こんばんわ。薫さん。
リクエストに沿えたかどうかわかりませんがお祝い小説ができました♪

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 新婚生活。

魔王と化したルークとの戦いの後。
俺たちがゼフィーリアに行ってから数週間後―
―俺たちは仲間の祝福を受けながら結婚した。



「――リイ……ガウリイ!」
「……ん…あ…ああ……」
日曜日の朝。
俺はまたリナに起こされた。

「朝食できてるわよ。あ、今新聞取ってくるから」
リナは、もうすっかり着替えなんか終わっていて、白い可愛いエプロンをかけていた。
2人で暮らすようになって、あいつの早起きには改めて驚かされてしまう。
「……いや、俺が取ってくる」
「そう?じゃ、よろしく」
そっけない返事を後ろから聞きながら。
新聞を取りに俺は玄関へ向かった。


新聞を取りに行き、戻ると、テーブルにはもう朝食がのってあり、リナがコーヒーカップを手に持って立っていた。

「はい、眠気覚ましに濃いコーヒーよ。インバース商店の折り紙つきの豆を使ってるんだから」
「ん、サンキュー」
そう言いながら俺は、コーヒーを一口すすって、リナのほうをチラリと見た。
彼女はにこにこ笑いながら、朝食のパンを食べている。
あまりにもよい食べっぷりに、俺は驚いてしばらくボケッとリナを見ていた。
いつもも俺と同じくらいの常人ではない食べっぷりだが、最近は普段よりも2~3倍は食べている。
「?なに?」
「えっ・・・い、いやっ」
目の焦点が合ってない俺に気づき、リナは不思議そうな顔で見ている。


何でもない。
そういい返そうとしたとたん。
リナは「うっ・・・」と言いながら口をおさえ、台所へと駆け込んでいった。
水道水の流れる音を聞きながら、俺はリナに、
「食いすぎもいいかげんにしろよ。いくらお前でも限度があるぞ。そのうちコロコロになったらどうする」
と、いやみ(?)を言ってみた。
もちろんリナは太ってなんかいなくて、綺麗なのだが。
けれど、リナから返ってきた返事は
「え、あ、そう・・・だね・・・」
というものだった。
いつものリナなら
『太んないわよ!これくらいしか食ってないんだから!』
とか言いそうなのに。



次の日、
リナは用事があるといって、朝早くに出かけてしまった。
しかたなく、俺はリナが用意していってくれた朝食を1人で食べ、会社へと向かう。
なんてサミシイ月曜日の朝。
やっぱりリナがいなきゃつまらない。
いったい何処へ行ったのだろう。
行き先くらい教えていってくれよ。



夜、俺が帰宅すると、リナはもう帰ってきていた。
「今日何処行ってたんだよ」
「ん、ちょっと」
そんな会話を交わしながら、俺はソファーへ腰を降ろした。

「腹減った~。飯にしようぜ」
そう言いながら制服を脱ぎ、リナに預ける。
俺は今、ゼフィーリアの王宮守備隊の職についていて、一ヶ月に1度。
永遠の女王に許可をもらって傭兵の仕事もしている。
今日は王宮の仕事だ。
リナはそれをハンガーにかけながら、じっと俺の様子を見ている。
その視線が気になって俺は
「何だ?」
と言った。

その言葉を聞いてリナは、深呼吸をした。
いったい何だというのだろう。

「ガウリイ、大事な話があるんだけど・・・」
「え・・・」
あらたまったリナの表情に、俺は一瞬ドキリとした。



リナは俺の正面に座ると、改めて話し始めた。
「あのね、ココのところ体の調子が違うなぁ・・・って思って、今日アメリアに相談しに行ったんだ。」
「・・・・」
俺は、ただ黙ってそれを聞く。
お互い、なぜか横を見て、顔を見ていない。
「いろいろアメリアが相談に乗ってくれて、あたし、助かったんだ・・・」
「・・・・」
リナはなんで俺に相談をもち掛けてくれなかったのだろう。
そう思ったら、悔しかった。
「そしたら、原因がわかったんだ・・・」 
「・・・何だったんだよ」
用件をなかなか言わないリナに、俺はとうとう口を挟んだ。


「できてたんだ・・・・」
「え・・・」
「赤ちゃん・・・」

一瞬、世界が止まった。そんな気がした。
俺は、リナの方へ向きなおす。

「・・・ホント・・・なのか・・・?」
「うんっ」

満面の笑みで、俺に笑いかけるリナ。
この日、俺はリナ以外のことで初めて心から喜べた。

そう、俺とリナに・・・家族ができるのだから・・・


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あとがき:
星野(以下H):いやー。ほのぼの(?)って難しいですねぇ。そう思わないか、ビッキー。
ビッキー(以下B):そうだよねぇ。この話もどっかの誰かからネタをもらったやつだしねえ。(じとーっと星野を見つめるビッキー)
H:あ・あはははは・・・そんなことは気にしないで。問題はリクエストにある『ほのぼの』になってるかだよ。
B:さあ?あんたは普段こういうの書かないしね。ちゃんとリクエストになってる?
H:うーん・・・リクエストに答えれているか心配ですが・・・・。何はともあれ、お誕生日おめでとうございます。
B:私からもお祝い申し上げます♪さあ、早く私の小説完成させなさいよ。まだあれ第一部(始まり)なんでしょ。
H:・・・・まあ、結構長く取っておいた題材だからなあ・・・(ふと遠い目になる)この際HPつくろうかと思ったりしたんだけど・・・・
B:まあ今、手持ちの作品じゃ品不足もいいとこよね。あなたは投稿者でいるのがいちばんいいかもよ。
H:・・・・・(なにやら深く思案中)
B:えー。しばらく動かないと思うんで私が代わりに進めます。
  いま投稿中の連載、かなり長いんで、起承転結の一部を削ってしまおうかと思ってるらしいんですよ。
  ではあの人はどこかにトリップしてしまったようなので、私が取りを。
BS:(こほん)咳払いをする。
B:では、またお会いしましょう♪


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管理人よりv

うきゃぁぁぁぁ!ありがとうございます!
メッセ(ホットメールの無料チャット)にて。誕生日と入れていたら、その日のうちに!何と頂きましたのですぅぅ!
きゃぁvきゃあvきゃぁv
早いのですv素適なのですv
それでは、星野さん、素適な小説!ありがとうございますのです!
きゃぁぁぁぁ!♡