文字をいれ・・・よっし。
そうリナが思うと。
「リナー!デンワよ!」
いって、台所にやってくるリナの姉。
「あ、ごめん。姉ちゃん。今いくー!」
いって、つくったチョコをそのまま、そこにおき。
ぱたばたとデンワの元にと走ってゆくリナ。
そして、そこにおかれたチョコをみて・・・
「・・・・・・・・・・・またこの一言だけ?芸がないわねぇ・・そだv」
いって・・リナの姉であるルナはリナの『ガウリイへv』という文字に加え・・
とある一文を追加し、そのままラッピングをして箱にと入れる。
「さって、これでいい加減に二人の仲も進展するでしょうvみててガウリイ・・・気の毒だからねぇ・・・」
何しろ、二人が付き合い始めてはや五年。
リナが17のときに、リナがガウリイの思いに気づき(というか告白され)付き合い始めたこの二人。
だがしかし。
リナが18の誕生日に誕生石の指輪をプレゼントし。
―オレと一生過ごしてくれないか?
というガウリイの言葉を。
―?何いってんのよ?一生でなくて今日一日でしょ?ガウリイ、おいしいもの期待してるわよv
・・・と、そのプロボーズ気づかず・・・
さらには。
それからずっといろいろとガウリイはがんばっていたのであるが。
あまりに気づかないので。
リナが20のときに、今度はダイヤの指輪をブレゼント。
そして。
―オレのために毎日ご飯つくってくれないか?
というガウリイの言葉に。
「ガウリイ、今回はふとっぱらねぇvブレゼント二つもくれるなんてv別にいいけど?どうせ家近いしね?」
・・・・・・などと。
ものの見事にリナにプロボーズが伝わっていないガウリイ。
ゆえに・・・さすがのリナの家族、そしてまた、ガウリイの家族。
といっても、ガウリイの両親は海外の会社を経営しているので、今は祖母だけなのだが。
その祖母も、今は別の場所に住んでおり、リナの近所のガウリイの家にはガウリイのみが住んでいる。
周りが、そんなリナの態度と反応に対してのガウリイの様子に・・・哀れみと同情の視線を向けるのは・・・仕方がないことではあろうが・・・
「あ、リナ。変わりにラッピングしといたからね。」
「あ、ありがと。姉ちゃん。」
デンワ中のリナに一言いい。
ルナはそのまま部屋にと戻ってゆく。
そして。
「さってと。追加で、『あたしを・た・べ・て♡』と文字をリナのチョコにいれたしv
これで少しは進展するでしょvそのままリナ、ガウリイの家に泊まってもいいしね。
さすがにあれではガウリイが気の毒だしねぇ・・・」
などといいつつ、部屋に戻ってゆくルナの姿が見受けられていたことは・・
リナは知らない・・・
そして。
・・・リナがガウリイにそれを渡しにガウリイの家に訪れ・・・・
ルナの思惑通りになったことは・・・いうまでもないのであった(笑
「姉ちゃぁぁん!あの文字はナニなのよぉぉ!」
「あら、いいじゃないvリナ、これであんたたちも結婚ねv」
「いやぁ、めでたい。」
「よかったじゃない。リナv」
「よくなぁぁぁぁぁぁぁぃ!」
リナが家にと戻ったとき・・和やかなる親子の会話が繰り広げられてゆくのであった・・(笑
-終わりvv-
***
上記の話のポイントは、ルナ姉ちゃんの文字入れですvv
ガウリイに一言書いた紙も一緒くたに中にいれてたりv
(リナに承諾とるまで、リナを泊まらせてもいいですよvと・・笑)
ちなみに、ガウリイの祖母もガウリイに、リナちゃんに結婚の承諾とるまで、
会社やすんでいいよvと了解してたり(笑
ガウリイ、ガブルエフコンツェルの支店の社長やってます(笑
会長がガウリイの祖母で、ガウリイの両親は海外の本社を経営中v
2005年2月14日某日
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