んっふふふふふふふふふふふv
菫ちゃ・・・じゃなかった!
ミリー!覚醒のエビソードです!(まて!)
というか、就職してすぐに覚醒したんですよねvミリーちゃんv
だから、誰も気付かなかったのさ!(笑)←まて(爆!)

#####################################



         遥かなる記憶の彼方に・・


ピピ・・・・・。
部屋に小さな音が鳴り響く。
「よっし!」
繋がったのを確認し、にっこりと微笑む金色の髪の女性。
空間をつなげて、そこから一気に飛ぶ。
シュン・・。
その刹那。
今まで、確かに、遥か彼方の銀河にといたはずの女性・・ミリーは。
その一瞬のうちに。
懐かしい気配のする場所にとやってきていた。
「ミリアム姉様ぁぁぁぁ!」
だきっ!
部屋にと設置されている、ちょっとした大きさの、半球の、水晶の上にと現われた人影に抱きついている、女の子。
「こらこら、ミレア、そういつも毎回、毎回抱きつかないの?」
そういいつつも目は笑っている。
「あら、ミリー、お帰りなさい。おやつ食べる?」
「食べる!」
そろそろ、いつもの時間である。
それゆえに、すでにおやつを用意して、ミレアの部屋にとやってきているミリーの母親のマリア。
「姉様!あのね!またお話聞かせて!」
妹の髪をなでているミリーにと目をきらきらさせて、おねだりしているのは。ミリーの妹であるミレア。
あまりに、【姉に会いたい!】とせがむ妹に、通信装置を兼ねた指輪とブレスレットを渡しているものの。
やはり、【本人に会いたい!】とせがむ妹のために。
ミリーは、自分の実家と、そして、今自分が住んでいるここからは。
かなり離れた大銀河の中にとあるはずの自分の部屋との空間を、小さな半球状の水晶を出入り口にと利用して。
空間そのものを完全にとつなげているミリー。
普通、そんなことができるはずもない。
だが。
ミリーはそれをさも当然のようにとやってのけていた。
七日、もしくは十日に一度は。
必ず実家にと戻るミリーの姿がそこには見受けられているのであった。

ミレア、只今、12歳。
ミリー、22歳になる、ある日のいつもの光景。







ミリアム・・ミリーが、銀河連邦にと就職し。
しばらくが経過した、ある日。
実働部隊としても、すぐに戦力になるミリーは。
数ヶ月もしないうちに。
ベテランの隊員と並んで仕事をこなすまでにとなっている。
大概、新人は、数名のチームを組んで行動することが主流となっている。
ミリーの相手は、試験のときからチームを組んでいるミメット。
新人の割りに、検挙率などもかなり高く。
そのまま、一般の隊員にと混じって、警備などに多々と出る機会もすぐに多くなってくる。
二人が、ここに就職してから、丸一年。
今日。
二人は正式に見習いとしてでなく、一隊員として。
今から、とある銀河系の調査にと向かってゆくことが決まり。
すでに、正式に隊員となっている、ベテラン隊員の調査員などに混じり。
初めての実戦という形で、正式に作業をすることとなり。
ミメットは少し緊張しつつも。
移動するための、空母にと乗り込んで、自分がこなすべき役割を再三確認を取ってゆく。
「あ、皆さん、お茶が入りましたよ?」
こちらは対照的に、まったく緊張などせずに。
お茶くみなどをして、隊員に配っていたりするミリーの姿。
離れしている隊員でも。
さすがに、こういう調査は緊張を隠せない。

― 今から、彼女達が向かう、銀河系は。
今、まさに消滅の瞬間を迎えようとしている、銀河のなである。

それを理解しているのか、していないのか。
緊張をほぐすかのように。
にこにこと、リラックスの効果があるお茶を。
各種族別に選んで差し入れをしているミリーの姿が、彼女達の乗った空母の中で見受けられ。
そんなミリーの行動に、少なからず隊員達は緊張を解いていたりする。

「・・・・・であるからして。隊員・・・。」
窓の外に見える景色は。
確かに、渦を巻いている光の海。
だが、その光が、瞬時に掻き消えて言っているのも見てとれる。
星星が瓦解するのは、こんなに簡単なのであろうか。
誕生する時までは長い年月を得て、形を成してゆくというのに。
瓦解するときは、ほんの一瞬。
今回の任務は。
逃げ遅れた生き物たちの安全の確保と。
そして。
これからいつ起こり得ない銀河の消滅時に起きる事例の調査。
備えあれば憂いなし。
どこかの世界の言葉ではないが。
その仕組みを理解することによって。
少しでも、これからに参考にするため。
今までも、銀河の消滅時には、派遣員などを差し向けてはいる。
いるが。
さすがに、完全な情報は、集まらず。
何しろ、そのまま、滞在して調査を続行していたら。
まず間違いなく、銀河の消滅に飲みこまれ。
隊員そのものが、無と化してしまう。
その限度を見極めるのもまたかなり大変な作業なのであるが。
― 今まで、その限度を計り間違えて、無と化し、殉職した隊員たちの少なくはない。
「以上!何か、質問は!?」
それぞれのメンバーに指示が出され。
司令官が機動部隊である、隊員たちにと説明をこなしてゆく。
闇の中に浮かぶ、淡い藍色の機体。
その彼らが乗っている母船の一室で作戦会議が執り行われ。
ただ、その説明を、ミリー達を含む隊員の全てが静かにそれを聞いている。
情報不足は、即、死を意味する。



― ピッ。
手にする機械から、電子的な音が響く。
「星の膨張速度、倒壊速度、捕捉。」
片目に、透明のような橙色をしたレンズのようなものをつけ。
その中に、文字が次々にと浮かび上がる。
彼女が手にしている機械の情報が、直接映し出されて文字化されているのだ。
「こっちは、終わったわよ。」
シュー・・。
顔の周りを覆っている、透明な膜。
その膜の中に、常に酸素が送り込まれ。
すでに、もう、大気などは存在はしていない。
彼ら、肺呼吸をする種族にとって、空気のないのは、それすなわち死を意味する。
中には、精神エネルギー体だけの隊員などもいるが。
それでも、エネルギー補給がないと、弱体化するのは明らか。
動きを妨げないように。
彼ら・・・連邦で配布されている、宇宙服は殆ど通常の服と代わりがない。
ただ。
腰にとさしている、ちいさな、カブセルから。
顔を覆う薄いゼリー状のような膜の中に酸素が送り込まれている。
それは、彼女達・・ミリー達が、酸素で生を得る種族だからして。
二酸化炭素とか、窒素などで命をつなぐ種族には。
当然、その種族にあわせて配布されている、命の楔。
体は、全身を覆うような、服装で、完全にと防御されているので。
真空でも、それはあまり体に負担を掛けないのである。
普通、真空状態に投げ出されたら。
まず、体内の空気が一気に膨張し・・。
内臓が破裂し・・・そのまま、悲惨な姿に成り果てて……そのまま、宇宙の闇を漂ってゆく結末が待っている。
それは、彼ら、人という種族には全て当てはまる事実。
「・・・・時間以内に終われそう?」
顔をしかめて不安げなミリー。
彼女達、メンバー。
五人体制で、それぞれの区画を任されて調査にと当たっている。
すでに、救助メンバーに選ばれたほかの隊員たちが。
この、銀河で未だに逃げ遅れた生き物などを救助している最中。
同時進行して。
崩壊によって起こり得る事柄の調査をミリー達はしているのである。
そういいつつも、少し顔色が悪いミメット。
「・・・ミメット?」
防御服を着ているとはいえ。
周りは、真空という名前の重圧がかかっている。
慣れた隊員ですら・・・気分が悪くなったりもするのである。
こんな場所に派遣されたのが初めてならば、正式にメンバーとして活動するのも始めてる
何から何まで初めてで。
気分が悪くならないはずがない。
「・・・・はぁ・・はぁ・・はぁ。」
必要以上にミメットは息を荒くしている。
― 配布された、カプセルの空気の中身においては、あまり余裕がないというのにも関らず。
ふと、疑問に思い。
ミメットの腰の酸素残量を調べる。
「・・ちょ!あまり残ってないじゃない!というか、あまり空気を無駄にしちゃだめ!」
かなり、息切れが激しくなっているミメットは通常よりも数倍のスピードで酸素を消耗し。
この星に降ろされている、調査船から、かなり離れたこの場所で。
すでに、その戻りの酸素残量すらもあまりのこっていない。
そういいつつ。
自らの腰につけてある酸素を、ミメットの腰にと設置する。
「・・・ミリー?」
顔色も悪く問いかけてくるミメットの言葉に。
「大丈夫よ。まだ一つあるから。」
そういってウィンク一つ。
「とりあえず、一つじゃ、指定された場所。全て調べきれそうにないし?酸素カプセルを貰ってきてくれる?ミメット?」
にっこりとそう微笑まれ。
「わ・・わかったわ。」
その場にミリーが残り。
新たな酸素の入ったカプセルを受け取るべく。
 調査船にと戻ってゆくミメットの姿。



「・・・・・さて。」
ミメット・・無理しかねないし?
「とっとと、早くおわらしますか。」
そういいつつ、指定されたポイントの数値を、的確に捉え、調査してゆくミリーの姿。
星のいたるところからは、その大地が裂け。
星の内部のマグマが吹き荒れ。
しかも、地鳴りもかなり大きい。
それは、この星の寿命がもう、長くないことを物語っている。
膨張するだけ膨張し。
今は、すでに収縮のすでにその時期にと入っている、この惑星。
一気にと膨張し、就職し・・。
やがては、完全にと無にと還る。
そして、それから新たな、星星の元となる、物質がこの宇宙空間に撒き散らされてゆく。
これは、ずっと変わることなく続いているこの宇宙の仕組み。
星の声が聞こえる。
これから、母なる体内にと、還ってゆくのだ・・と。
化せられた寿命を真っ当し、満足しつつ。
還る、その瞬間を待ちわびているその声が。
「・・・・・・・・・・何か・・・・この感じ・・・。」
こういう星の声を聞くのは・・・初めてでないような気がする。
ぼんやりと、そんなことわ思いつつ。
そのまま、数値などの調査をあたっているミリー。
ミリーは気付いていない。
その腰にかけている、空気の・・酸素の残量が、もう殆ど残っていない。
ということに。
星の声に翻弄される。
還る―・・・・誰の元に?
母なる、宇宙空間そのものに?
いや・・・違う・・・それは・・・・。
その声は、この星からだけでなく。
この銀河、そのものから、いたるところから全て聞こえていたりする。
その銀河が命を終えるその声に、翻弄され、戸惑うミリー。
「・・・・・・・・・・・あ!」
ふと、気付いたら。
・・・酸素の残りはすでに、空にとなりかけていた……


ドン!!
ゴゴゴゴゴ!
激しいまでの地鳴り。
崩壊するように瓦解してゆく大地の裂け目から、そして至るところから、星の内部にあった、マグマが出現する。
ぐらり。
「何!?」
新しい、酸素を受け取っていたミメットは。
その一瞬の船のぐらつきに、思わず足を取られてこけそうにとなる。
「くっ!いけない!もう、時間が!隊員たち!全員!撤退!」
通信機を通して、隊員たちにと指示が飛んでゆく。
瓦解…つまり崩壊を始めた星のスピードは。
今までの調査と経験から、かなり早い。
そして、完全に崩壊を始めたら最後。
まずどんな種族である生き物でもそれに巻き込まれてしまう。
ということは、彼らにはよくわかっている。


「ちょっと!ミリアムさん!早く戻って!」
通信機より指示が飛ぶ。
「あと、一つで終わりますから!・・・先にいってください!」
あと、一つ。
あと一つで化せられた場所の調査は終わる。
すでに、他の隊員たちは調査船にと戻っている。
「ちょっ!ミリー!何馬鹿いってるのよ!」
通信機にて怒鳴るミメット。

そんなやり取りをしている中。
さらに大地の揺れは激しくなってゆく。

「くっ!これ以上は!発射させるわよ!」
「いってください!私、自家用の船もありますから!」
それに、いざとなったら、瞬間移動・・出来るし。
などと思いつつ。
あと一箇所残っている地点の調査にと向かうミリー。
その周りでは、すでに。
大地がはぜ割れて、辺りからマグマなどが飛び交っている。
がらがらと、崩れ落ちるかのように瓦解しては、消滅してゆく大地。

「発射!」

ドゥ・・・・・・

他の隊員は、全てもう、戻ってきている。
ただ・・・あと一人だけ。
他の隊員は、完全に調査が終えてなくても、指示を受けてすぐに戻ってきたというのに。
よくこういうことはある。
それも、新人に限って。
それで命を落とした隊員も少なくない。

後ろ髪を引かれるが。
それでも。
このまま、残れば、他の隊員たちまで巻き込んでしまう。
「本当に自家用船もってるんでしょうね!」
怒鳴る司令官。
パッチから聞こえるその通信に。
「持ってますよ。ですから、大丈夫です。」
きっぱり言い切り。
最後の調査を開始する。
・・・・・・・・ヴ・・・ジジ・・・・。
やがて、星が消滅するときに発生させる、磁場により、通信はまったく使えなくなってゆく。
いくら、自家用船を持っているとはいえ。
カプセルに入れていると過程しても。
まずタイミングを逃せば、星の壊滅にと巻き込まれてしまうのは目に見えている。
歯をかみしめつつ。
「・・・・一時、撤退!」

ヴ・・・ン・・・。

その場から、星が消滅するときの重力に捕らわれないように離れてゆく、ミリー達が乗っていた調査船。

瓦解する、星に、ミリー、一人を残し。

「・・・・ミリぃぃぃぃぃぃ!!」
窓の外に向かって叫ぶミメット。

無情にも、星はだんだんと遠ざかってゆく。


「・・・・というか、いつのまにか、空気がないんだけど・・。」
ふと。
空気がまったくないのに気づく。
でも・・・・。
普通、空気がなければ死ぬはずなのに、なぜかミリーは無事。
おそらく、たぶん無意識に酸素でも創ったかしら?などと一瞬なぜか漠然と思ったりもするが。
そんなことを思うのと、酸素がなくなっているのに気づくのとちょうど時を同じくして、最後の調査が終了する。
「よっし!終了っ!・・・って!?」
ごがっ!!!!
今まで、ミリーがいたその位置・・・つまりミリーの足元。
地面の下から、マグマが突き上げる。

ど・・・・・・・・・ウ・・・・ン!

視界の先で、完全にと消滅する、一つの惑星。
今まで彼らが調査をしていたその惑星。
「・・・・ミ・・・・ミリぃ!?」
さすがに、その光景に、その船に同乗している隊員全てが絶句する。
もし・・・脱出が遅れて・・巻き込まれていたら・・。
・・・間違いなく死んでいる。
それも、死体も何も残さずに・・・。

「・・・くっ!余韻が残ったら、ただちに向かうわよ!」
『了解!』
今だに通信機は、通じない。
星、一つ、消滅したその磁場の揺れと、物質の散乱で通信が出来ない状態にと陥っているのか・・。
・・・あるいは・・・・・・。


しかし、全員。
一末の奇跡を信じて。
その星が消滅した後の衝撃が収まるまで待ち。
・・・そこに漂っているはずの、ミリーが保有しているといっていた。
自家用船の存在を捜して・・。
しばらく後に、かつて、星のあったその場所にと向かっていっていた。





足元である真下から、マグマに突き上げられたはずである。
普通ならば死んでいる。
・・そう、普通ならば。
だが。
普通、マグマといえども、星すらも溶かすその高温の中、生きていられる人間など・・・普通いるはずもない。
星が消滅するときに発する、この温度は。
かるく、精神生命体ですら、焼き溶かすというほどの力を持っているのだから。
ゆっくりと、目を開く。
周りには、まるで、まとわりつくように、存在している、マグマの波。
・・・・・・・・そっか。
もう一度、目を閉じ。
そして、はっきりとその透き通るまでの青い瞳を開くミリー。
マグマの中で、その姿がゆらりと揺らめく。
普通なら・・一つも形など残っているはずなどないというにも関らず。
「・・・・フェアリー!」
目を開き、きっぱりと、とある一つの名前を呼んでゆく。
その刹那。
パァァァァ!
ミリーの周りを虹色に近い光が一瞬の間埋め尽くしてゆく。
それはほんの一瞬の出来事。

・・・・・今、われらは・・・・・あなたのもとに・・・・・。
声が聞こえる。
そう。
ずっと、長い永久に近い時間をずっと聞き続けていた声を。
『・・・・・ゆっくりお休みなさい。次の命となるその日まで・・。』
その青い瞳が一瞬、淡く金色にと輝く。
ふわり。
まとめていた髪をとく。
サラ・・・・。
深淵の空間でたなびく金色の髪。
周りには、星が消滅したときに発生した流星群がたむろしている。
すでに、生きている存在などいないはずの、その空間でぽつんと佇む、一人の女性。
そして。
傍らにいる、羽の生えた女の子にと声をかける。
『ご苦労様、フェアリー。』
そういってにっこりと微笑むその様子は。
今までとは断然にと異なっている。
「気にしないでください。フィラ様・・いえ、姫様。それより・・もう、いいんですか?」
にっこりとさも当然のように答える、その小さな女の子は。
ミリーがいつもファーと呼んでいたはずの、ミリーが、昔から持っている、石の精霊・・・という、そのファーに他ならない。
しかし、違うのは。
その髪の長さが、今までは、腰の辺りまでだったのが。
その体の大きさより長く。
それでいて、まとう雰囲気もまた異なる。
― そう、今のミリーのように。
くすり。
そんな『彼女』の声にクスリと笑い。
「ま。不完全に思い出さないよりは。記憶、というか、意識開放して、このままってほうが、楽だからねv」
くすくすくす。
そう笑いつつ。
どうして、真空の状態で話せるのか。
無事なのか。
かなり不思議な光景のような気がするが。
そんなことはお構いなしに。
ふと。
視線をめぐらせる。
『・・・・とりあえず、今までどおりに、オッケー?フェアリー?』
くすりと笑いつつ、その口元に人差し指を当てて、にっこり微笑み言い放つ『ミリー』に対し。
軽く微笑み。
「分かりました、姫様。仰せのままに。」
そういって、互いに顔を見合わせてクスリと笑う。
「・・・・とりあえず、事実はでっち上げとかないとねv」
パチンv
そういいつつ、ミリーが軽く指を鳴らすと。
その刹那。
その姿が、その場から掻き消えて。
後には、そこに。
白く輝く一隻の宇宙船が漂っていた。
第三者からみれば、船で爆発から逃れた・・・そう思い込ませるために……



『わっ!!!!!』
歓声がまきおこる。
あの爆発の中を無事に避難していたということに。
宇宙空間に揺らめくその一隻の船を発見し。
あわてて、回収する。


「いくら、何でも無理しすぎです!!!!!」
がみがみがみ・・・・。
数時間以上。
調査船にと救助された、ミリーの乗った船は中で、気絶してたミリーが回復するのをまって。
…事実は気絶しているフリをしているだけなのだが、当然、それに気づくものなどいるはずもなく。
ミリーの回復をまって、上司から、小言を受けているミリーの姿が平和にも見られてゆくのであった。

「・・・・・よく・・・無事で・・・。」
最後には、そういって涙をためる上司に。
「あ・・あの・・・すいませんでした。」
ぺこり。
素直にと謝りつつも。
「あ、でも、私の自家用船、・・・大銀河中枢地帯の、圧力にも耐えられますから・・・。」
さらりと。
当たり前のように、にっこりと微笑むミリー。

未だに、彼ら・・・銀河連邦における、開発組織ですら。
そんな宇宙船の開発は・・未だに発展途中でもあるのだが。
ただただ、そこには。
にっこりと微笑んでいるミリーの姿だけが。
彼女が無事であったという安心感に包まれている、隊員達と共に見受けられていた。




くすっ。
「・・・・しばらく、このままでいますかねv」
くすくすと。
今までと異なる雰囲気で、ミリーが部屋にと戻ってゆくとき笑っていたのは。
・・・・誰一人として気付いてはいなかったのであった・・・。


                              −続くー

     


#####################################

   あとがきもどき:
       薫:・・・・・ええと、とりあえず・・。
         覚醒偏の後に・・・ミレアの社会見学があるし・・・・。
         ついでに、ミレアの結婚しきもあるし・・・。
         子供誕生もあるし・・(ミレアの)・・・・。
         ・・・・もーちょっとかかるかな?(お゛い゛!)
         ちなみに。
         視点がもしかしたら・・。
         ・・・・とある箇所ではミレアに移りますので・・あしからず(かなりまて!)

         ・・・・打ち込んでたら・・・夜中の一時に・・・(汗)
         あはは(汗)
         さすがに十一時からの打ち込みは・・・十二時までには、
         間に合わなかったか・・・(当たり前です!)
         んではではぁv
        ・・・・次回。
        始めに菫ちゃんの・・・独創・・入れるかな・・(まて!)