管理人よりv
何と!相互リンク記念にいただきました!
・・・・私はまだ打ち込み一行すらしてないのに(こらこらこら!
・・・・がんばろう・・・・。
というわけで、時尾さんからいただきましたv
堪能してくださいなv



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―――――――「なあ、りな。おっきくなったら、なにになるんだ〜?」
           「んーとね、がうりのおよめさんになるの!!!」
           「ほんとか?!」
           「うんっv」――――――――



               想い出



「ねえ、兄ちゃん。なんでガウリイやルークと『友達』してんの?」
「は?」




出掛ける為に靴を履いていたあたしの兄、ゼルガディスが振り返る。
「何で今更?」
「別に理由はないけど、なんか気になっちゃって…… んで、どうして?」

兄ちゃんはやれやれという感じで答えてくれた。


「……ガウリイは幼馴染で腐れ縁。ルークはいつの間にかガウリイについてきた。これでいいか?
   もう出掛けたいんだが………」
「OK。そうよね〜愛しのアメリアとのデートだもんね、待たせたら悪いわよね〜?」
「なっなっなっ ////////」

意地悪っぽく言うと兄ちゃんがたじたじになる。
く〜!やーぱり兄ちゃんをからかうのは面白いわ!!

「…………………じゃあ、行ってく………っと、そういや、リナ。
  お前も今日、ガウリイとデートじゃないのか?早くしないと遅れるぞ。じゃあな」


ばたんっ

「なっなっなっ 誰があんなくらげとデートよー!!!単に、映画見てご飯食べに行くだけよー!!!」

照れ隠しでそうはいってるものの、一応あたしとガウリイは一般で言う『恋人同士』ってヤツだ。

「あらあら、世間一般ではそれはデートって言うのよ、リナ」
「うわきゃあああ!! か、母ちゃんいつの間に?!」

そう、あたしの横にはいつの間にか母ちゃんが立っていたのだ。
このあたしに気配を読まれずに近づくとは……! さずがは、母ちゃん!!

「いつの間にって……
かわいい息子のお見送りするのは母親として当然のことじゃない?」
「そ、そりはそうだけど…… どのあたりから聞いてたの?」
「う〜ん 『愛しのアメリアとのデートだもんね』あたりかしら?」
「あ、そうなの……」

……母ちゃん、あたしの声まねしないで。

「あら、ガウリイさん。いらっしゃい」
「お邪魔します。 よっ、リナ」
「がががガウリイ!!!」
「さ、ガウリイさん。あがってくださいな。リナ。早く用意しないといけないんじゃなくて?」
「あーーーーー!!」

あたしは慌ててあたしの部屋に駆け込む。

えーと、どれ着るんだったっけ?!
あ゛〜!! どうしよう!!!

ドタバタドタ…………

「あらあら。リナちゃんったら」
「ははは。いつも、あーなんですか?」
「いいえ。いつもなら、約束の時間の1時間以上前には用意してますわよ?」
「へえ?」

ドドドドド………

「お、おまたせ!!」
「さ、行こうか?」
「うん!」





映画館。
上映が始まる前の時間にふとガウリイが聞いてきた。
「なあ、リナ覚えてるか?」
「ん? 何を?」
「小さい時に何になりたかったか」
「んー。えーとね、玉の輿に乗ること!!」
「をひ」
ガウリイがずっこける。
「何よ? ガウリイ」
「お、おぼえてないのか?」
「だから、何を?」
「ま、映画見てからな」


ガウリイが言った時ちょうど、開始のブザーがなる。
……ガウリイの言ってた『小さい時になりたかったもの』ってなんだろ?
めずらしいな。ガウリイが小さい時のことなんて覚えてるの……
あたし、何かガウリイにインパクト与えるようなこと言ったっけ?


ちらっ
そんなことをぽーっと考えていて、ふと横目でガウリイを見てみると……………寝てるよ。
はぁああああ。
普通映画に誘っておいて、寝る?!
げしっ
とりあえず、あたしはガウリイの足を踏んで起こしておく。


「ん〜? りな〜? ……ぐう」
って、また寝るんかい!
……あう。あんまり映画、観てない…………って、もう終わりじゃないの? これ?
もう、俗に言うラストスパートって言うところまで来ていた。
もぅ。ここからでもちゃんと見よっと



結局、あまり映画も見れずに映画館を出ることになった。

「そういえば、次はどこへいくの?」
「んー? 予約してあるレストラン」
「どんなとこ?」
「来ればわかるって」

そう言うと、ガウリイは歩き始める。あたしも慌ててガウリイに付いていった。
3、4分歩いただろうか?
とある一軒のお店の前でガウリイが立ち止まる。 
そこはおしゃれな小さなお店でガウリイが言うには、料理がすっごくおいしいお店で量はもちろん、言う事なし!
だそうだ。
しかも、なんとそこはアメリアに聞いて一度行ってみたいと思っていた所なのだ!

ガウリイがこんなお店を予約するなんて……なんか気が利くぅ!!

あたしは喜んで席に座った。
注文はガウリイのおまかせにして、料理を待つ時間に例のことを聞いてみる。

「…………で、あたしがなりたかったものって一体何よ?」
「んー、本当に知りたいか? 知って怒らないか?」

ガウリイは覗きこむようにこっちを見ながら、頬をぽりょぽりょと掻く。
気のせいか、頬のあたりが少し赤い……?
うーみゅ。
なんかそんな顔をされるとあたしがガウリイをいじめてるみたいじゃない!
でも、気になる〜! あたし、いったい何を言ったのよ?!

「ほんっとーっに、怒らないか?」

ガウリイが再度確認する。
いつもは、ストレートに言ってくるクセに!!
ストレートすぎて恥ずかしいけど!す、す、す……好きとか……


「なんでじらすの?? 怒らないから、さっさと言いなさいよ」
「じゃあ、言うけど。お前さんがちっちゃいときになりたいっていってたのは……」
「言ってたのは?」
「……俺のお嫁さんだよ」

へぇ。
あたし、昔ガウリイのお嫁さんになるって言ったんだ〜

………ん? お嫁さん?
およめさんってアレよね?
一般に花嫁とかいう………

「えええええええええええ!!!!!???? うそーー!!」
「本当だよ」
「………あたし……覚えてない。」
「そりゃあ、お前さんが5、6歳のときだからなぁ……………んで、今は?」
「んー、今はねぇ………はっ! い、言わないわよっ!!」
「ほう。そう言うか………んじゃあ、毎日プロポーズするから覚悟してろよv」

爽やかな笑顔でとんでもないことをのたまうガウリイ。

「う゛ ……できればやめて欲しいな〜なんて………」
「ヤだ」
「じゃ、じゃあ、………お手柔らかにし……て?」
「却下」
「………………………ぷろぽーずって毎日言うものじゃないでしょう………」
「じゃあ、『愛の言葉』とかか?」
「そりも、や……やめて……」
「だ〜めv」
それはもう嬉しそうに一括するガウリイ。


かくして、ガウリイは宣言通り毎日どこかの某ル―クのように
「愛してるぞ、リナ」とか言ってくるのだった。
しかも、耳元で。
…………耳元だけはやめて―!!!



作者逃亡につき強制終了(笑)


                                   −終わりv−




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管理人より:
・・・・・・・・・・・(笑)
ガウリイ、ストレートですねぇ。あはははは。前世があーだったからか?(こらまてや)
しかし、ゼルが兄、ということは、ルナはいったい?(素朴な疑問・・
ゼルの上かしたにいたりして・・・・・。素敵な作品、ありがとうございますv
・・・・私もがんばって打ち込みしますので・・・・気長にまっておいてください(まて!
何はともあれv
恒例の(いらんってば!)おまけをばv



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「まあまあ、リナちゃんを?」
「ええvそろそろリナも結婚できる年齢ですしv」
おひこらまて。
にこやかに、そんな会話を母ちゃんたちを目の前にしてそんな会話をしているガウリイ。
いつもなら、そ、その、世間一般でいう、俗にいうデート…なんてした後には。
ガウリイの家にいくのが恒例なんだけど。
何か今日はいくのがこわい…というか、とにかく、ガウリイをつれて家にもどって。
一緒に夕食をとっているそんな中。
同じテーブルについているガウリイがそんなことを母ちゃんたちにいってるし…
「そうか、ガウリイもついにオレの息子かぁ。いや、めでたい。」
などと、笑いつつ、火のついていない葉巻を横において。
そんなことをいいながら、ガウリイの肩をばんばんとたたいている父ちゃん…
「ゼルちゃんはどうなの?」
「げほっ!」
そう母ちゃんにいきなり、話を振られて、
「ごほごほごほほほほっ!」
思いっきりむせこんでいるゼル兄ちゃん。
「そうだぞ?ゼル?女の子をいつまでも待たすもんじゃないぞ?
  オレなんか母さんに十のころからプロポーズして、
  すぐさま結婚できる年齢になったら、籍をいれたんだしな。おお、そうだ。
  どうせだったら、フィルさんに話して、ゼルの結婚式もリナ達と同じ式場で、というのはどうだ?」
「あら、それいいわねぇ。あなた。」
「あ、母さん、父さん、それ、私も賛成。」
勝手に盛り上がっているこの親子…
とゆーか、あたしより二つ年上のルナ姉ちゃん。
ちなみに、ゼル兄ちゃんとルナ姉ちゃんは父ちゃん譲りの黒髪だけど。
あたしは母ちゃん譲りの栗色の髪である。
「とゆーか、あたしをおいて話をすすめないでぇ!」
「って、ちょっとまって!母さん!父さん!まだオレは結婚する、とは!」
「あらvアメリアちゃんの両親はいつでもいい、といってるし。」
「そうそう、そういえば、ゼルに婿養子に来てほしい、とかいってたなぁ。よし、話を進めるか。」
「「だからぁぁ!話を当人を無視してすすめ(ないでぇぇ)(るなぁぁ)!!!」」

この日の夕食どき。
あたしとゼル兄ちゃんの叫びが、ものの見事に一致する。


結局のところ。
…あたしが卒業と同時に結婚式、という話がいつの間にか決まってるし・・・
つーか、あたしの意見はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
ちなみに。
ゼル兄ちゃんはゼル兄ちゃんで、アメリアのお父さんが経営している、セイルーン財閥。
それの秘書をしているんだけど…
結局、ゼル兄ちゃんも意見は聞き入られないままに。
…結婚式の日取り・・・決められてるし…


「…というか、どうしてこうなるのぉぉぉお!?」
この日から。
ガウリイの毎日のようなプロボーズはともかくとして。
あたしはその、ガウリイに一緒に住もう、といわれ、どうにか逃げ回る毎日を送っていたりする…
誰か、本気で何とかして…ブリーズ・・・・



・・・・・あたしが結婚式まで、実家できちんと過ごすことができたのかは・・・・
・・・きかないで・・・・おねがひ・・・・・・



                            ーおまけ終了v−

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何となく。
ガウリイがリナの両親にそのままリナをください。
といって、あっさりと了解するリナの両親に。それをあおる夫婦とルナが浮かんだり。
この家族の中で、ゼルとリナはこの夫婦とルナに勝てるはずもありません(笑
ちなみに。私の予想では。
長男、ゼルガディス。長女、ルナ。次女、リナ。こーなってます(笑
何はともあれ、駄文のおまけでしたv